痔と便秘のイヤな相関関係とは!?お尻に優しい排便方法と便秘解消術

便秘が痔を発症させてしまうケースもあれば、その逆もまた珍しくありません。この密接な2つの関係を断つためには、便秘を解消して肛門の負担を軽減することが大切です。今回は便が詰まってしまう仕組みを学びながら、便通を整える方法を探っていきます。

スポンサーリンク

便秘だと痔になりやすいってホント?

便秘が痔を誘発させ、誘発された痔がさらなる便秘を呼び寄せる。この恐ろしい悪循環は、大きな口を開けて私たちが落ちてくるのを待っています。

この悪循環に陥らないカギは、便秘を解消し、肛門の負担を軽減することあるようです。では、どうして便秘が肛門の負担になるのでしょう?

今回は便秘と痔の緊密な関係を解説すると同時に、便秘と痔を繰り返えさないための便秘解消法をご紹介していきます。

便秘は痔の最大危険因子!

便秘は痔を招く大きな原因の1つだと言われています。それはいったいどうしてでしょうか。ここでは便秘によって痔が引き起こるメカニズムを解説していきます。

便が出なくていきんでうっ血ーいぼ痔に

便秘中は無理に便を排泄しようと無理にいきんだり、長時間便座に座っているなどの行動をしがちです。しかしながら、この2つの行為は肛門付近や体内の直腸付近にある細かな血管や静脈が密集している部分に負担をかけ、血流を滞らせるうっ血を起させてしまうことがあるそうです。

うっ血が起こると、付近には痔核と呼ばれるいぼに似た腫れが現れるケースがあります。そしてこの痔核が発生してしまった状態をいぼ痔と呼ぶそうです。

内痔核と外痔核の初期症状

医師によると痔核には、体内の直腸付近にできる内痔核と、体外の肛門付近にできる外痔核の2種類があるとのこと。外痔核はいぼや血豆に似た腫れと激しい痛みですぐに気づくことができますが、内痔核は体内にできるうえ、初期段階では痛みが発生しにくいため気づけない人もいるようです。

では、内痔核と外痔核の初期症状を確認してみましょう。

内痔核外痔核
肛門付近の異常なしいぼや血豆に似た痔核が発生
痛みほぼなし激しい痛みを伴うことが多い
出血排便時に出血することが多い出血はしないことが多い

これが内痔核と外痔核の初期症状です。内痔核は初期症状から第2段階目に進行すると、排便時に痔核が体外に押し出されてくるそうです。押し出されてしまった痔核は、第2段階目の内ならば何もせずとも自然に体内に戻るそうですが、症状がより進むと自然に戻ることができなくなると言います。

そのうえ、第2段階より症状が進行すると完治させるためには手術が必要になるとのことですので、初期の内に治療を開始しできるよう、排便時はトイレットペーパーや便器を確認するようにすることをおすすめします。

硬い便を出そうとして粘膜が切れるー切れ痔に

痔にはいぼ痔の他に、肛門部分がなんらかの理由によって裂けてしまった切痔と呼ばれるものが存在します。切痔は比較的女性がなりやすいタイプの痔で、多くの場合、便秘によって硬くなってしまった便の排泄や、勢いよく排泄される下痢が原因になると言われています。

切痔の特徴

肛門付近の異常
  • 肛門、もしくは肛門付近が裂ける
痛み
  • 排便時に激しい痛みを伴うことが多い
  • 排便後も痛みが続くことが多い
出血
  • 基本はトイレットペーパーに軽く付着する程度
  • 多いと便器が赤く染まることも

切痔はきちんと治療しなければ、慢性化を招いてしますそうです。けれど、きちんと傷口を完治させたとしても、便秘や下痢を繰り返していればまた同じ場所が裂け、慢性化を招く例も少なくないとのこと。生活習慣から改善し、便通を整える必要性を指摘されています。

また、早めに傷口を塞がなければ、患部に便が触れることも起こり得ます。便が患部に触れると、菌が入り込んで炎症を起こすとの報告が複数挙がっています。早急に対応するよう心掛けてください。

妊娠中は便秘・痔になりやすい

妊娠中に便秘になってしまう人は非常に多く、一説によると半数以上の人が便秘になるとされています。この原因の1つは、妊娠中に活発に分泌される黄体ホルモンにあると考えられています。

しかし、黄体ホルモンは母胎を守るために必要不可欠とまで言われる女性ホルモン。いったいどうしてこの黄体ホルモンの活性化が、便秘の要因になってしまうのでしょうか。この答えは、黄体ホルモンが持つ「腸に水分を吸収するよう働きかける特性」にあるようです。

黄体ホルモンの活性化が便秘の原因になる理由

  1. 妊娠により、母胎を守るため黄体ホルモンが活性化
  2. 黄体ホルモンが腸に水分を吸収するよう働きかける
  3. 腸がいつも以上に水分を吸収し、便から多くの水分が吸い取られる
  4. 水分が減ったことにより便が硬化
  5. 硬い便は排泄が困難なため、便秘に

黄体ホルモンが活性化するとこのような流れが起こるため、妊娠中は便秘になりやすいのだと考えられています。便秘はいぼ痔、切痔といった痔を発症させる要因ですから、可能な限り改善を目指すことがいいようです。

しかし、妊娠中に医師に無断で下剤を服用する行為は大変危険。決して行ってはいけません。医師と相談しながら食生活を改めたるなどの自然な解消を目指しましょう。

痔になると便秘になる?

便秘が痔を発症させてしまうこともあれば、痔が便秘を呼び込むこともあり得ます。医師はこれを、痔の痛みにより排便を我慢してしまうことで起こってしまう珍しくないケースだと分析しています。

痔が便秘を呼び、その便秘がまた痔を発症させる悪循環を引き起こさないよう、ここでは排便の仕組みを知り、排便を我慢する危うさを学んでいきましょう。

排便の仕組み

  1. 胃で食物が消化される
  2. 消化され液状になった食物が腸に流れてくる
  3. 腸が水分を吸収し、徐々に固形化
  4. 固形化した便が直腸を圧迫して刺激に
  5. 神経を伝って刺激が脳に伝わる
  6. 脳が排泄を促す
  7. 直腸が蠕(ぜん)動運動を行い便を押し出す

大まかな説明ですが、これが排便の仕組みだと言われています。ここで注目していただきたいのは、固形化した便が直腸を刺激することによって脳に便意が伝わり、排便が促されるということ。この仕組みこそが、痔が便秘を呼び寄せる原因になってしまうと考えられています。

痔→便秘→痔の悪循環が起きる理由

便意を我慢してしまうと、固形化した便がずっと腸に留まることになります。そうすると、腸が便の圧迫感に慣れて鈍くなり、刺激を刺激として受け取らなくなってしまい、便がずっと排泄されない状況、つまり便秘になってしまうケースが少なくないのだと言います。

このタイプの便秘は、専門用語で直腸性便秘と呼ばれています。直腸性便秘になると便が長い間腸の中にいるため、必要以上に水分を吸収されて硬くなってしまうそうです。

そうして硬くなった便は、排泄時に肛門や肛門付近にダメージを負わせるため、痔を悪化させる原因や新たな痔の原因になり得えてしまうのです。

がんの印かも!?異変に気づいたら迷わず病院へ

珍しい例ではあるそうですが、痔だと思っていたら腸のがんだったという例も報告されています。ケースによっては痔に似た出血の仕方をするので、素人判断は大変危険です。恥ずかしいとは思いますが、肛門の異変や血便に気がついたら、すぐに肛門科で診察を受けてください

肛門科の場合、時前予約を受け付けている病院も多いです。予約サービスを使えば、待合室で長時間気まずい思いをすることも減りますので、活用してみるといいでしょう。

また、異性の医師だと気恥ずかしいという場合は、クリニックのホームページを確認してみましょう。院によっては曜日や時間によって医師が変わることもありますので、よく確認することが大切です。

カルナ博士
ヒエ~!わしがすぐ痔になってしまう原因は便秘がちなせいだったんじゃな!
痔は痛いからもう嫌じゃ!いったいどうしたら便秘にならずにすむんじゃ?!
ひばり
博士が便秘になっちゃうのは、絶対に野菜不足が原因よ!お肉ばっかり食べるんだから!
でも、いい機会だから、便秘癖を改善する方法を徹底的に調べてあげる。
今回は特別サービスで痔を遠ざけるコツもリサーチしてくるから、頑張って痔を予防しましょう。もちろん、わたしもサポートするよ♪

スムーズな排便を心がけよう

続いては、痔を予防するコツと便秘を予防・改善する方法をお届けしていきます。まずは痔を予防するコツから見ていきましょう。

便意を感じたら即トイレ

痔を避けるためには、便秘にならないことが有効的な手段だと分析されています。便秘の予防は、食生活の改善や運動不足の改善などが有名ですが、医師の見解では、実は便意を感じたらすぐにトイレで排便する習慣を作ることも大変効果的な方法だとされています。

この理由は直腸性便秘の仕組みを知ることで理解できます。そこで、簡単に直腸性便秘について簡単におさらいしてみましょう。

直腸性便秘の仕組みと痔の関係

  1. 脳が排便を促すが、排便を拒み続ける
  2. 直腸が便の刺激に慣れ、鈍化する
  3. 脳に便意が伝わらず、便意が消える
  4. 直腸に便が留まり、どんどん水分が吸収されていく
  5. 便が硬化し、痔の原因に

多くの場合、直腸便秘はこのようにして起こるそうです。幸いにして便秘にまでならずとも、長い間直腸に便が留まっていると水分が吸収され便が硬くなりますので、やはり痔の原因になり得てしまうと言われています。

排泄を我慢することのデメリット

以上のことから、痔の原因である便の硬化を防ぐためには、水分が必要以上に吸い取られる前の柔らかい便の内に排泄することが肝心だと指摘されています。さらには、長期間繰り返し排泄を拒んでいると直腸の鈍化が進んでしまうため、便意に気づきにくい体になってしまうとの見解も多く見受けられます。

つまり、排泄を我慢し続けることを習慣化してしまうと、

  • 便意に鈍くなる

  ↓

  • 便の硬化を招く

  ↓

  • 便が出にくくなり、さらに便意に対して鈍くなる

  ↓

  • 便の硬化が常習化し、痔を患う可能性が上がる

という流れが生まれてしまう可能性が高まってしまうのです。この流れを断つためにも、便意を感じたらすぐにトイレに行くことを習慣化していきましょう。

いきみすぎないが長居もしない

便は無理にいきまず、ストンと排泄するのが理想です。無理にいきんでしまうと肛門に大きな負担をかけてしまい、痔の原因になり得るのだそうです。

さらに、便座に長く座る行為も肛門に負担をかけるため痔の原因になると言われています。痔を予防するためには、3分以上便座に座っていきむべきではないと忠告する医師も存在します。

このような理由から、痔を回避するためには、便意を感じてから便座に腰掛けるようにすることが推奨されています。便秘中は何度かいきんでも便が出ない場合は、1度諦めて時間を置いて再度チャレンジするのがいいようです。

便を優しくふき取ってお尻を清潔にする

医師が提唱する痔の発症予防には、排便後の処理に関するものもあります。

排便後の処理で最も良い方法はぬるま湯で肛門周辺を優しく清潔に洗い流すこととあり、これは雑菌対策を念頭においたもののようです。トイレットペーパーの処理では、肛門の皺に入り込んだ雑菌までキレイに処理しきれないケースがあり、その雑菌が肛門周辺で増殖すると炎症やかゆみが発生し、肛門への負担になると言うのです。

しかし、安易に温水洗浄トイレに頼るのも同様に危険があるとも言います。これは、温水洗浄の水圧が強すぎると、肛門への刺激になることなどが原因です。温水洗浄に頼る場合は、強すぎる水圧に用心してください。

温水洗浄トイレがない場合は、赤ちゃん用のおしりふきを活用すると肛門を清潔にすることができるそうです。ゴシゴシと擦らず、優しく丁寧に拭き取るように心がけましょう。ただし、抗菌作用のあるウェットティッシュの使用は、肛門に刺激を与えてしまうという理由で推奨されていません。

痔のために「便秘」の解消法

続いては痔の最たる原因とも言われる便秘の解消法をお届けします。

食生活の改善

便秘を解消するためには、食生活の改善が有効視されています。特に、ヨーグルトに含まれる乳酸菌や野菜に多く含まれる食物繊維の効果は高く評価されいて、これらの成分を積極的に摂ることが便意解消の近道になるようです。

食物繊維は2つある!Wの繊維で便秘を改善

便秘にいいと言われる食物繊維。この食物繊維は水に溶けやすい水溶性と水に溶けない不溶性の2つに大別され、それぞれに以下のような特性があると考えられています。

食物繊維の種類特性
水溶性食物繊維
  • 水に溶けやすい
  • 便を柔らかくする
不溶性食物繊維
  • 水には溶けない
  • 体内で水を吸収して膨張し、直腸への刺激を後押し

医師が推奨する食物繊維の摂取方法はこの2種類の食物繊維をバランスよく取り入れること。そうすることによって、水溶性食物繊維で便を軟化させ、そして不溶性食物繊維で便意を促すWの効果を得られるのだそうです。

では、2つの食物繊維はそれぞれどんな野菜に多く含まれているのでしょうか?

食物繊維の含有量が多い食品

食品(100g)水溶性食物繊維の含有量不溶性食物繊維の含有量
切り干し大根3.6g17.1g
ドライプルーン3.4g3.8g
干しシイタケ3.0g38.0g
ゴボウ2.3g3.4g
アボカド1.7g3.6g
モロヘイヤ1.3g4.6g
ほうれん草0.7g2.1g
キャベツ0.4g1.4g

これが食物繊維を豊富に含む食品です。これらの食品と一緒に乳酸菌を豊富に含むヨーグルトを摂取して、腸内環境を整えていきましょう。

痔を悪化させる食品に注意

  • 唐辛子
  • コショウ
  • ワサビ
  • その他刺激の強い香辛料
  • スパイシーな料理
  • アルコール
  • コーヒー

これらの食品は医師によって痔を悪化させる可能性を指摘されています。

香辛料は下痢を誘発することも

刺激の強い香辛料は下痢を起こしやすくする作用が見られ、下痢によって肛門及び肛門付近が刺激されて痔を誘発してしまう恐れがあるそうです。

中でも唐辛子は注意すべきだとの意見が多数挙がっています。唐辛子は体内で吸収されにくく、排便時に肛門に刺激を与えてしまうそうです。

アルコールで肛門周辺がうっ血

アルコールやコーヒーも香辛料と同じく下痢を起こしやすくする作用があると考えられています。特にアルコールの摂取に対して注意を促す医師は多いです。

アルコールへの注意が多い理由は下痢の原因になるだけでなく、大量に摂取すると肛門周辺をうっ血させる可能性が出てくることにあるようです。多くの医師が指摘していますので、便秘や痔を患っている間の飲酒には十分気をつけましょう。

朝のコップ一杯の水と朝食をとる

便秘の改善には、朝にコップ1杯分の水を飲むことがいいという話を聞きます。調べてみると、これはただの噂ではなく、医師も推奨する便秘改善法の1つでした。

朝起きてすぐに1杯の水を飲むことで腸が刺激され、蠕動運動が活発し便意が湧くのだそうです。冷たい水が良いとの意見もありますが、弱っている腸に冷水は刺激が強すぎることもあるようです。自身の体調に合わせ、水か白湯かを使い分けしましょう。

適度な運動で腹筋を鍛える

適度に身体を動かすことも便秘解消に役立つと言われています。特に腹筋が弱まると、便を押し出す力も弱くなるそうです。ですので、適度に腹筋を鍛えておくのは、便秘の予防・解消に有効的とのこと。

運動以外にマッサージも高く評価されていて、数々の便秘解消マッサージが考案されています。今回はそんな便秘解消マッサージの中から、医師からも評判のいい「の」の字マッサージの方法をご紹介します。

「の」の字マッサージのやり方

  1. 仰向けに寝る
  2. 腰の下にクッションを差し込むか、膝を90度に曲げることでお腹をリラックスさせる
  3. 人差し指から小指までの4本の指をくっつける
  4. 揃えた指をヘソ下に当てる
  5. 指に軽く力を込め、少し圧をかけながら「の」の字を書くように右下→ヘソ上→左下に手を動かす
  6. 20~30回ほど繰り返す

便通改善漢方の使用もアリ

忙しく、食事の改善も運動も行えそうにない方は、下剤ではなく漢方で腸内環境を整えてみるのも効果的です。漢方は緩やかに腸内環境を整え、排便を促す効果が見込めます。今回は整腸効果を謳った2つの商品を1例としてご紹介します。

漢方の特徴

商品の1例をご紹介する前に、漢方について気を付けなければならないことをご紹介したいと思います。まずは基本的な漢方の特徴をご覧ください。

チェックポイント漢方の特徴
改善ペース緩やかな商品が多い
分類医薬品に分類されるものが多い
服用できない人各漢方によって細かく指定されている

漢方による改善ペース

商品や服用する人の体質にも寄りますが、漢方の多くは生活習慣の改善効果と同様に、緩やかに効果が表れます。1日や2日で効果が実感できるものとは思わず、数か月単位で様子をみようとする心の余裕がないと、がっかりすることになってしまうでしょう。

しかし、改善を待つことにより、長期間排便がないままの状態を放置してはいけません。1週間以上排便がない状態は大変危険だと医師も警告しています。

また、漢方は改善ペースが緩やかな代わりに、下剤を服用したときのような腹痛におそわれることは基本的にありません。腹痛などを感じた場合は、なんらかの副作用が起こってしまった可能性がありますので、病院で診察を受けるようおすすめします。

漢方を服用する際の注意

漢方は医薬品に分類されるものがほとんどですので、服用する際は添付文書を熟読し、指示に従うことが求められます。他の疾患に影響を与えたり、他の薬と併用することでトラブルが発生することがありますので、疾患の治療中の人は服用を控えるか、医師の指示に従って服用する必要があります。

今回1例としてご紹介する漢方は、どちらも第2類医薬品に分類されています。持病をお持ちの人以外にも、妊娠中や授乳中の人、ご高齢の人なども注意が必要ですので、添付文書を必ず熟読ください。 

ひばり
ちょっと不安を煽ってしまったかもしれないけど、第2類医薬品はそんなに怖いものじゃないから安心してください。
市販の風邪薬だって、第2類医薬品に指定されているものが多いんですよ♪


カルナ博士
ひばりくんの言う通り、第2類医薬品は怖い薬ではないんじゃ!
意外にも身近な商品が第2類医薬品に分類されているぞい。例えばオロナインH軟膏がそうじゃな。
添付文書の指示をきちんと守って正しく付き合っていくのじゃ!

乙字湯エキス錠クラシエ

商品名乙字湯エキス錠クラシエ
販売元クラシエホールディングス株式会社
公式サイト乙字湯エキス錠クラシエ
添付文書添付文書(PDF)
通販サイト通販ページ
分類第2類医薬品
内容量180粒
希望小売価格3,800円(税別)
タイプ錠剤
用法
  • 日に3回
  • 食前か食間
  • 水または白湯で
  • 詳しくは添付文書を確認
用量
  • 5歳未満は服用禁止
  • 5~6歳は1回につき2錠
  • 7~14歳は1回につき3錠
  • 成人は1回についき4錠
  • 詳しくは添付文書を確認
こちらは穏やかな排便を促す効果が見込まれる錠剤タイプの漢方です。分類は第2類医薬品。医薬品は高い効果を期待できる代わりに、注意事項を厳守しなければリスクが発生する可能性があります。あれこれと怖がる必要はありませんが、添付文書に書かれている注意事項や用法用量は必ず守りましょう。

以下に乙字湯エキス錠クラシエの服用する際に、医師や薬剤師の許可が必要な人の特徴をざっと列挙していますので、1つでも当てはまった場合は独断での服用を止めましょう。詳しくは添付文書をご確認ください

独断での服用が禁止されている人

  • 治療中の人
  • 妊娠中の人
  • 妊娠している可能性がある人
  • 体力が平均より少ない人
  • 体の弱い人
  • 胃腸が弱い人
  • 下痢を起こしやすい人
  • 薬や食品にアレルギー反応を起したことがある人
  • 高齢者
  • 持病のある人
  • むくみのある人

この他にも、授乳中の場合は服用を避けるようになどの注意がされています。正しく服用するため、必ず添付文書に目を通してください。 

乙字湯エキス錠クラシエ

ツムラ漢方乙字湯エキス顆粒

商品名ツムラ漢方乙字湯エキス顆粒
販売元株式会社ツムラ
公式サイトツムラ漢方乙字湯エキス顆粒
添付文書添付文書(PDF)
分類第2類医薬品
内容量12包(6日分)
希望小売価格1,500円(税別)
タイプ顆粒
用法
  • 日に2回
  • 食前に
  • 水または白湯で
  • 詳しくは添付文書を確認
用量
  • 2歳未満の服用は禁止
  • 2~3歳は1回につき1/3包
  • 4~6歳は1回につき1/2包
  • 7~13歳は1回につき2/3包
  • 成人は1回につき1包
  • 詳しくは添付文書を確認

こちらはツムラが販売している漢方です。硬い便と便秘、そして軽いいぼ痔と切痔に効果を発揮するように調合されています。

また、こちらの商品も第2類医薬品ですので、効果が期待できる反面、副作用が起きる可能性も捨てきれません。以下に当てはまる項目が1つでもある場合は、医師や薬剤師に確認を取り、独断での服用をおやめください

独断での服用が禁止されている人

  • 治療中の人
  • 妊娠中の人
  • 妊娠している可能性がある人
  • 体力が平均より少ない人
  • 体の弱い人
  • 胃腸が弱い人
  • 下痢を起こしやすい人
  • 薬や食品にアレルギー反応を起したことがある人
  • 高齢者
  • 持病のある人
  • むくみのある人

添付文書には、この他に授乳中の人は服用を避けるようになどの注意が記載されています。必ず添付文書を確認してから服用するようにしてください。 

ツムラ漢方乙字湯エキス顆粒

下剤は自己判断で使わない

下剤は即効性が高く、手に入れやすいことから、多くの方が便秘解消に使用しています。しかし、下剤には体質改善などの効能は残念ながら期待できません。そのため、一刻だけ便秘から解消されるだけで、便秘を繰り返すことにもなり得ます。

さらに、医師によれば、下剤に配合されている成分の中には、使用を続けることで耐性ができしまうものも存在するとのこと。長期間服用することで下剤が効かなくなるリスクが発生しえますので、服用は必要な短期間だけにとどめ、乱用は避けましょう。

また、痔を患っている最中に下剤を服用すると、排便の勢いで患部を悪化させてしまう危険性も捨てきれません。医師に相談しながら、適切に服用するように心がけてください。

なかなか改善されない・痛いなら病院へ

便秘解消法を試しているのに、一向に症状が改善されない場合は、病院へ行って診察を受けることを強くおすすめします。体になんらかの疾患があることも考えられますし、何より1週間以上排便がない状態を放置する行為は大変危険との忠告があります。たかだか便秘と侮らずに1度きちんと検査してもらいましょう。

また、以下の症状が1つでも当てはまる人も、すぐに病院へ行くべきです。

こんな症状が出たら直ちに病院へ

  • 激しい腹痛
  • 血便
  • 嘔吐

便秘と共にこれらの症状が出た場合、最悪腸に穴があいてしまうこともあるそうです。速やかに病院へ行き、医師の診察を受けましょう。

他の病気・薬の副作用なら医師に相談

便秘の原因は、体質や生活習慣だけではありません。他の疾患によって誘発されるケースも、治療薬の副作用として引き起こるケースもあるようです。

例えば高血圧の治療で処方される薬の中には、副作用として便秘を引き起こす可能性を秘めたものが存在すると言います。しかし、だからと言って、治療薬の服用を独断でやめてはいけません。医師に相談し、適切な対応をとってもらいましょう。

他の疾患や治療薬によって引き起こってしまった便秘は、独断で解消しようとしてはいけないものです。医師の指示の下で、適切な対応を取るようにしてください。

便秘がだめなら下痢もだめ

便秘が痔を誘発してしまうように、下痢もまた痔を誘発してしまいます。ここでは、どうのようにして下痢が痔の原因になり得るのかをお伝えしていきます。

通過するときの勢いがNG

硬い便が痔の原因になるのであれば、柔らかく、液状の下痢であれば、肛門に負担がかからないのかといえば、そうではありません。柔らかいからこそ排出時に勢いがつきすぎ、その圧が負担となって肛門粘膜に傷ついてしまうのだと医師は言います。

くぼみに便が入り込んで化膿すると痔瘻に

硬い便と違い液状の下痢は肛門周辺に付着しやすく、患部にまで付着してしまう可能性も高まります。患部に便が付着すると、そこから菌が入り込み、炎症の原因になるとされてます。放っておくと化膿する危険性もあるといいますので、素早く対処するようにしてください。

特に気を付けなければならない箇所は、肛門の皺やくぼみ。この部分は、トイレットペーパーでは便を完全に拭き取るのは難しく、気を付けなければ便が付着したままになってしまいます。

便が付着したまま過ごしているのは、とても衛生的とは言えません。傷口がなくとも、痒みを覚えたり、炎症を起こすとの指摘があります。そしてその痒みや炎症の放置は肛門への刺激になり、痔の原因になることもあるそうです。

ダメージの少ない後処理

  • 温水洗浄トイレの温水シャワー
  • お風呂場で優しくぬるま湯ですすぐ
  • 赤ちゃん用のおしりふき

記事前半部でもお伝えしましたが、上手く便が拭き取れなかったと感じたら温水洗浄トイレの機能に頼り、温水の力で肛門付近を清潔にしてみるのも1つの手です。

しかし、温水洗浄トイレのシャワーも肛門への刺激になりますので、決してやりすぎてはいけません。可能であれば、お風呂場で温水を優しくかけるようにしてすすぎ落とす方法がダメージが少なく、痔になりにくい良い選択のようです。

この方法の他に、赤ちゃん用のおしりふきを使用するのも、いい選択だと言われています。ただし、似たような製品でも殺菌効果のあるウェットティッシュは肛門に刺激を与えてしまうという理由で推奨されていません。

下痢と便秘を繰り返す+腹痛なら要注意

下痢と便秘を繰り返すようなら、過敏性腸症候群という疾患を疑ってみましょう。以下のような症状に心当たりがないか確認してみてください。

過敏性腸症候群の症状

  • 便秘、または下痢が1週間以上続く
  • 便秘と下痢を交互に繰り返す
  • 急に下痢になる
  • ガスが出やすい
  • 腹痛が頻繁に起きるが、就寝時は起きない
  • 排便すると腹痛がおさまる
  • 大きなストレスを感じている、感じることがあった

過敏性腸症候群は、ストレスが原因になり発症することが多いとされています。強いストレスを感じている最中に、下痢と便秘を繰り返すようになったら過敏性腸症候群を疑ってみましょう。

症状が重ければ治療薬が必要になりますが、ごく軽いものであれば食事療法でも改善できると言います。ただし、過敏性腸症候群の症状には、大腸がんにも似た症状があるため、自身で判断せずに医師に診察してもらうことをおすすめします。

お腹とおしりの両方に優しい生活を

便秘が肛門の負担になってしまう大きな理由は、便の硬化にあると分析されていました。しかし、硬化した便だけでなく、軟化し液状化した便も同じように負担になるとも言われています。

肛門の負担を軽減するためには、腸内環境を整え、便秘にも下痢にもなりにくい体質を作ることが効果的のようですね。生活習慣を見直し、ときには漢方に頼りながらゆっくりと腸内環境を整えていきましょう。

参照リンク

平田肛門科医院|2-2 痔の最大の原因は便秘と下痢

ソフィ|便秘と痔

イチジク浣腸|便秘解消法

スポンサーリンク