【暮らしの知恵】高熱が出た時の4つの対処法!大人も子供も健康生活

高熱が出てしまった場合はどんな対処法を試すのが正解なのでしょうか?すぐには病院に行けないときに試してほしい対処法を4つピックアップしてみました。仕事で忙しいときなどはこれらの対処法を試し、高熱の改善を目指してみましょう。

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すぐに病院は無理…対処法を教えて!

風邪を引いたときや、インフルエンザに感染したときに症状として現れやすいのが高熱です。

すぐに病院に行き、解熱剤などがもらえればいいのですが、土日だったり仕事で忙しかったりすると病院に行くことも難しくなります。

そんなときはどのようにして高熱に対処していくのが正解なのでしょうか?今回は自宅や職場でもすぐにできる、高熱の対処法を4つご紹介します。高熱が気になる場合は以下の方法を試して、高熱を対処していきましょう。

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【対処法1】脱水の予防に水分補給

対処法としてまずご紹介したいのが水分補給です。まずは水分補給が必要な理由と、なにを飲むのがいいのかを解説していきます。

飲まないと熱は悪化

身体が発熱を起こすと、汗の分泌量が増加します。

汗は身体の水分を原料として作られる物質なので、そのままだと身体の水分がどんどんと失われていき脱水の状態になることも少なくありません。身体の水分が失われると喉や鼻の粘膜の働きが低下してしまうため、風邪を引いている場合はさらに悪化して体温が上昇していったり、風邪を引いていない場合はいらぬ風邪を患ってしまったりする可能性があるため注意が必要です。

他の症状に下痢や嘔吐といったものが見られる場合には、さらに短時間で身体の水分が失われて行きます。

高熱の状態になった場合は忘れずに、こまめに水分補給をしていきましょう。

なにを飲むのがベスト?

では、高熱への対処として水分補給をする場合はなにを飲むのがいいのでしょうか。水分補給の方法としておすすめしたいのが、水・お茶・スポーツドリンクの3点です。

水は糖分や塩分などの余計な成分がほとんど含まれていないため、風邪などで内臓の機能が低下しているときでも身体に負担がかかりにくいとされる特性があります。他の飲料では下痢や嘔吐が酷くなる……というときは水を飲むようにしてみましょう。

また、水ではなく一度沸騰させて冷ました白湯を飲むのもおすすめします。一度沸騰させることでカルキなどの成分が失われてより飲みやすくなるほか、人肌ほどのほんのりと温かい白湯を飲むことで内臓に負担がかかりにくく、優しく身体に浸透していきます。

お茶はビタミンやミネラルを含むものが多いので、水分補給をしながら栄養も補給できるという利点が魅力です。体調を崩して食欲が無く、食べ物からの栄養補給が難しいときは役立ててみましょう。

とはいえ、お茶ならなんでもいいという訳ではありません。お茶を飲む際は緑茶や抹茶、ウーロン茶などは避けるようにしましょう。これらには利尿作用があるカフェインが含まれているため、尿の量や回数が多くなって逆に水分が失われやすくなることがあります。お茶を飲む際はカフェインが含まれていないそば茶や黒豆茶などを選びたいところです。

3つ目のスポーツドリンクには、豊富なナトリウムや糖分が含まれているため、こちらも栄養補給に役立ちます。特にナトリウムは汗の成分の1つなので、水分と同様に高熱のときに身体から失われやすいためスポーツドリンクから補給したいところです。とはいえ飲み過ぎると糖分が過多となることもあるので、飲み過ぎには注意しましょう。

子どもに高熱の症状が見られるもこのうちのどれかを与えれば基本的に問題ないのですが、子どもは大人に比べて必要な栄養量が少ないため、栄養が過多となりやすいため注意が必要です。子どもにスポーツドリンクを飲ませるときは水で薄めるなどして、栄養が過剰とならないようにしましょう。

実は水分の摂りすぎもNG

そんな水分ですが、あまりに摂りすぎるのも危険なので気を付けたいところです。多量に飲み過ぎると身体に負担がかかりすぎるため嘔吐や下痢のリスクが高まってしまうほか、身体を冷やし過ぎて免疫力が低下し、ウイルスを撃退しにくくなることがあると言われています。水分は一気に摂りすぎず、何回かに分けてこまめに補給していきましょう。

また、水分は冷蔵庫で冷やさずに常温で飲むことも大切です。体温を下げることを考えると、より冷えた物のほうが適していると思えるかもしれませんが、冷たい飲み物は内臓に大きな負担をかけてしまうので、飲み過ぎたときと同じように嘔吐や下痢のリスクが高まってしまうことがあります。水分は適量・適温で補給したいところです。

【対処法2】上がりすぎた体温を冷却

水分を補給したら次に、さまざまなアイテムを用いて上がりすぎた体温を冷却していきましょう。

効率的に冷やすなら太い動脈

高熱のときに使うアイテムと言うと、保冷材や冷却ジェルシート、氷枕などがあります。使うものはこれらで問題ないのですが、効率的に冷やしていくために動脈を中心に冷やしていきましょう。冷却ジェルシートのパッケージにはおでこに使用しているイラストが描かれていることが多いので、おでこを冷やすのが効果的だと思う方も多いのですが、実はおでこを冷やすのは体温を下げるには少し効率が悪いのです。

太い動脈は身体を巡る血液が多量に流れている場所なので、その血液を冷やすことで効率的に体温を冷やすことができるとされています。高熱のときに冷やしたい動脈は首の左右にある頸動脈、脇にある腋窩動脈、太もも付け根の内側にある鼠径動脈の3つです。保冷材や冷却ジェルシートなどはこの辺りに使用してみましょう。

カルナ博士
おでこに保冷材などを当てるのは体温を下げる目的ではあまり効果的ではないのじゃが、頭の周辺が冷やされることで気分が良くなる効果ができるそうじゃぞ。
風邪などでどうしても気分が悪いときはおでこも冷やしてみるのがおすすめじゃ。

おすすめ冷却グッズ 

身体を冷やすアイテムとしておすすめしたいのが、スーパーネックールです。

こちらは首を冷やすことに注力した冷却グッズで、頸動脈を効率的に冷やすことができます。首は保冷材で冷やすとなると手でずっと支えなければならなかったり、冷却ジェルシートを貼るとなると汗で剥がれやすかったりと案外冷やし続けることが難しい部位です。しかしスーパーネックールはネクタイのように首に巻くグッズなので、手軽に長時間冷やせます

冷凍庫で凍らせたジェル袋を入れて使うのですが、凍らせたジェル袋と首の中間には軟質のジェル袋が挟まるためフィット感も抜群。高熱における冷却効果だけでなく、使用感も口コミで好評のアイテムです。

価格(楽天)税込597円
重量290g
カラーピンク
セット内容カバー(本体)、凍結ジェル、非凍結ジェル

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冷えすぎ防止で着替えも忘れない

身体を冷やすことは大切ですが、冷やし過ぎないようにだけ注意しましょう。風邪やインフルエンザを患っている際に、高熱と一緒に悪寒の症状もあると冷やし過ぎることによって身体の不快感が一層強まってしまう可能性があります。保冷材などは一度に多量を身体に当てず、不快にならない程度に使用していきましょう。

また、冷えすぎの防止には着替えも欠かせません。高熱の症状が見られるときは汗をかきやすく、服が濡れやすくなる場合もあります。着替えをせずにいるとその汗が冷えて、冷え過ぎによる不快感が一層増してしまう可能性があるのです。こまめに着替えをして、冷えすぎるリスクを低くしていきましょう。

【対処法3】栄養のある食事を摂る

高熱のときは食欲が低下しやすく、何も食べたくないと感じるかもしれませんが、食事から栄養補給をすることも大切です。3つ目の対処法として、食事の重要さをご紹介します。

高熱時に摂りたい栄養素と食べ物

風邪やインフルエンザなどから高熱となっている身体は、多汗や嘔吐、下痢などによって身体の栄養が失われやすい状態です。とはいえ身体がウイルスに抵抗するためには、エネルギーとなる炭水化物やタンパク質や免疫力を維持するためのビタミン類などの栄養素が欠かせません。食欲があまりにも無い場合は無理に食べる必要はありませんが、少しでも食欲がある場合は食べ物から栄養を補給していきましょう。

さまざまな栄養を摂りたいところですが、高熱のときに特に意識して摂取したい栄養素は、タンパク質・ビタミンC・ビタミンAの3つです。タンパク質は人間の身体の大部分を占める成分で、生命活動をするうえでのエネルギーとなる栄養素です。タンパク質を豊富に摂取することで、身体がウイルスに対抗しようとするエネルギーを作ることができると言われています。

ビタミンCはウイルスを攻撃する、全身の血液に広がる白血球の働きを強化するとされる栄養素。ビタミンAは喉や鼻の粘膜の健康を保ち、粘膜をウイルスから守る働きがあると言われています。

タンパク質は豚肉などの肉類、ビタミンCは赤ピーマンやアセロラなどの野菜や果物類、ビタミンAは卵に多く含まれるとされているので、これらを積極的に食べてみましょう。また、ビタミンCはアセロラやイチゴなどのフルーツ類から摂取するのがおすすめです。フルーツ類には水分も豊富に含まれているため、栄養補給しながら水分補給もすることができます

高熱でも食べやすい簡単レシピ

高熱で気分が悪く食欲がないときでも作りやすく、食べやすいレシピを覚えておきましょう。高熱に悩まされたときは以下の料理がおすすめです。

ネギと卵の雑炊

ビタミンAが豊富に含まれる卵と、血行を良くして身体を温めるとされるアリシンが豊富に含まれた長ネギを使った雑炊です。ご飯は柔らかく煮られるので、食べやすく消化にも優しい一品です。

材料……長ネギ15cm、卵1つ、ご飯100g、鶏ガラスープ150ml

  1. 鍋で温めた鶏ガラスープに、食べやすい大きさに斜め切りにした長ネギを加える。
  2. 長ネギが柔らかくなったらご飯を入れ、柔らかくなるまで煮る。
  3. ご飯が好みの柔らかさになったら火を止め、卵を回し入れ、手早く混ぜる。1分半ほど蒸らしたら完成。

豚肉と生姜のにゅうめん

タンパク質が豊富な豚肉と、加熱することで身体を温めるショウガオールが生まれる生姜で作ったつゆで、温かいそうめんをいただく一品です。麺類が好みの方はこちらを作ってみてはいかがでしょうか。

材料……そうめん50g、豚もも肉(薄切り)50g、生姜1かけ、めんつゆ400ml(ストレート)

  1. 鍋で温めた麺つゆに、豚もも肉とすりおろした生姜を入れて煮る。
  2. 沸騰させて豚もも肉に火が通ったら、茹でたそうめんにかけて完成。

ショウガオールがつゆ全体に馴染んでいるので、つゆまで飲むのもおすすめです。

栄養補給にはサプリも便利

身体の不調が激しく、料理を作る元気や食べる食欲がどうしても湧かない場合は、サプリメントから栄養を補給するのもおすすめです。先ほど挙げた栄養素をメインに含むサプリメントを適量服用し、栄養補給してみましょう。

体調を崩しているときは内臓の働きが低下しているため、過剰摂取すると内臓に負担をかける可能性もあります。焦らずに、指定された用量を守って使用してください。

【対処法4】高熱が続くなら市販薬

さまざまな対処法を試しても、なかなか高熱が改善されない場合は、市販薬を利用するのもおすすめです。おすすめの市販薬もご紹介していきます。

どんな薬を選べば熱を下げやすい?

まず、大前提として解熱作用のある市販薬を選択することが大切です。解熱作用があるとされる医薬成分にはさまざまなものがありますが、特に解熱作用が高いと言われているのはロキソプロフェンという成分です。

ロキソプロフェンは高い解熱作用持つうえに、胃を通過する際は薬としての作用が無いとされるプロドラッグであることも大きな魅力。体内で吸収されてからその作用が働き始めるので胃に負担がかかりにくく、胃腸障害が起きにくいとされています。ロキソプロフェンはロキソニンSなどの市販薬に含まれているので、選んでみてはいかがでしょうか。

また、風邪などで高熱以外の症状も見られる場合は解熱作用がありつつ、気になる症状への効果があるものを選ぶといいでしょう。そうした他の症状にも効果がある市販薬で、おすすめのものを以下でご紹介します。

症状に特化した人気の市販薬

高熱が現れたときに、併せて感じやすい頭痛・寒気・咳にスポットを当てた市販薬を1点ずつピックアップしてみました。

酷い頭痛に「ロキソニンS」

酷い頭痛も症状として見られる場合は、先ほどご紹介したロキソニンSがおすすめです。

ロキソニンSの主成分であるロキソプロフェンは解熱作用だけではなく鎮痛作用もあるため、頭痛への効果も期待できるのです。この鎮痛作用はロキソプロフェンの、体内にあるシクロオキシゲナーゼという酵素の働きを阻害する働きによるもの。痛みと熱を引き起こすとされるプロスタグランジンの合成を促すシクロオキシゲナーゼを阻害することで、痛みを和らげるとされています。

また、こうした鎮痛作用は関節痛や筋肉痛にも効果があるとされるので、これらが気になる方にもおすすめしたい市販薬です。とはいえ対象年齢は15歳以上からなので、その点には注意しましょう。

価格(12錠)648円(税抜)
効能・効果解熱、鎮痛(頭痛、生理痛、腰痛、関節痛、筋肉痛)など
対象年齢15歳以上
用量1日に1回1錠を2回まで
用法なるべく空腹時を避けて症状が現れたときに服用、服用間隔は4時間以上空けること

ロキソニンSの公式サイトはこちら

寒気があるなら「ルルアタックFX」

ガタガタと身体が震える寒気が現れる場合には、ルルアタックFXがおすすめです。

ルルアタックFXの主成分であるアセトアミノフェンは解熱作用と寒気を抑える作用があるとされていて、多くの市販薬に扱われている成分です。

また、数ある成分のなかでも副作用が比較的少なめで、安全性に優れるとされています。そうした安全性から対象年齢が7歳以上からと、子どもでも安全に服用しやすいことが大きな魅力です。

ルルアタックFXにはアセトアミノフェン以外にも、ケイヒやマオウといった発汗を促して寒気を抑えると言われる生薬成分が配合されています。これらの生薬成分は風邪の引き始めや寒気が酷いときに効くとされる、葛根湯にも含まれている生薬成分です。

価格(18錠)1,200円(税抜)
効能・効果解熱、発汗、鎮痛など
対象年齢7歳以上
用量15歳以上は1日に1回3錠を3回まで
用法食後なるべく30分以内に服用

ルルアタックFXの公式サイトはこちら

咳があるなら「ストナプラスジェルS」

咳が止まらない方にはL-カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩を主成分としているストナプラスジェルSをおすすめします。

これらの成分には痰の排出を促す成分があるため、痰を排出しようと咳をする身体の働きをストップさせる効果が期待できるのです。咳がなかなか止まらない方のなかで、特に痰が絡む咳をしている方におすすめしたい市販薬と言えます。

メーカーの佐藤製薬によると臨床試験を行った9割以上の人に症状の改善が見られたと言われる、信頼性の高い市販薬です。

価格(18錠)1,944円(税抜)
効能・効果解熱、咳、痰、くしゃみ、のどの痛みなど
対象年齢8歳以上
用量15歳以上は1日に1回2錠を3回まで
用法食後なるべく30分以内に服用

ストナプラスジェルSの公式サイトはこちら

こうした市販薬での対処はあくまで対処法の1つにすぎず、服用しておけば必ず安全というものではありません。市販薬を服用しても体調の改善が見られない場合には内科を受診し、診察を受けてより効果が期待できる薬を処方してもらいましょう。

解熱剤との併用は要注意

市販の風邪薬を服用する際には、解熱剤との併用は絶対にしないようにしましょう

市販の風邪薬のほとんどには解熱成分が少量含まれているため、解熱剤と併用するとその解熱成分が過剰となってしまう危険性があります。過剰摂取してしまうと作用が強すぎてしまったり、重い食欲不振や胃痛などの副作用に悩まされたりすることも珍しくありません。万が一併用してしまってこれらの副作用が現れた場合には、すぐに内科を受診するようにしましょう。

39度や40度の高熱はなぜ起きる?

そもそも、なぜ体温が上昇して高熱の症状が現れてしまうのでしょうか?さまざまな高熱の原因と、その高熱のメカニズムについて押さえておきましょう。

インフルエンザなどの感染症

まず、最も高熱のきっかけとなりやすいのが、風邪やインフルエンザなどの感染症です。ただの風邪であれば体温は38度前後までしか上がらないことがほとんどですが、インフルエンザでの高熱で歯40度付近まで上昇することも珍しくありません。

感染症によって体温が上がる原因は、身体の免疫機能によるものだと言われています。体内に侵入した風邪やインフルエンザのウイルスは、低温の状態だと繁殖しやすい性質を持つとされるのですが、反対に高温の状態にすることでその動きが抑制されると考えられているのです。

また、身体が高温の状態になることでウイルスを撃退する白血球の動きが活発になるともされています。この2つの理由から、身体は感染症を発症することで体温を上昇させているのではないか、と言われているのです。

こうした感染症には風邪やインフルエンザ以外に、ノロウイルスやロタウイルス、肝炎などがあります。

視床下部に異常が発生

何らかの原因によって視床下部が刺激を受け、異常が発生することでも高熱となってしまうとされています。

視床下部とは脳の間脳の部分にあると言われる総合中枢で、状況に応じて体温を調整する「体温調節中枢」があるとされる部位です。この視床下部から神経を通じて身体に指令が伝わり、体温の調節が行われるとされているのですが、視床下部に異常が発生することで誤った指令が身体へと伝わり、体温が上昇してしまうこともあると考えられています。

視床下部の異常は視床下部症候群などのさまざまな病気によって起こりうるようです。

ストレスなどの心因性

過度なストレスが与えられると、心因性の発熱を起こす可能性もあります。

ストレスを受けると自律神経の1つである交感神経が強く刺激されるのですが、交感神経の働きが活発になりすぎると血圧が脈拍が上昇したり、全身の筋肉が緊張しやすくなります。こうした原因から、ウイルスなどに感染していなくても発熱を起こすのではないかと考えられているのです。

心因性の発熱は血液検査などでは原因が特定しにくいうえに解熱剤などの薬を用いても改善されないことも珍しくなく、多くの方を悩ませています。ストレスを溜めないように運動などでストレスを発散することで、予防に繋がるようです。

年齢によって発症しやすい病気

高熱の原因となる病気にはさまざまなものがありますが、年齢によって発症しやすい病気に違いがあるとされています。以下の表に年代別の発症しやすい病気と高熱以外の症状、原因などをまとめたので、心当たりがあれば対応する診療科を受診しましょう。

病名症状原因診療科
乳児突発性発疹発疹、呼吸困難、痙攣などヒトヘルペスウイルス6型の感染小児科
幼児水疱瘡発疹、みずぶくれなど水痘帯状疱疹ウイルスの感染小児科
成人マイコプラズマ肺炎咳、嘔吐、吐き気、下痢など
マイコプラズマという微生物の感染内科、呼吸器科など
高齢者膠原病関節炎、倦怠感など免疫システムの異常内科など

高熱の対処法Q&A

最後に、高熱の対処法についてのよくある質問とその回答たちをご紹介していきます。

こちらも参考にして、より上手に高熱に対処していきましょう。

熱があるときお風呂は大丈夫?

「高熱のときは入浴は厳禁」という風潮がありますが、入浴をしても構いません。
むしろ高熱があるときの入浴には、身体にさまざまなメリットをもたらすこともあります。

古くから日本では風邪などで高熱があるときは入浴をしてはいけない、という考え方がありましたが、こちらは昔の日本の住環境に沿った考え方です。

従来の日本の住環境は隙間風が入ることが多く、入浴をしてしまうと湯冷めをしてさらに体調を悪くすることが多いとされていました。しかし最近では日本の住環境は隙間風が少ない欧風の住環境が増えてきているため、入浴をしても湯冷めしにくいとされています。この点から、現代では体調を崩しているときに入浴しても問題ないと考えられているのです。

また、入浴をすることで身体が温められて血行が良くなり身体の隅々に栄養が届けられやすくなるほか、湿度の高い浴室にいることで粘膜の乾燥が防がれてウイルスの働きが弱くなることもあるなど、むしろメリットの方が多いと考えられています。

湯冷めしないように注意しなければなりませんが、高熱が気になるときは入浴をするのもおすすめしたいところです。

熱を下げるツボってあるの?

解熱効果があると言われるツボもあります。
尺沢と合谷がこれに当たるので、こまめに刺激してあげるのもいいかもしれません。

頭痛や肩こり、腰痛に効くツボなどがありますが、実は解熱効果があるとされるツボも存在するのです。これらを刺激して効果に期待してみることもおすすめします。

まずご紹介したいのは尺沢(しゃくたく)です。尺沢は肘の内側の筋にあるツボのことで、真ん中よりもやや親指側に位置しています。ここをもう片方の腕の親指でゆっくりと優しく、刺激してあげましょう。咳やのどの痛み、肩こりなどにも効果があると言われています。

2つ目は手の親指と人差し指の付け根の中間にある合谷(ごうこく)です。こちらは高熱のほかに、頭痛や下痢、便秘などのさまざまな症状にも効果があると言われています。こちらも同様にやさしく刺激してあげるといいでしょう。

扁桃腺の腫れはほっといても大丈夫?

扁桃腺の腫れは放置していると脊椎や脊髄に広がり、手足が麻痺してしまう可能性がわずかながらあります。腫れがなかなか引かない場合は内科を受診しましょう。

扁桃腺はウイルスや細菌に感染することで炎症を起こして腫れるとされていますが、実はこの炎症は脊椎や脊髄にまで広がってしまう危険性があるのです。これらに広がることで手足に繋がる神経にダメージが与えられ、手足が麻痺することがあると言われています。

風邪などの微弱な扁桃腺の腫れでは滅多に起こらないとされていますが、なかなか腫れが引かない場合は放置せずに内科を受診するようにしましょう。 内科で処方される抗生物質や消炎剤などを服用することで腫れを抑えられることが多いです。

高熱が続くなら治療を受けないとマズイ?

3日ほど様子を見ても高熱が続いているようなら、なるべくすぐに治療を受けましょう。
風邪以外の病気によって発熱を起こしている可能性が高いです。

風邪による高熱は2、3日で下がることがほとんどですが、肺炎や肝膿瘍などの病気による高熱は1週間以上続くことも珍しくありません。こうした病気は放置することでさらに悪化する可能性もあり、場合によっては死に至ることもある病気です。

そのため、3日間ほど経っても高熱が改善されない場合は風邪以外の原因によって発熱を起こしている可能性を疑い、なるべくすぐに病院に行く方が望ましいと言えます。

予防接種は受けておいた方がいい?

予防接種はなるべく受けておいた方が好ましいでしょう。特に免疫機能が低くなりやすい乳幼児は、積極的に受けておきたいところです。

インフルエンザの予防接種や麻疹の予防接種などのさまざまな予防接種が受けられますが、こうした病気の発症をなるべく避けたいのであれば、やはり受けておきたいところです。予防接種でワクチンを体内に送り込むことでワクチンが体内に免疫を作り出し、感染症に感染するリスクが大幅に低下すると言われています。

特に免疫機能が低くなりやすい乳幼児には水疱瘡やロタウイルスなどのさまざまな予防接種が推奨されますが、なるべく多くの予防接種を受けておくといいでしょう。

赤ちゃんや子どもで対処は変わる?

成人の高熱への対処法と、乳幼児の高熱への対処法にはさまざまな点に違いがあるため注意が必要です。
以下のことを必ず守り、安全に対処していきましょう。

まず、乳幼児は成人よりも高熱となりやすいことを覚えておきましょう。先ほどご紹介したように免疫機能が成人と比べると低くなりやすいため、さまざまな感染症に感染しやすいという特徴があるため、高熱となってしまいやすいのです。感染症が蔓延しやすいシーズンはこまめに体調を聞き、毎朝体温を測るなどしていきましょう。

また、高熱となったときに体温を下げることは大切ですが、安易に下げてはいけません。高熱となっているのは身体が体温を上げてウイルスや細菌に抵抗している証なので、いきなり体温を下げると抵抗力が失われてしまうケースもあります

特に子どもは抵抗力が弱いため、すぐには下げないように注意しましょう。こまめに体温を測って体温がまだまだ上がるようであれば厚着をさせて温めて、体温が下り坂となったタイミングで冷やしてあげると効果的と言われています。

子どもの高熱の対処法で特に注意したいのは、年齢制限によって使えない風邪薬や解熱剤などが多いこと。成人が使う薬の対象年齢は0~6歳ほどの乳幼児は服用が禁止されていることが多いため、自分が使っている薬をそのまま服用させないように気を付けてください。

万が一服用させてしまうと作用・副作用が大きく現れてより体調を崩してしまう可能性があります。乳幼児用の風邪薬や解熱剤の市販薬も販売されているので、必ずそちらを服用させるようにしましょう。

高熱は対処だけではなく治療も受ける

今回紹介した高熱の対処法は、感染症などを根本から治療するための方法ではないことを覚えておきましょう。あくまで高熱という症状を和らげるための方法でしかないので、これらを試しただけでは治療できないことが多いのです。

すぐには病院に行けない!というときにはこれらの対処法を試し、時間に余裕があるタイミングでなるべく病院に行くようにしましょう。

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参照リンク

近畿大学 メディカルサポートセンター|風邪や下痢の時に自宅で行える対処法

タケダ健康サイト|高熱

医療法人 あおばクリニック|急な発熱時の対応

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