漢方療法で痔にアプローチってどう?効果期待の漢方薬10個ご紹介!

痔を漢方薬で治せるなら…そういう切実な希望を抱いてる方は多いのではないでしょうか?できることなら手術という選択肢は最後の手段にしたいものです。そこで痔の治療に効果的な漢方薬をご紹介しつつ、痔の発症原因や予防法についてもご説明します。 

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手術したくないから漢方でなんとかしたい!

痔の症状って実際に患った方々の経験を聞くと、程度の差はあるもののとても辛いようです。恥ずかしさから自分でなんとかしようと、市販の軟膏や座薬を使ってみてもなかなか改善されず、仕方なく病院の門を叩くという方も多いのではないでしょうか?

痔の治療といえば手術で切るのでは……という印象があります。術後もドーナツ型のクッションをお供に、なんとも痛そう。ですが、実は余程重症になっている場合を除き、漢方薬で改善されることもあるのです。

そこで切らずに治したい!という方のために、痔に効果のある漢方薬をご紹介したいと思います。


薬は副作用が不安・・・というかたにおすすめ!漢方ピーチラック


痔が発症・悪化する理由

 そもそも痔はどのようなことが原因で発症し、更に悪化してしまうのでしょうか。それを知ることは、発症そのものを未然に防ぐことにも繋がります。

 肛門はとてもデリケート

一般に肛門とは、おしりの穴から直腸に向かう管状部分のうち、およそ3cmまでの区間の部位を指し、正確には肛門管といいます。

胎児の時期に腸とお尻の皮膚がつながって形成されます。腸と皮膚という2つの全く異なる構造や組織が結合した部位のため、肛門はとてもデリケートであると言われています。

肛門は便を体外に排泄するという、とても大切な働きをしています。肛門には、自己の意思で働く外肛門括約筋と、意思とは無関係の内肛門括約筋があり、この2つの括約筋が絶妙に作用することで、便が容易に漏れることのないようになっているのです。

例えば、直腸が便でいっぱいになると、大脳に排便を促す指令が出されます。この指令で便意が起こり、自然と内肛門括約筋が緩むのです。

ただし、近くにトイレが無い、排泄の時間が無いなどの便意をこらえることを余儀なくされる場合は、自己の意思で外肛門括約筋を閉じ、便意をこらえることが可能です。

肛門はデリケートであると同時に、臨機応変に働く部位なのですね。

理由1:排便の時に圧力をかけてしまう

一番多い理由は排便時の肛門への圧力で、いわゆる「いきみ」です。便秘時は便が硬く、なんとか排泄しようといきんでしまい、その硬い便で肛門が切れ「切れ痔」の原因となるのです。

また、おしりの周辺に相当の圧力がかかることから、お尻の血管が鬱血し、その状態が繰り返されるとイボができ、いわゆる「イボ痔」を発症してしまうこともあります。

そして、便秘と同じく肛門に圧力をかけてしまう原因として下痢があります。便秘の際のいきみ同様、下痢は軟便が勢いよく一気に排泄されるため、肛門に強い摩擦が生じてます。

この摩擦によって肛門に傷がつけば切れ痔になり、下痢の際に残便感の不快さから一度に排泄させようといきめば、イボ痔の原因にもなるのです。

カルナ博士
便秘にせよ下痢にせよ、いきんで肛門に圧力をかけてはいかんぞい。

理由2:血行不良

肛門部分が血行不良に陥ると鬱血し、肛門の一部が腫れて「痔核」という種の痔を発症させます。

痔という病気がこれほど多くなった理由は、人類が二足歩行になり、重力によって人間の胴体の一番下に位置する肛門に血が溜まりやすくなり、鬱血して痔を誘発しやすくなったためと言われています。

このことから、長時間の立ちっぱなしの姿勢などは、痔の予防のためにも避けた方がいいとされています。

また、長時間の座りっぱなしの姿勢も肛門に負担をかけ、血行不良の原因となります。デスクワークや運転手など、座りっぱなしでいる職業の方が痔を発症させることが多いのはこのためです。

同じ姿勢が長く続く際は、時折運動などで体を動かすようにして血行を促進させ、肛門周りを鬱血させないことが痔の予防となるでしょう。

理由3:痛いから排便を我慢してさらに悪化

既に痔の症状が出ている場合は、更に悪化させることのないよう心がけなくてはなりません。痔になると排便時に痛みが出るため、排便が怖くなり我慢してしまう方がいらっしゃるようです。

これはまさに痔を悪化させる行為です。排便を我慢してしまうと、腸の中に便が排泄されないまま溜まってしまいます。長時間腸の中に溜まった便は、通常よりも水分が少なくなり、硬くなります。

この硬い便が、更に排泄時に肛門を傷つけ痔を悪化させるという悪循環になってしまうのです。

痔の症状が出ている時の排便は苦痛だと思いますが、それ以上悪化させない為にも排便は我慢しないようにしましょう。その際、いきまないことは言うまでもありません。

痔は漢方療法の得意分野!

悪化してしまうと日常生活にも影響を与えてしまう痔。できれば手術などではない方法でスッキリと治療したいものです。

そこで漢方薬のご紹介です。実は痔は漢方薬が得意分野とする疾患の1つなのです。西洋医学が起きている症状に治療を施すのに対し、漢方は症状を起こした体質を根本から見直して改善していきます。

痔の治療においても、誘発してしまった原因そのものから改善していくというのが、漢方での痔の治療のスタンスです。

冷えや便秘による瘀血を改善

漢方では、痔の原因は肛門に「瘀血(おけつ)」があることから発症すると考えられています。瘀血とは、漢方用語で血の流れが滞ってる状態を指します。

肛門付近で瘀血が起きるのは、主に冷えや便秘などが原因とされています。西洋医学では冷えは治療の対象にはなりませんが、漢方では様々な心身の不調を引き起こす原因の1つとして捉えており、改善の対象となります。

便秘もまた、お腹の張りだけでなく、肌トラブルや肩こりなども誘発してしまう厄介な症状です。漢方では、便秘は体内のひずみが原因で起こると考えられています。

つまり、体内のバランスが崩れており、それを調整することで便秘を改善しようというのが基本です。

冷えも便秘も即効性より、その原因となる体質を改善していくことに重点を置くのが漢方による治療です。結果、痔の原因となる瘀血も改善していくことでしょう。

排便をスムーズにする

ひとくちに便秘といっても、便秘に至る原因は人により様々です。漢方では東洋医学独自の見解でその人の体質のタイプを見極め、それに合った薬が処方されます。

その処方がうまくいくと排便機能が根本から改善され、排便もスムーズになるでしょう。

例えば、体内に熱がこもりやすい体質の人はその余分な熱が体内の水分を消耗し、便が乾燥し硬くなるために排便がスムーズではなくなります。

逆に、身体が冷えやすい人は胃腸も冷えやすく働きもにぶってしまい、便が出にくくなってしまいます。こういった真逆の原因で、同じような症状を発症させることがあるのです。

漢方ならば、その人に適した根本からの改善で排便がスムーズになることが期待できます。

血液循環を改善する

漢方では全身を巡る血液の循環をよくすることも、身体全体のバランスの改善同様に重んじられています。血液の循環が悪くなることで体内の熱の巡りも悪くなり、ひいては身体の機能全般が低下すると考えられているからです。

そのため漢方薬は、血液循環の改善をよくする効果のあるものが少なくありません。それぞれの体質のタイプによって処方されるのですが、痔に限らず女性特有の生理や更年期などの不調や、肩こりなども併せて改善されることが期待されます。

まずは「乙字湯」実力派3社を比較!

では、ここからは実際に痔の治療に効果のあるといわれている漢方薬をご紹介していきます。まず、代表的なものが「乙字湯(オツジトウ)」というものです。

便秘を解消させたり、肛門周辺の血流を改善して炎症を抑えたりする働きがあり、痔の症状を改善していきます。

乙字湯には、当帰(トウキ)・甘草(カンゾウ)・紫胡(サイコ)・升麻(ショウマ)・黄芩(オウゴン)・大黄(ダイオウ)という6つの生薬が配合されています。

漢方薬は色んな会社から販売されていますが、特に私たちが耳にする漢方薬は「ピーチラック」「ツムラ」「クラシエ」ではないでしょうか。

この漢方の実力派とも言える3社の乙字湯を、それぞれ比較していきましょう。

ピーチラック乙字湯

ピーチラックは漢方生薬研究所という会社より販売されている、漢方薬ラインの名称です。ピーチラックの乙字湯は、いぼ痔、切れ痔によく効くとの定評があります。

漢方薬といえば独特の味や香りのイメージが先行されますが、ピーチラックのものはとても飲みやすく作られているそうで、購入者の高評価に繋がっているようです。

1回1包みで1日2回、朝夕の食前または食間に水か白湯で服用します。値段は1箱32包入りで3,980円(税込)です。何箱かまとめて買うとお得なようです。

  • 良い乙字湯に巡りあえました
    長年の痔を何とかしたと思い、これまでにいくつかの痔の薬を試してきました。 軟膏よりも乙字湯の方が良いと聞いたので、ある乙字湯を使っていたのですが、全然良くならず・・・。 今回試してみた漢方生薬研究所の乙字湯は、初めて良くなりそうな感じがします。 2箱使いきったころには、治っていますように!!

    乙字湯 「ピーチラック」の口コミと効能・効果

  

ゆっくりと、ただし確実に効果を実感していくような印象を受けます。服用しながら回復していく道のりを少しずつ実感していけそうです。

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 ツムラ漢方乙字湯

漢方薬で良く知られている大手メーカー「ツムラ」の乙字湯は、あまりひどくない切れ痔、いぼ痔の治療に効果があるとされています。大便が硬めで、便秘傾向にある人に向いているそうです。

1回1包を1日2回、食前に水、または白湯で服用します。値段は1箱24包入りがネットショップの場合2,200円(税込)前後で購入できます。

  • 痔に効きます
    漢方医で処方されましたが、はっきり言って痔に効きます。少し腫れてきたなぁ。という時に早めに飲むことによって悪化せずに収まってくれます。おすすめです。

    本音と口コミ.jp

  • 副作用はそれほど心配いりません
    漢方なのであまり副作用を気にする必要はないとのことですが、稀に胃の不快感や食欲不振、吐き気、腹痛、下痢といった症状があらわれてしまう人がいるそうです。いずれも強くはないそうなので、それほど心配はいらないでしょう。

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どちらかというと、割と早く効果を感じられるタイプの乙字湯のようです。稀にちょっとした副作用の症状が出るようですが、それほど強くないのであれば早めの効果を優先するのもひとつの選択かもしれません。

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 乙字湯エキス錠クラシエ

クラシエの乙字湯は肛門周辺のうっ血を改善することから、デスクワークなどの座りっぱなしの仕事をしている方に向いています。また、痔の原因のひとつである便秘を改善すべく、便通を整える効果もあります。

こちらは錠剤タイプになっており、成人では1回4錠を1日3回、食前または食間に服用します。値段は96錠入りのものが、メーカー希望小売価格で2,362円です。

  • 抜群に効きました
    知り合いが脱肛ですごく痛がっていたので、以前飲んで効果が感じられた乙字湯エキス錠クラシエを勧めてみました。乙字湯と麻杏甘石湯の併用で抜群に効いたみたいです。やっぱり痔には漢方ですね。

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  • リーズナブル
    他の乙字湯漢方薬と同じくらいの効き目を実感できます。それでいて他社の製品よりもリーズナブル。まだ使い始めて間もないですが、これからも使い続けていくつもりです。なによりも安く購入できる点がとにかく気に入っています。

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脱肛の症状にも効果抜群のようですね。リーズナブルなのは、続けて購入、服用する際には嬉しい利点です。 

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 【タイプ別】痔に効く漢方薬9つ

 痔に効果的な漢方薬は他にもあります。痔のタイプごとに適している漢方薬を9つ、ご紹介したいと思います。

便秘によるいぼ痔に「調胃承気湯(チョウイジョウキトウ)」

調胃承気湯は、大黄(ダイオウ)・甘草(カンゾウ)・芒硝(ボウショウ)の3つの生薬が配合されています。この生薬以外に乾燥硫酸ナトリウムが配合されることもあります。

いぼ痔の原因のひとつに便秘がありますが、漢方では便秘はお腹に熱が溜まったことが原因による不調と考えられています。調胃承気湯は、体内の余分な熱を冷まし、気の停滞を解消することで便秘を改善し、いぼ痔に効果があるとされています。

調胃承気湯は、比較的体力がある方に適した漢方薬です。子宮筋収縮作用があるため、妊娠中の人は服用を避けたほうがよいでしょう。

また、授乳中の方に関しても配合成分である大黄が母乳より移行し乳児が下痢を起こす可能性があるため、授乳と服用のタイミングに気を付けるか、服用時は粉ミルクにするなどの注意が必要です。

松浦漢方という会社から出ているものがあり、こちらは1回1包を1日3回食前または食間に服用します。値段は4日分12包入りで1,080円です。

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うっ血によるいぼ痔に「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」

いぼ痔の原因には便秘以外に、肛門周辺のうっ血による瘀血があります。桂枝茯苓丸は、この瘀血を改善する代表格であると言われています。桂枝(ケイシ)・茯苓(ブクリョウ)・牡丹皮(ボタンピ)・桃仁(トウニン)・芍薬(シャクヤク)の5つの生薬を配合したものです。

瘀血は痔だけでなく、女性の月経異常などの原因ともなるため、これを改善する桂枝茯苓丸は生理不順や血の道症といわれる更年期障害にも有効的な治療薬としてよく使用されます。

胃腸の虚弱な方は服用により、下痢、腹痛、嘔吐などの症状が出ることもあるようです。

日本ヘルスケアアドバイザーズ社の桂枝茯苓丸は、1回3錠を1日2回、食前または食間に服用します。1袋180錠入りで初回の1袋は40%割引で3,218円(税込)と、嬉しいサービスがあります。

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脱肛があるなら「補中益気湯(ホチュウエッキトウ)」

補中益気湯は、人参(ニンジン)・白朮(ビャクジュツ)・黄耆(オウギ)・当帰(トウキ)・陳皮(チンピ)・大棗(タイソウ)・柴胡(サイコ)・甘草(カンゾウ)・生姜(ショウキョウ)・升麻(ショウマ)という10種の生薬を配合したものです。

疲れなどで不足したエネルギーを補うことで内臓の下垂感を止めて、元気をつける効果があります。服用により、血圧の上昇や、脱力感、むくみなどの症状が出ることもあります。

クラシエの補中益気湯エキス顆粒は、1回1包を1日3回、食前または食間に服用します。24包入りで2,800円(税込)前後となっています。

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切れ痔に「麻子仁丸(マシニンガン)」

切れ痔は、硬い便が原因で排便時に肛門が切れてしまうことが原因で起こります。麻子仁丸は、腸管を刺激し便をやわらかくする作用があり、便の通りを良くします

麻子仁(マシニン)・杏仁(キョウニン)・大黄(ダイオウ)・厚朴(コウボク)・枳実(キジツ)・芍薬(シャクヤク)の6種の生薬を配合しています。

服用により、胃の不快感や食欲不振、下痢、腹痛などの症状がでることもあります。

ウチダ和漢薬の麻子仁丸は、1回量20~30錠を1日1~3回、食前または食間あるいは寝る前にと、自身の体調に合わせて服用量や回数を選びます。450錠入りで1,680円(税込)程度です。

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止血する効果がある「三黄瀉心湯 (サンオンシャシントウ)」

三黄瀉心湯は、黄芩(オウゴン)・ 黄連(オウレン)・ 大黄(ダイオウ)の3つの「黄」のつく生薬が配合されています。

炎症や充血を緩和させ、止血に効果があるといわれているため、痔出血にも使用されます。服用により、食欲不振、腹痛、下痢などの症状が出ることもあります。

クラシエの三黄瀉心湯は1回1包を1日3回、食前または食間に服用します。45包入りが割引で2,710円(税込)程度から購入できます。

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下半身の出血に強い「芎帰膠艾湯(キュウキトウガイトウ)」

芎帰膠艾湯は、川芎(センキュウ)・当帰(トウキ)・芍薬(シャクヤク)・地黄(ジオウ)・艾葉(ガイヨウ)・甘草(カンゾウ)・阿膠(アキョウ)の7つの生薬が配合されています。

特に下半身の出血を抑え、血液を補う働きをするため、痔出血のほかにも女性の不正出血などの治療に用いられます。服用により、食欲不振や下痢などの症状が出ることもあります。

一元製薬の芎帰膠艾湯は、1回4~6錠を1日3回、食間または空腹時に服用します。350錠入りで2,484円(税込)程度から購入できます。

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便が硬くなるのを防ぐ「槐角丸(カイカクガン)」

槐角丸は、槐角(カイカク)・防風(ボウフウ)・枳殻(キコク)・黄芩(オウゴン)・地楡(チユ)・当帰(トウキ)の6種の生薬が配合されたものです。

止血効果があり、便が硬くなるのを防ぐ作用もあるため、痔出血に用いられます。服用により、下痢の症状が現われることもあります。

松浦薬業の槐角丸は、1回20丸を1日3回、食間に服用します。1,000丸入りで2,680円(税込)程度から購入できます。

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弛緩性便秘に「大黄牡丹皮湯(ダイオウボタンピトウ)」

大黄牡丹皮湯は、冬瓜子(トウガシ)・桃仁(トウニン)・牡丹皮(ボタンピ)・芒硝(ボウショウ)・大黄(ダイオウ)の5つの生薬が配合されたものです。

腸の働きが低下して排便機能が衰える「弛緩性便秘」といわれる症状に効果を発揮するのが、大黄牡丹皮湯です。服用により、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢などの症状がでることもあります。

一元製薬の大黄牡丹皮湯は、1回4~6錠を1日3回、食前1時間または食間に服用します。1,000錠入りで7,560円(税込)程度で購入できます。

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塗り薬なら「紫雲膏(シウンコウ)」妊娠中もOK

漢方薬には、妊娠中は服用を止めた方がいいものも少なくありません。また、塗り薬でもステロイドを含んだものなど、妊娠中は使用を控えたほうがいいものもあります。

そこで、妊娠中でも使用出来るのが、紫雲膏という塗り薬です。紫根(しこん)・当帰(とうき)・胡麻油(ごまゆ)・蜜蝋(みつろう)・豚脂(とんし)の5つの生薬が配合されています。

抗菌作用や炎症を抑える作用があり、皮膚の損傷の治癒を促進させる働きもあるため、痔の治療にも効果を発揮します。

クラシエ紫雲膏は1日数回清潔にした患部に塗布、またはガーゼに塗布したものを貼付します。メーカー希望小売価格で14gが850円、30g入りが1,750円(いずれも税抜)です。

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購入前に薬剤師に相談するのがベター

漢方薬は比較的ゆっくりと作用し安全な薬とされていますが、なかには持病や体質、妊娠中や授乳中などの理由で服用できないものもあるため、購入には注意が必要です。

また、漢方薬はその人の体質のタイプにより、合う漢方薬を見極めて処方してこそ効果を発揮するものです。購入前に専門の薬剤師に相談して、最も自分に適した漢方薬を選択するのが症状緩和への早道と言えるでしょう。

漢方薬だけでOKではない

これまで、痔の治療に効果的な漢方薬をご紹介してきました。デリケートな部分の疾患であるため、漢方薬でひっそりと治療できるのがベストなのですが、症状が重い場合などはそうもいきません。

また、症状の改善を促したり、悪化や再発を防ぐには、これまでの習慣を正す必要もあるのです。

病院で治療が必要なケースもある

痔は放置したまま自然に治ることはありませんが、本来人間が持つ自然治癒力で症状が軽くなったり、市販の薬の使用で改善されることもあります。

ですが、痛みや出血が酷いなど、症状が悪化している際は病院での治療が必要となります。

また、直腸の粘膜の下部が肛門の外に出てしまう「脱肛」の症状がある場合は、放置して症状が悪化すると「脱腸」になってしまいます。

その他、肛門周辺に膿がたまる「肛門周囲膿瘍」や、これが慢性化した「痔ろう」は市販薬では治すことができません。恥ずかしさから受診をためらう人が多いのですが、早く受診すればそれだけ早く治すことが可能です

また、お尻部分に違和感を感じ、痔だと思っていたら実は直腸ガンだった……という例もあるそうなので、その症状が本当に痔なのかどうか、専門医の診断を受けることも大事です。

生活習慣を見直すのは大前提

痔の治療において悪化や再発を防ぐために生活習慣を見直し、原因となった点を改善することは必須です。

  • 便秘や下痢をしないよう、食生活に気を配る
  • 排便時に無理にいきまない
  • お酒やタバコなどの刺激物を取り過ぎない
  • 立ちっぱなし、座りっぱなしなどの同じ姿勢を長時間続けない
  • ストレッチなどの軽い運動を習慣づける
  • 肛門部を清潔に保つ
  • 下半身を冷やさない

これらは痔の予防にも効果的です。痔の症状がある人はもちろん、今のところ症状が無い人も心がけておくと良いでしょう。

カルナ博士
日々の心がけが大事なのじゃ!


生活に漢方を取り入れて自然な対策を

痔の治療に漢方薬が有効なことをご紹介してきましたが、漢方薬とはそもそも、症状を引き起こす体質を根本から改善するものです。

もっと身近に生活に取り入れることで、不調が重い症状や病気を引き起こすことを防いだり、健康的な身体づくりを助けてくれることでしょう。イキイキとした毎日を過ごしたいですね。


薬は副作用が不安・・・というかたにおすすめ!漢方ピーチラック


参照リンク

クラシエ漢方セラピー|乙字湯

クラシエ漢方用法推進会|痔

飯塚病院漢方診療科|011.痔:こんなときには漢方


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