【ふわふわしためまい】原因や治し方は?何科を受診するべき?

ふわふわしためまいに悩まされたこと、ありませんか?そのめまい、治すには自分の治癒力をアップさせるのが一番かもしれません!ふわふわめまいとグルグルめまいの違いや治し方、受診するなら何科?など、めまいの疑問に迫ります。

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ふわふわしためまいが続くのはなぜ?

ふわふわとするめまいに襲われたことはありますか?めまいにもいくつか種類があって、ぐるぐるするめまいとはまた違います。めまいと一言に言っても、突然めまいに襲わる一過性のめまいだったり、ふわふわとしためまいが何日も続くなどと様々で、何か深刻な病気ではないかと不安に感じられる方も少なくないと思います。

実際にめまいを感じて「脳の病気では?」と疑った経験がある方も多いのではないでしょうか。

めまいには様々な原因がありますが、例えばホルモンバランスの乱れが原因だったり、貧血だったり、何かの病気だったりと考えられる要素はいくつかあります。

めまいの種類や治し方、医師の診断を受けたい時は何科を受診すれば良いのかまで、めまいに悩むあなたの悩みを今日はスッキリと解決していきましょう!

「ふわふわ」と「ぐるぐる」の違い

めまいにも種類があります。大きく分けると、ふわふわとした感じがするめまいと、ぐるぐると世界が回っているような感じがするめまいがあります。

それぞれどういった違いがあるのかをご説明しましょう。

ふわふわするのは浮動性のめまい

ふわふわするめまいとは、例えば地面に足がついていなくて浮いているような感じがしたり、雲の上を歩いているような感じがするという表現をする人もいるでしょう。他にも波に揺られている感じがしたり、車や飛行機などで乗り物酔いした時の感じと似ているとも言われています。このような「ふわふわ」とした感じのめまいの事を「浮動性めまい」と呼びます。

ぐるぐるしためまいは突然に襲われることが多く、短時間でおさまる事もありますが、このふわふわしためまいは、ふわふわ感が続き、長期的に繰り返し起こりやすいと言われています。本人は静かに座っていても、なんだか体がずっとふわふわしている感じが止まらなかったりして、中には吐き気、頭痛、肩こりの症状を訴える人がいます。

ぐるぐるするのは回転性のめまい

ぐるぐるするめまいは、景色や自分の周りがぐるぐると回っている感じがするめまいです。これを「回転性めまい」と呼びます。回転性めまいは、聞こえにくくなったり耳鳴りがするタイプのめまいと、その様な症状は出ないめまいとの2種類あります。吐き気を伴うこともあり、その場合は脳の病気の可能性も否定できません。

しかし遊園地のコーヒーカップなどの回転する遊具に乗ってめまいがして気持ち悪くなったり、くるくると体を連続して回転させた時にめまいがして気持ち悪くなるのは一過性ですので、少し休憩する程度で治ります。この場合はそれほど心配する必要は余りありません。

ふわふわしためまいの原因は?

ふわふわしためまいは、何が原因となって起こるのでしょうか。数時間から数日間ほどの長期的に続くこともありますので、めまいと共に併発する症状にも要注意です。その症状によってめまいの原因が異なるからです。

【筋緊張】頭痛もある

筋緊張、いわゆる肩こりが原因でめまいが起こることがあります。これは比較的若い人に多く、30代~50代の人の場合は筋緊張が原因のめまいが疑われることが多いようです。また、頭痛を伴うことも多いと言われています。慢性頭痛では一番多いと言われているのは緊張型頭痛です。これはストレスや緊張、無理な体勢で長時間過ごしていた場合などに引き起こされる頭痛です。

ヘルメットをかぶったような、頭を締め付けられた頭痛が数日続くことが多いですが、このタイプの頭痛はふわふわしためまいや肩こりも併発することが多いと言われています。身体的ストレスと精神的ストレスが原因となる緊張型頭痛ですが、長時間のデスクワークやスマホの操作、車の運転なども原因となります。

カルナ博士
働き盛りの人には特に多そうなめまいの原因じゃな。たかが肩こりと言っても、ひどくなるとめまいを起こすこともあるようじゃから、あなどれんぞ。


ひばり
そうですね、博士。長時間スマホでゲームをしたり、インターネットをしたりするのも要注意ですよ!くれぐれもめまいを引き起こすまでひどい疲れを筋肉に与えないようにしましょう。

 【自律神経失調症】吐き気もある

ふわふわしためまいと共に吐き気もともなっている場合は「自律神経失調症」である可能性が考えられます。

自律神経失調症のめまいは、ぐるぐる回るめまいよりも、体がふらつくようなふわふわとしためまいが多いと言われています。また食欲不振になることもあり、食べると吐き気を感じたり、食べたあとには胸のあたりがムカムカするといった症状がみられることがあります。

【生理】嘔吐もある

めまいは生理痛のひとつとも言われています。生理中のめまいも、ふわふわとした感じのめまいを感じることが多いと言われていて、人によっては嘔吐の症状も出る場合があります。

生理中は子宮内膜からプロスタグランジョンが過剰に分泌されてしまうことがあり、それが胃のムカムカや吐き気を引き起こします。そして更に生理中はエストロゲンが急に減る傾向にあり、自律神経の働きも低下します。そのせいでめまいが起こりやすい状態となります。

また、月経量が多い場合のめまいは、貧血が原因となっている可能性もあります。

【更年期障害】頭重感がある

めまいの原因として更年期障害も考えられます。更年期障害は女性の病気と思われがちですが、最近では男性にも発症することが分かったと言われています。しかしやはり女性に発症することが多いと言われていて、主に閉経前後である45歳頃から55歳頃までに更年期障害になることが多く、ふわふわするめまいや頭重感を感じる人もいます。他にも、イライラして精神的に不安定になったり、やたらと汗をかく、顔がほてる、といった症状も更年期障害の症状です。

【ストレス】気持ち悪いこともある

ストレスが原因で、ふわふわするめまいを感じることもあります。精神的ストレスを感じると、自律神経が乱れ、その結果ふわふわとしためまいを引き起こします

症状が重くなるとめまいだけでなく、気持ちが悪くなることもあります。忙しい現代社会を生き抜く私たちにとっては大変身近な問題です。若い人から高齢の人まで、誰にでも考えられるめまいの原因とも言えるでしょう。

ふわふわめまいが治らない…何科へ?

ふわふわめまいの様々な原因をご紹介しましたが、いざ自分がふわふわめまいを感じた時、医師の診断を受けようと思っても何科を受診して良いのかが分からないという人が多いと思います。ふわふわめまいを感じた時に受診するべき科は、実は原因によって異なります。併発している症状を参考に受診する科を選びましょう。

脳神経内科、脳神経外科

ふわふわめまいを感じた時、脳の病気を発症している可能性も考えられます。脳の血流不全が原因となっておこるめまいです。

身体のどこかにしびれや麻痺を感じたり、ろれつが回らない、これまでに経験したことのないような激しい頭痛を伴っている場合は脳卒中や脳出血、あるいは脳腫瘍といった脳の病気が疑われます。放置すると重篤な後遺症が残る場合もある大変な病気です。少しでも考えられる症状があれば、すみやかに脳神経内科や脳神経外科を受診しましょう。

婦人科

生理中、または生理前後にふわふわめまいがする場合は、ホルモンバランスの乱れや月経量が多い為の貧血などが疑われます。めまいがするのはきまって生理前後や生理中だという人はその疑いが高いでしょう。その場合は婦人科を受診しましょう。

耳鼻科

ぐるぐるする感じがする回転性めまいの場合は耳の奥にある三半規管の異常である場合が多いので、耳鼻科の受診が良いでしょう。三半規管に以上がある場合は耳鳴りがしたり、いつもより聞こえにくかったりするという症状が伴うことがあります。

しかし、ぐるぐる回る乗り物に乗ったり、体を何度も回転したあとのぐるぐるするめまいは一過性であることが多いので、少し休憩したら治る程度であれば余り心配する必要はないでしょう。

また、ふわふわめまいの場合は、三半規管の異常ではない可能性が高いと言われています。


カルナ博士
めまいと一緒に出ている症状によって判断したら良いのは分かったんじゃが…どの科を受診して良いかが難しいのぅ。
ひばり
そうなんですよ。ふわふわめまいは脳の病気である可能性が高いって言いましたが、脳の病気でも回転性のめまいを感じることだってあるんですよ。併発している症状を見て、脳の病気かそうでないかを自分で判断するのは危険ですよ。
カルナ博士
そうじゃな。何科を受けるかの参考にするだけで、正確な原因の判断は医師にしっかり診断してもらわんといかんな。

めまいの治療に使われる薬は?

診察を受けたら、めまいの治療や症状を緩和させる為に薬が処方されるでしょう。どのような薬があるのかをご紹介しましょう。

抗めまい薬

抗めまい薬は、めまいの原因に働きかけるのではなく、めまい自体を改善させる効果がある薬です。抗めまい薬を投与することで内耳の血流を増やす事ができ、めまいが改善されます。

抗めまい薬には、ジフェニドール塩酸塩(セファドー®)やベタヒスチンメシル酸塩(メリスロン®)、dlーイソプレナリン塩酸塩(イソメニール®)などがあります。()内が薬名です。

吐き止め薬

めまいのせいで嘔吐の症状や吐き気がある場合は、吐き止め薬が処方されることがあります。

メトクロプラミド(プリンプラン®)やジフェンヒドラミンサリチル酸塩・ジプロフィリン(トラベルミン®)、ドンペリドン(ナウゼリン®)などが吐き止め薬に使われます。

自律神経調整薬

自律神経の乱れが原因でめまいが起こっている場合は、自律神経調整薬が処方されるでしょう。この薬で自律神経の乱れが改善されるので、めまいの症状もおさまると言われています。

自律神経調整薬にはトフィソパム(グランダキシン®)などがあります。

女性ホルモン

更年期障害が原因となってめまいがある場合は、女性ホルモンの投与を行うことがあります。薬で女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンを補うことができます。女性ホルモンの投与には錠剤タイプのものを服用したり、貼付剤が使われることがあります。

抗不安薬

めまいに襲われると誰でも不安を感じると思います。その不安がストレスとなって、更に症状を悪化させることもあります。そんな悪循環を起こさないよう抗不安薬を処方して、めまいへの不安をなくすようにすることもあります。

抗不安薬には、ロフラゼプ酸エチル(メイラックス®)やアルプラゾラム(コンスタン®)などがあります。

めまいにいい漢方薬は?

めまいには薬で治療するだけでなく漢方薬も効果的な場合があります。めまいに効く漢方薬をご紹介しましょう。

半夏白朮天麻湯

漢方では、「水毒」がめまいの原因として一番に疑われます。水毒というのは、体内の水分が滞ったり、偏在したりしてしまい、水分の循環が悪くなってしまうことです。夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)は、体内の水分の循環を良くして水毒を解毒し、めまいを治してくれます。

また、これは胃腸が弱い人にもよく用いられると言われている漢方薬です。めまいをはじめ、頭痛や手足の冷えに効果がありますので、めまいとともに頭痛の症状がある場合にも効果的だと考えられます。

苓桂朮甘湯

この漢方は、動悸や息切れ、頭痛、神経症、めまい、イライラなどの治療に使われています。多くの場合、めまいやふらつきといった症状がある人、動悸がして尿の量が減ってしまっている人に使われています。また、あまり体が丈夫ではなく、繊細な人に向いている漢方だとも言われています。苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)も夏白朮天麻湯と同様、体の中の水分の巡りを良くして水毒を取り除く働きをします。

釣藤散

釣藤散(チョウトウサン)は、主に高血圧の人によく処方される漢方薬です。脳の血流を良くする作用があるので、頭に血が上りやすく、すぐにカーッとなったりイライラする人にも効果的だと言われています。めまいをはじめ、耳鳴りや肩こり、頭重感、のぼせ、神経症状や脳血管障害などといった様々な症状への効果が期待できます。

特に、朝方に感じる頭重感や頭痛には効果的だと言われています。慢性的なめまいや肩こりからくる神経症の改善にも良いと言われています。また、耳鳴りの症状にも効果があるので、ふわふわめまいだけでなく、ぐるぐるした感じがする回転性めまいの場合にもよく使われることがあるようです。

めまいに効くツボは?

めまいを感じたら医師の診断を受け、適切な薬や漢方薬を服用することが良い治療法ですが、時に、病院へ行くほどでもないと感じる場合もあるでしょう。そんな時の為に、めまいに効くツボをご紹介しておきましょう。

めまいに効くツボ「完骨」

肩こりにも効くツボのようです。めまいはないけれど、肩こりが……という人も是非お試しください。

めまいを治す方法

首の後ろの天柱・風池というツボを押してめまいを治す方法です。

病院へ行くほどでもないと感じる軽いめまいや、忙しくてすぐに病院へ行けない時などに自分でできる対処法を知っていると、とても役に立ちます。自分で簡単に出来るツボ押しなので、是非覚えておいてください。

治癒力アップ!完治をめざす治し方

めまいやそれに伴う症状に悩まされて過ごす毎日は誰でも憂鬱なものです。しかし、諦めることはありませんし、薬を手放せない生活を送ることもありません。身体の治癒力を高めることで、めまいを完治させることは可能なのです。めまいそのものの症状や、その原因となっている問題を薬で抑えるだけでなく、自分自身が持っている治癒力を高めることがめまいの完治へと繋がります

身体の治癒力をアップさせる方法をご紹介しますので、是非普段の生活に取り入れてみてください。

どれも即効性が確実にあるものではありませんが、自分の治癒力を信じ、根気よく続けることが大切です。

鍼灸

治癒力を高めるには鍼灸も効果的です。特に、自律神経失調症が原因のめまいの場合には鍼灸での治療が効果的だと言われています。主に、睡眠不足や長時間のデスクワークにより無理のある姿勢をし続けていたり、食生活の乱れ、ホルモンバランスの悪化など、本当に様々なことが原因となって身体にストレスを与え自律神経失調症を引き起こします。

身体にかかってしまったストレスを鍼灸で取り除き、例えば骨格の歪みや筋肉のコリを治すことで、交感神経と副交感神経のスイッチをスムーズに切り替えられるようにして自律神経の働きを助けます。そうすることで治癒力アップも期待できますし、めまいの改善もできるでしょう。

ヨガ

ヨガも身体の治癒力を高められるとても良い方法です。心にも身体にも良いと言われていて、特に更年期障害によるめまいに悩まされている人にはおすすめです。更年期障害に悩まされている人の多くは、自分の意思とは別物のように得体の知れない不安や悲しみに襲われていたり、寝ているだけなのに汗が止まらなくなったり、原因がハッキリとしないイライラに悩まされています。そのような悩みを身体の中にため込んでしまうと心身ともに悪影響を及ぼします。

ヨガは単なるスポーツやエクササイズではなく、心と体は密接に繋がっていると考えられており、心と体の両方に良いとされています。心身ともに健康になれるヨガで治癒力を高められたら、めまいの完治にも期待できます。

エステティック

お肌のためなど、美容の為に利用される人が多いエステティックですが、自然治癒力を最大に引き出すこともできます。筋肉やリンパ、血液、神経にまでアプローチするエステティックでは体の代謝アップも期待でき、治癒力上昇の期待も存分にできます。

エステティックへ行ってへとへとに疲れるという人はおそらくいないのではないでしょうか?多くの人がエステティックへ行くとリラックスでき、疲れもとれると感じていると思います。そういった時間は心にも栄養を与えてくれるので、精神面からも健康へのアプローチができます。

アロマオイル

香りによって様々な効果があるアロマオイル。その香りで心も体も癒すことができる芳香療法がアロマテラピーです。日々の生活に取り入れることで、心身ともに健康になれるとも言われていて、自然治癒力の向上も期待できます。リラックス効果があるアロマオイルなら、毎日の精神的なストレスも癒してくれるでしょう。

また、ストレスによる不眠症なども、リラックス効果があるアロマオイルは効果的です。めまいが精神的なものからきている場合は、アロマオイルを取り入れて、自宅をよりリラックスできる空間にするなどといった工夫で改善されるでしょう。

専用のアロマディフューザーを持っていない人でも、オイルさえ買えば、いつも持ち歩いているハンカチに1滴たらしたり、寝具につけるても効果は得られます。アロマオイルを選ぶ時は、人工的に香り付けされているものではなく、天然成分100%のオイルが良いでしょう。

カルナ博士
ほぅほぅ。体をリラックスさせてあげられることが自然治癒力をも高められるようじゃな。
ひばり
疲れやストレスと無縁の生活を送ることはとても難しいことですが、疲れやストレスを体に溜め込まないというのが大切ですよ。自分に合った方法を見つけて、それを生活に取り入れることで治癒力の高い身体作りをしましょう!

ふわふわしためまいを治癒しよう

この記事を読み終えた今、めまいにも種類があり、それぞれ原因も様々だという事をよく理解していただけたことと思います。原因によって受診する科も異なりますし、対処法も異なります。しかし、ひとつだけ共通して言えることは、めまいを完治させたいのであれば、自分の治癒力を高めることがとても大切だということです。治癒力を高め、心も体も健康になることができたら、きっとめまいも完治することでしょう。そして何より治癒力の高い身体を保つことで、病気になりにくくなります。これは何よりも自分の財産になることでしょう。自分に合う治癒力の高め方を見つけ、もうめまいに悩まされないイキイキとした毎日を過ごしましょう!

参照リンク

はまだやま耳鼻咽喉科ーめまいについて

国立病院機構 熊本医療センターーめまいの病気について、めまいをおこす薬とめまいを治す薬について

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