【耳鳴り対策の決定版】風邪が原因の場合はツボ?薬?予防まで徹底解説

風邪の症状のひとつに耳鳴りがあります。鼻をかみすぎることによるものや耳自体の炎症等、原因は様々ですが、一体どのように対処すればよいのでしょうか。そもそも耳鳴りを引き起こさないようにするためにはどうしたらよいのでしょう。徹底解説致します。

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耳鳴りがある風邪はどうすれば治る?

風邪を引くと耳鳴りもしてくる、そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。ただでさえ熱や鼻水、のどの痛みで苦しんでいるのに耳鳴りまで起こったら堪ったものではありません。

そんなイヤな耳鳴りはなぜ起こってしまうのでしょうか。今回は耳鳴りが起きるメカニズムから、耳鳴りが起きてしまったときの対処方法まで詳しく解説致します。

日常生活のちょっとした気遣いで耳鳴りがなくなるかもしれません。耳鳴りに悩んでいる方、要チェックです。

風邪で耳鳴りが起きる3つの原因

風邪を引くと耳鳴りが起きるのはなぜでしょうか。考えられる3つの原因を見ていきましょう。

強く鼻をかみすぎてキーンと耳鳴り

耳と鼻は繋がっており、鼻のかみ方が正しくないと耳鳴りが起こります。これは鼻を強くかみすぎると耳に圧力がかかるためです。飛行機に乗って耳がボーっとしたら鼻をつまんで息を抜くのはこの圧力を利用するためです。

しかし、圧力をかけすぎると耳鳴りが発生してしまうだけでなく、場合によっては鼓膜にまで影響を及ぼしてしまうので気をつける必要があるでしょう。

耳の炎症でボーと低音の耳詰まり

風邪をひくと鼻水が出て、皆さんこの鼻水が垂れないようにすすりますよね。また、鼻をかむ際に片方ずつかまないときちんと鼻水が出てこず、奥まで入りこんでしまう可能性があります。

このように鼻水が鼻の奥から耳のほうまで入り込むことにより、鼻水に含まれた細菌・ウィルスが耳の中で炎症を起こしてしまいます。これが中耳炎です。

中耳炎が発症するとボーっと低音の耳鳴りがして耳が詰まったような感覚に陥り、場合によっては強い痛みも伴います。鼻に指やティッシュを入れることで鼻の中の粘膜が傷つき、そこから細菌が入り込んでしまう可能性もあります。

これらが鼻炎を引き起こし、中耳炎になり耳鳴りを引き起こすことがあります。

疲れで左耳や右耳だけ耳鳴り

耳鳴りの原因は風邪だけではありません。ストレスや過度の疲労によって引き起こされる自律神経の乱れによっても、耳鳴りが起こるのです。自律神経は交感神経と副交感神経という2種類の神経がうまくバランスをとることにより成り立っています。

しかし、疲れから体にストレスがかかると神経のバランスが崩れ、結果として耳鳴りという症状が出てくるのです。この場合の耳鳴りは片耳だけというケースも多くあります。

体からのSOSのサインと捉え、ストレスの原因を見つけて適切に対処しましょう。

改善の最短ルートは風邪を治すこと

風邪が起因となった耳鳴りを治すには、風邪を治すことが最短ルートです。風邪をスムーズに治すにはどうしたらよいでしょうか。

病院で薬を処方してもらう

方法のひとつとして挙げられるのが病院にかかることです。病院で医師から風邪に効果的な薬を処方してもらいましょう。風邪の諸症状を緩和させる薬を調べてみました。

PL配合顆粒

非ピリン系の総合風邪薬です。サリチル酸アミド、アセトアミノフェンという解熱鎮痛薬や、抗ヒスタミン薬、カフェインの4つの有効成分が含まれています。有効成分のひとつである抗ヒスタミン薬は鼻水やくしゃみを抑えるのに効果があります。

その他の効果としては、解熱作用や頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛みを緩和してくれます。鼻水が軽減されれば鼻をかみすぎることによって生じる耳鳴りも軽減されるでしょう。

成人の場合は1回1包を1日4回服用するよう処方されます。

セレスタミン

炎症を抑える作用をもつ薬で、アレルギー性鼻炎に効果的な薬です。鼻炎をともなう風邪の時によく処方されるでしょう。

セレスタミンには錠剤とシロップ剤の2種類があります。錠剤は成人であれば1回1~2錠を1日に1回~4回服用するよう処方されます。シロップ剤は成人の場合、1回5~10mlを1回~4回服用します。

副作用は?

紹介した風邪薬以外にも、風邪で病院を受診した際に処方される風邪薬の中には場合によっては眠たくなったり、喉が乾燥したり、耳鳴りが起きる場合があります。いかなる薬を飲む場合でも、医師の説明をしっかりと聞き、用法・容量を守って摂取しましょう。

熱が高い時は無理せず冷やす

風邪で高熱が出てしまったときは、やせ我慢はせず冷やしましょう。冷えたタオルや保冷ジェルを当てたり氷枕を敷くなどの直接的な方法がありますが、大切なのが冷やす場所です。

子供のころ、風邪を引いたときにおでこに濡れタオルを置いてもらったことがある方も多いのではないでしょうか。確かにおでこを冷やすとひんやりと気持ち良いですが、熱を下げる効果が高いのはリンパが集まる部分です。

具体的には首の回りやワキの下、太ももの付け根などです。リンパは免疫器官のひとつで体を病気から守る働きがあり、風邪の際に細菌を退治し熱を発します。

そのため、リンパの集まる部分を冷やすと効果的に熱を下げることができるでしょう。

頭痛・めまい・吐き気をツボで緩和

体には風邪の症状を緩和させるツボがあります。症状別に見ていきましょう。

頭痛めまい吐き気

名称

陽陵泉(ようりょうせん)けい脈(けいみゃく)内関(ないかん)

場所

膝を直角に曲げると膝の外側に出る骨があり、そこから膝に向けて前にたどり、少し下がったところのへこんだ部分。耳の後ろ側にあるへこんだ部分、エラの上あたり。手の内側のほぼ真ん中で、手首のシワから肘に向かって指3本分のところ。

押し方

指の腹で10回程度押し揉む。指の腹で10回程度押し揉む。
ヘアピンなどの道具を使って軽く刺激する。
指の腹で10回程度押し揉む。

ツボ押しであれば、体調が優れないときでも比較的簡単にできます。体を休めながら取り入れてみてはどうでしょうか。

風邪の予防法は健康的な生活習慣

一番良いのは風邪を引かないことではないでしょうか。簡単に取り入れられる生活習慣の工夫から風邪を予防していきましょう。

生活リズムを規則正しくする

なんとなく過ごしている毎日でも、その生活習慣が体調に大きな影響を与えます。「同じ時間に起きて朝日を浴びる」であったり「規則正しく食事をとる」といったことが風邪の予防には大切だと言われています。それはなぜでしょうか。

体の中には現実世界で時を刻む時計と同じように体内時計があります。しかし、起きる時間や食事時間が狂えばこの体内時計も狂い、時差ボケのような状態になるのです。

そのせいで夜遅くになっても眠くならなかったり、夜中に何度も目が冷めてしまいきちんと眠れなくなることが考えられます。睡眠中には成長ホルモンと言われる体内のメンテナンスを行ったり免疫力を高めるホルモンが分泌されますが、体内時計が狂えばこのホルモンの分泌が鈍ってきます。

成長ホルモンが正しく分泌されないということは、免疫力の低下に繋がり風邪を引きやすくなるのです。

カルナ博士
規則正しい時刻に起きて朝日を浴びることにより、この体内時計はリセットされるそうじゃ。これまでの生活習慣を見直せば風邪を引きにくい体が手に入れられそうじゃな。

適度に運動をして免疫力の低下を防ぐ

前述したように免疫力を高めることが風邪の予防に繋がります。免疫力の向上には適度な運動が良いと言われています。この運動で大切なのは「適量」を守ることです。運動のしすぎは体に負荷をかけすぎてしまい、免疫力の低下にも繋がりかねません。

一番良いと言われているのが、1日20分から30分のウォーキングです。うっすらと汗をかく程度のウォーキングをこまめに水分補給をしながら行うとよいでしょう。

食事は栄養バランスを意識

バランスの取れた食事は風邪予防に必要不可欠です。大切なのはタンパク質やビタミン・ミネラルです。タンパク質は基礎的な体力をつける役割を果たしてくれます。タンパク質は鶏肉や魚、豆腐や卵類に多く含まれています。

ビタミンやミネラルが風邪に良いというのは、なんとなく聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。特に粘膜を保護するパワーのあるビタミンAや白血球やリンパの働きを促進させ免疫力を高めるビタミンEは風邪予防に必須と言っても過言ではありません。

ビタミンAはレバーやチーズに多く含まれています。いくらやいわし、かぼちゃやモロヘイヤにはビタミンEが豊富です。

ひばり
うなぎにはビタミンAもEもたくさん含まれているそうよ。みんな土用の丑の日にうなぎを食べてパワーをつけるけど、これは風邪予防にも一躍かってるわけですね!

不足する栄養素はサプリで補給

毎日の食卓で栄養バランスを完璧にするのはなかなか難しいものです。そこでおすすめしたいのがサプリメントで不足しがちな栄養素を補うことです。幅広くビタミンが摂取できるマルチビタミン系のサプリを常備しておくとよいでしょう。

おすすめのサプリを紹介します。

商品名ネイチャーメイド マルチビタミン&ミネラル
販売元大塚製薬
特徴体内バランスを整えるビタミンやミネラルを手軽に摂取することができる。
成分タンパク質/ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE/カルシウム/マグネシウム
価格1,680円(税抜)/100粒、2850円(税抜)/200粒
飲み方1日2粒を目安に水と共に摂取する。
購入方法公式オンラインストア、ドラッグストア

実際にマルチビタミン&ミネラルを取り入れている人の口コミを調べてみました。

  • コストパフォーマンスは最高レベル
    30代 男性
    この商品を使い始めて5年近くになりますが、風邪や体調不良の類になることがかなり少なくなりました。体が軽くなるというよりも免疫力が上がって体調を崩しにくくなる、そんな縁の下の力持ち的な存在です。(中略)効果は高く数量も200粒というボリューム、なのに値段は安価なのでオススメですよ。

    楽天市場

 ネイチャーメイドシリーズはドラッグストアでお手頃価格で簡単に手に入れることができるサプリメントです。「気づいたら風邪を引きにくくなっている」という欠かすことのできない裏方的存在のようです。

  • 長く続けられる
    女性
    ご存じ、ネイチャーメイドのサプリ。粒は大きいですが、こちらはミネラルも取れます。一粒で済むので朝、夕、特定の時間に継続して飲むのにはこちらのほうが適しているのかなと思ってます。

    @cosme

 ビタミンだけでなく不足しがちなミネラルも一緒に摂れるのがうれしいポイントです。朝夕の2回であれば家で飲めるので長く続けられそうです。

大塚製薬 オンラインストア

耳鳴りが治らない…別の病気?

風邪から始まった耳鳴りでもなかなか治らないとなったら別の病気の存在を疑ったほうがよいかもしれません。

難聴のリスクもある慢性化膿性中耳炎

一般的に急性中耳炎などと呼ばれるのが慢性化膿性中耳炎です。私たちの耳は中耳炎の症状が悪化すると、中にある膿を出そうとして鼓膜に穴が空きます。一時的なものであれば穴は自然に閉じますが、これが慢性化するとこの穴が閉じなくなり、慢性化膿性中耳炎になります。

耳鳴りだけでなく耳から膿のようなジクジクしたものが出てきたら要注意です。穴が大きくなり炎症がひどくなると内耳という耳の神経に影響を与え、最悪の場合難聴になる可能性もあります。

病院では耳の清掃を行い、抗生剤を耳の中に入れて治療をします。症状がひどい場合は短期入院を必要とする鼓膜形成手術を行うケースもあります。

急な体重の減少後に耳管狭窄症

耳と鼻は耳管と呼ばれる管で繋がっており、人間の体はこの管を調節し外界との圧を均衡に保っています。風邪や鼻炎などにより耳管が炎症や浮腫を起こすと、調節がうまくいかなくなります。前兆として自分の声がゴーっと響いて聞こえたり、体重の急激な減少があるそうです。

症状が軽い場合は生活習慣の見直し等で改善するそうですが、ひどい場合は耳管開口部に薬剤を噴射したり、鼓膜に換気チューブを設置します。

加齢や体質も関わる耳垢塞栓

読んで字のごとく、耳垢が耳の穴を塞いでしまうのが耳垢塞栓です。耳鳴りだけでなく平衡感覚の損失が引き起こされます。耳掃除を怠っていた人だけでなく、耳掃除をしている人も掃除の仕方を間違えていると耳垢を耳の奥に押し込んでしまい、耳垢塞栓になるので注意が必要です。

プールや海水浴で耳垢に水分が含まれることで発症することもあります。病院では固まった耳垢を薬で柔らかくして取る治療を行います。

グルグルとめまいも酷いメニエール病

内耳のリンパ液が増え、水ぶくれができることで引き起こされるのがメニエール病です。ストレスや睡眠不足、気圧の変化など原因は多岐にわたります。水ぶくれを起こしている箇所により症状は様々ですが、耳鳴りやめまい、吐き気など、症状がひどいと立っていることすら辛い状態になります。

病院では耳の検査だけでなく、体のバランス検査や眼の動きを検査します。めまい止めや抗不安薬、ビタミン剤などの投薬で治療を行いますが、心的要因が大きく関わる病気のため、生活環境改善などでストレスの原因を根本的になくす必要があります。

原因がはっきりしない突発性難聴

耳鳴りや耳の閉塞感などが前兆となり、突然聞こえにくくなるのが突発性難聴の特徴です。ウィルス感染などが原因という説がありますが、明確な原因は未だ解明されていません。

病院ではステロイド系の薬を投与し、安静にすることで治療を行います。2/3は完治しないと言われており、早期発見・早期治療が重要と言われているため、怪しいと思ったら即病院にかかることが大切です。

まず風邪の治療に専念して耳鳴り改善

耳鳴りは放置することで更に症状が悪化する可能性もあります。そして耳鳴りの症状の裏に別の病気が潜んでいることもあります。

たかが風邪、たかが耳鳴りと捉えず、医療機関にかかりしっかりと原因を見極め治療に専念して耳鳴りが治るように努めましょう。

また、普段から体が風邪を引きにくくなるよう食生活やライフスタイルを見直し、日常に適度な運動を取り入れ、免疫力を高めていきましょう。

参照リスト

タケダ健康|風邪(感冒)
板谷耳鼻咽喉科|耳の病気に関する基本的なQ&A
KOMPAS|難聴、耳鳴り (hearing loss, tinnitus)


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