あなたの揺れるめまいは危険!?9つの対処✕予防法を今すぐ実践!

「目の前の景色がゆらゆら揺れる」…そんなめまいを感じたことはありませんか?めまいには色々な種類があって、中には放置しておくと危険なものもあります。実際にめまいが起こった時どのように対処して、何科を受診すればいいのか?あなたの疑問に答えます!

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ゆらゆら揺れるようなめまい…え!危険!?

「何だか最近、眼の前の景色がゆらゆらするみたい」「歩く時ふらふら揺れるような感じがする」…こんな風に感じるときはありませんか?「ゆらゆら」も「ふらふら」も立派な「めまい」の一種で、このように自分や周りの景色が揺れるような感覚のめまいを「動揺性めまい」といいます。動揺性めまいは、いわゆる「ぐるぐる」回転するめまいと違って、「歩けない」「生活ができない」といったことがないのでついつい放置されがちですが、このゆらゆら・ふらふらするめまいの中には、脳の病気が潜んでいる危険なケースもあるので注意が必要です。

めまいの原因はたくさんあるので、すべての動揺性めまいが危険なめまいというわけではありませんが、自分のめまいが危険度が高いものなのか、そうでないものなのかは先延ばしにせず、早めに診断をつけておいたほうが安心できますよね?

めまいの診断はとても難しいと言います。自己判断はせずに、必要ならば専門医の診断を受けて原因や病名を診断してもらいましょう。とはいっても、「どんなめまいが危険?」「めまいって何科を受診するの?」といろいろと疑問がわきませんか?

今回は、ゆらゆら・ふらふらする動揺性めまいについて

  • どのようなめまいが危険なめまいなのか?
  • 他のめまいとの違いは?
  • 病院を受診するなら何科?
  • セルフケアするなら、どんな方法がおすすめ?

といった情報をわかりやすくお伝えします!ぜひぜひ参考にして、あなたの気になるめまいに、早めのケア&アクションを起こしてくださいね。


揺れるめまいは危険!緊急チェック

「ゆらゆら・ふらふらするめまいには危険なものがある」のは事実です。まずはあなたのめまいが「すぐに病院にいくべきものなのか、そうでないのか」あなたのめまいの危険度を早急にチェックしましょう!!

チェックするポイントは、ゆらゆら・ふらふらするめまいに加えて、次のような症状があるかどうかです。次のチェックリストのうち1つでも当てはまるものがあれば、早急に脳神経外科を受診することが必要です。

【危険】ゆらゆらめまいに次のような症状があるときはすぐに病院へ!

  • 激しい頭痛がする
  • ろれつが回らない
  • 手足がしびれる
  • 手や足が動かしづらい
  • 顔が動かしづらい(どちらかの目が閉じない、口角が上がらないなど)
  • 手足や身体の感覚がない
  • 物が二重に見える

ゆらゆら・ふらふらするめまいに、これらの症状が加わっている場合には、「脳梗塞(脳の血管が詰まっている)」もしくは、脳出血(脳内の血管が破れて出血している)」のいずれかである可能性があります。 脳の病気は「身体の麻痺」や「頭痛」を伴うことが多いので、これらの症状が見られた場合は、早急に病院を受診しましょう

ひばり
めまいを起こす病気のうち、脳梗塞や脳出血といった、緊急性のある脳の障害が見つかる割合は2~3%と言われています。決して多い数字ではないですが、見逃すことができない病気なので、まずはこの二つを除外することが大切です。

 なぜ揺れる?めまいのメカニズム

ゆらゆら・ふらふらと形容される「動揺性めまい」人によっては「自分が揺れている」ように感じたり、「地球が揺れている」という風に感じる人もいるようです。でも、皆さんもお解りのように、実際には身体が揺れていたり、地球が揺れているというわけではありません。めまいとは、私達の身体が「揺れているように感じている」状態のことをいいます。

私達の身体には、「平衡(へいこう)感覚」といって、身体が真っ直ぐである、もしくは傾いていると感じるためのセンサーがあります。平衡とはつまりバランス感覚のことです。歩いたり、自転車に乗ったり、スケートをしたりなど、身体を動かした時に、身体が倒れないでいられるのは、この「平衡感覚」がちゃんと機能しているからです。平衡感覚が機能していないと、私たちは立つことや歩くことさえできないのです!実は私達の身体の平衡感覚はとても複雑なしくみで働いています。

私達の身体の平衡(バランス)を感じる主な器官は、左右の耳の後にある内耳の「前庭神経」です前庭神経とは内耳の中にある三半規管(カタツムリのような形)から伸びている神経で、三半規管の中にあるリンパ液の動きや内耳にある耳石(小さな石のようなもの)の動きから、身体の傾きを脳に伝えています。前庭神経は平衡感覚を感じ取る最も大切な器官ですが、前庭神経だけで、平衡感覚を感じているのではないのです。

平衡感覚は

①前庭神経という神経が感じた身体の傾きに加えて

②皮膚や筋肉の感覚

③視覚(目に見えている風景)

を総合的に脳が判断して「平衡であるかどうか(=バランスが取れているかどうか)」を計算しています。


たとえば、片足立ちをする時に、目を開けたままだと楽勝なのに、目を閉じて行うとバランスを保つのが難しいですよね。これは、視覚(目で見ている風景)もバランスを保つために必要な情報だということを表しています。

めまいはこの平衡(バランス)感覚の障害と考えられています。平衡感覚に障害が起きる原因は、内耳だけでなく身体の感覚を脳に伝える神経であったり、平衡感覚を最終的に計算する脳であったり様々です。めまいは、障害が起きている場所によって、「ゆらゆら・ふらふら」する動揺性めまいになったり、「グルグル」回る回転性のめまいであったり、と感じ方が違ってきますが、めまいの基本は「平衡感覚の障害」であることに変わりはありません。

ふらふら揺れる動揺性めまいの原因

最初にご紹介したとおり、ゆらゆら・ふらふらとする動揺性めまいは、脳の病気が原因である可能性もあるめまいです。動揺性めまいは、人によって次のような感じ方をすると言われています。

ゆらゆら・ふらふら【動揺性めまい】の感じ方の例

  • 地面が地震のように揺れている感じがする
  • 視点を変えた時に、景色が「ゆら」っと揺れるような感じがする
  • 床がゆらゆらと動いている感じがする
  • 姿勢を変える時に、ぐらっと揺れる感覚がある
  • 歩いている時、身体がふわふわと浮かぶような感覚になる(浮動性めまい)

このように、人によって感じ方は様々ですが、動揺性めまいの特徴は、「自分」や「地面」「景色」などが「揺れているような感覚」になることです。 

「ふわふわする」浮動性めまいとは?

動揺性めまいの中の「身体がふわふわする」といった、浮遊感を感じるめまいのことを「浮動性めまい」といいます。
浮動性めまいも動揺性めまいと同じく、脳の障害が原因になっていることがあるので、危険な症状を伴う場合は早急に脳神経外科を受診することが必要です。浮動性めまいの多くは精神的なストレスや肩や首などの筋肉の緊張などによる「自律神経の乱れ」が影響していると言われています。

 動揺性めまいが起こる原因

動揺性めまいが起こる原因は、「平衡感覚の障害」のうち、内耳(前庭神経)ではなく、脳が関係している可能性が高いめまいです。

脳の障害が起きている

最初にチェックしてもらったとおり、動揺性めまいのうち最も緊急性が高いのが「何らかの脳の障害」が原因の場合です。内耳(前庭神経)の平衡感覚や皮膚や筋肉の知覚、目に見える景色といった視覚情報をもとに「平衡(バランス)」を計算している脳に障害が起きることで、平衡(バランス)感覚が狂ってしまうことが原因です。

動揺性めまいを起こす脳の障害には次のような病気があります。

病名説明その他の特徴的な症状受診すべき科
脳梗塞脳の血管につまりが生じ、その先の血流が不足するろれつが回らない
手足・顔が麻痺する
頭痛など
脳神経外科
脳出血脳の血管が破れて出血する意識が薄らぐ
ろれつが回らない
手足・顔が麻痺する
頭痛など
脳神経外科
一過性脳虚血発作 脳梗塞の前兆で脳の血管に血栓が詰まるもしくは、不整脈などの心疾患が原因で血栓が脳の血管に詰まるめまい
視野が狭くなる
手足のしびれ
言葉が出ない
などが、短時間(1時間以内)に現れて消失する
脳神経外科
聴神経腫瘍聴覚を脳に伝える神経に腫瘍ができ、腫瘍が小脳を圧迫するとふらつき・めまいが生じる耳鳴り
難聴など
脳神経外科
耳鼻科
脊髄小脳変性症小脳および脊髄が萎縮・変性してその機能が落ちる歩行時のふらつき
手の震え
ろれつが回らないなど
脳神経外科
椎骨脳低動脈循不全動脈硬化などが原因で、首から脳につながる血管が狭くなり、脳への血流が不足する
老人に多い
 回転性めまいを伴うこともある 
腕のしびれ 頭痛 
脳神経外科
てんかん一時的な脳の障害による発作目の前が暗くなる
失神
引きつけなど
脳神経外科
頭部外傷脳の外傷のために、脳内で出血する頭痛
骨折
外傷による出血など
脳神経外科
外科

この中でも、「脳梗塞」「脳出血」の2つは早急な対応が必要です。また一過性脳虚血発作」も脳梗塞の前兆であるので疑わしいときはすぐに病院を受診しましょう。 めまいの原因にこの3つの病気が隠れているときは、最初にご紹介した「ろれつが回らない」「手足・顔が麻痺する」「頭痛」などの症状を伴うことがあるので、すぐに病院を受診しましょう。

その他の脳の障害は、特徴的な他の症状を伴うことが多いので、当てはまる場合は病院を受診するようにしましょう。

動揺性めまいを起こすその他の原因

動揺性めまいの中には、明らかな脳の障害以外でも起こることがあります。主なものは以下の通りです。

病名もしくは原因となるもの説明その他の特徴的な症状受診すべき科
薬物によるめまい薬物を服用後にめまいを感じることがある
(抗生物質・降圧剤・抗てんかん薬・抗不安薬・抗うつ薬・抗パーキンソン薬・睡眠薬・風邪薬など)


ふらつき
吐き気
眠気など
薬を処方された科
緊張性頭痛首や頭の筋肉が緊張することで、脳への血流が悪くなり、自律神経が乱れ、めまいがおこることがある肩こり・首こり
頭痛など
整形外科
自律神経の乱れによるもの
精神的なストレス・睡眠不足など
過度な緊張よる首や肩のこり
ふわふわする浮動性めまいの場合もある
耳鳴り
頭痛
肩こり
不眠など
内科
心療内科
回転性めまいの後遺症前庭神経炎(下記回転性めまい参照)など回転性めまいを起こす病気の後遺症で動揺性めまいがおこることがある回転性めまいが収まった後に起こる耳鼻科
更年期障害更年期に入り、ホルモンバランスが乱れることによって自律神経が不安定になり、めまいが起きることがあるのぼせ
イライラ
肩こり
など
婦人科
アルコールの飲み過ぎ

アルコールによって、平衡感覚を維持する内耳に一時的な障害が起こる動悸
眠気
タバコの吸い過ぎタバコによって血管が収縮して血行不良となり、内耳や脳が一時的に血流不足になる手足の冷え
頭痛

これらの病気には緊急性はないですが、めまいが続く場合や、その他の症状が強い場合は病院を受診することをおすすめします。

カルナ博士
それにしてもめまいの原因はたくさんあるのう…緊急性のあるもの以外は放置しておいてもいいんじゃろうか?
ひばり
脳の病気の可能性がある場合は、すぐに病院を受診することが必要です。「動揺性めまい」は長くダラダラと続くものが多いので、症状がなかなか治まらないようなら、病院を受診して原因を突き止めておきましょう。

ぐるぐるする回転性めまいの原因

ゆらゆら・フラフラする動揺性めまいやフワフワする動揺性めまいもつらいですが、もっと症状が激しいのが「グルグル」と目の前の景色が回転する「回転性めまい」です。回転性めまいは、自分は静止しているのに自分や周りが回転しているように感じるのが特徴です。

回転性めまいで景色が「回転」して見えるのはなぜ?

私達の身体には、身体が回転した時に、目が回らないようにしたり、転倒しないようにするために、「1点を見つめる」ような反射(前庭眼反射)が備わっています。スケートの選手が何回もグルグル回転するのに、目が回らないのは前庭眼反射を利用しているからです。回転性めまいが起こっているときは、その前庭眼反射が繰り返し起こっています。前庭眼反射が起こっているかどうかを確認するには、目の動きを見るとわかります。回転性めまいが起こっている間は「眼振(がんしん)」といって眼球が左右に振れているのを確認することができます。

回転性めまいにも脳の病気が隠れていることがありますが、ほとんどは、原因が耳(内耳)にあることが多く「耳鳴り」や「難聴」など耳の症状を伴うのが特徴です。以下に回転性めまいを起こす主な病気をご紹介します

病名もしくは原因となるもの説明その他の特徴的な症状受診すべき科
脳梗塞小脳や脳幹の血管がつまって血流障害を起こす頭痛
意識障害
手足・顔の麻痺
ろれつが回らないなど
脳神経外科
脳出血小脳や脳幹で出血があった場合は、回転性めまいを生じる場合がある頭痛
意識障害
ろれつが回らないなど
脳神経外科
椎骨脳低動脈循不全     動脈硬化などが原因で、首から脳につながる血管が狭くなり、脳への血流が不足する
老人に多い
動揺性めまいを伴うこともある  腕のしびれ 頭痛 脳神経外科
メニエール病内耳にあるリンパに水が溜まることが原因耳鳴り
難聴
耳が詰まった感じ
耳鼻科
前庭神経炎数時間から数日続く突然激しい回転性のめまいが起こり、その後動揺性めまいに移行する
数週間から数か月かけて軽快する
風邪を引いた後に発症することがある耳鼻科
良性発作性頭囲めまい症寝起きなどに頭を特定の角度に動かした時に起こる回転性めまい
三半規管内に生じる結石が原因と言われている
めまいの続く時間は数十秒くらいと短い事が多い
のぼせ
イライラ
肩こり
など
耳鼻科
突発性難聴突然耳の聞こえが悪くなり、約半数の人が回転性めまいを併発する耳鳴り
難聴
耳鼻科
外リンパ瘻(ろう)飛行機に乗った時や水中に潜った時など、急激な気圧の変化がきっかけでめまいが発症する耳鳴り 難聴など耳鼻科
脊髄小脳変性症小脳および脊髄が萎縮・変性してその機能が落ちる歩行時のふらつき 手の震え ろれつが回らないなど脳神経外科
てんかん一時的な脳の障害による発作目の前が暗くなる 失神 引きつけなど脳神経外科
更年期障害更年期に入り、ホルモンバランスが乱れることによって自律神経が不安定になり、めまいが起きることがあるのぼせ
イライラ
肩こり
など
婦人科

回転性めまいも、動揺性めまいと同様に「手足・顔の麻痺」「ろれつが回らない」「頭痛」といった脳の障害が疑われる症状を伴う場合は、速やかに脳神経外科を受診することが必要です。

回転性めまいのほとんどは、耳(内耳)が原因です。「耳の詰まり」や「難聴」など耳の症状を伴う回転性めまいは、耳鼻科を受診するようにしましょう。


クラっとする(眼前暗黒感)めまいの原因

「立ち上がった時にクラっとする」「急に視界が真っ暗になる」…といった症状もめまいの一種です。クラっとするめまいの原因は「脳への血流が不足する(脳虚血)」です。脳への血流が不足する原因を挙げてみます。

病名もしくは
原因となるもの
説明その他の特徴的な症状受診すべき科
血圧異常高血圧や低血圧などで一時的に血圧が大きく変化することで、脳への血流が不足する立ちくらみ
失神など
内科
循環器科
起立性調整障害長時間立ったままの姿勢でいる時に、血圧が低下して脳への血流が不足する立ちくらみ
失神など
内科
自律神経障害ストレス、睡眠不足などが原因で、血圧が一時的に下がり、脳への血流が不足する手の震え
手足の冷え
眠気など
内科
心療内科
アルコールの飲み過ぎアルコールの飲み過ぎにより、血圧が一時的に下がり脳への血流が不足する
タバコの吸い過ぎタバコの吸い過ぎにより、全身の血行が悪くなり脳への血流が不足する
脱水血液中の水分が不足することで、血液の流れが悪くなって、脳への血流が不足する内科
薬物によるめまい降圧剤、利尿剤、狭心症の薬の作用で、一時的に血圧が下がることがある薬を処方された病院

クラっとするめまいは、一時的に起こるものがほとんどで症状もすぐに収まることが多いですが、場合によっては失神やフラつきなどを伴うこともあり、その際に転倒して頭部などを怪我する恐れがあるので注意が必要です。

めまいが起きた時の対処法4つ

めまいが起きたときは、緊急度の高い病気を見逃さないために次の4ステップで対処しましょう

1. 脳の病気が疑われる症状(「手足・顔の麻痺」「ろれつが回らない」「頭痛」など)がないかのチェックです。当てはまる症状があればすぐに病院へ

          ↓

2.「脳の病気」の症状がないめまいは、とりあえず「安静」が基本

          ↓

3. 症状が落ち着いたら必要に応じて耳鼻科・内科・脳神経外科へ

          ↓

4.「特に病気が見つからない」「原因が不明」のときは、セルフケアを行う


以下に、4つのステップについて詳しく解説します。

1.まずは緊急性のあるめまいかどうかを判断

突然めまいが起こると、誰でもびっくりしてしまいますよね。めまいが起きた時には、上で紹介した脳の病気が疑われる症状(「手足・顔の麻痺」「ろれつが回らない」「頭痛」など)がないかどうか、チェックしましょう。1つでも当てはまる物があれば、すぐに病院を受診するようにしてください。

【病院で行われる応急処置】

  • 脳のCTやMRIを撮影して、脳の障害が起こっていないかをチェック
  • めまいの症状を抑えるために、内耳の血流を増加させる「7%炭酸水素ナトリウム」を点滴もしくは静脈注射します
  • 嘔吐や吐き気がある場合は吐き気を抑える「メトクロプラミド」を追加します
  • めまいによる不安などの精神症状が強い場合は「ジアゼパム」などの抗不安薬を注射します

検査の結果脳の病気などが発見された場合はその治療が行われ、原因がはっきりしない場合は、抗めまい薬、血流改善薬、ビタミンB製剤などの投薬治療になります。

2.まずは「安静」が基本

脳の病気が疑われないめまいの場合、すぐに病院に行こうと思っても、場合によってはめまいがひどく「歩いたり動いたりするのもつらい」こともあるでしょう。めまいの症状が強いうちは、とりあえず「安静」にすることが大切です。その上で症状が落ち着いてきたら、必要に応じて耳鼻科、内科、脳神経外科などを受診しましょう。

乗り物に乗っている時にめまいが起こったら?

車や電車、船などの乗り物の「揺れ」がめまいを起こすことがあります。たいていは、車酔いに近い状態なので、乗り物を降りられる場合はいったん降りて、「横になる」「ベルトを緩める」など楽な姿勢で「適度に水分を摂らせて」休みます。乗り物酔いに近い場合は「酔い止めの薬」を服用しても構いません。めまいに加えて「意識が薄らぐ」「手足・顔に麻痺がある」「ろれつが回らない」「激しい頭痛がある」などの症状がある場合は、救急車などですぐに病院を受診するようにしてください。

3.症状が落ち着いたら病院へ

症状が収まってきたら、病院を受診します。受診する科は上の表にあるように耳鳴り・難聴など耳の症状を伴う場合は「耳鼻科」その他の場合は「内科」を受診します。

めまいには色々な種類(ゆらゆら・くらくら・フワフワ・グルグル)があり、その原因も様々です。病院では診察に加えて原因を突き止めるための、平衡機能検査が行われることになります。検査の中にはめまいを人工的に発生させるものもあり、症状が強いままだと辛い検査もあるので、ある程度症状が収まってから病院を受診するようにしましょう。

【病院で行われる主な平衡機能検査】

1.眼振検査・・・眼振(がんしん)つまり眼球の震えがないかをチェックします

医師が指を動かすのを目で追う検査をし、その後水中メガネのようなメガネをかけ、座ったり仰向けになったりして、頭を前後左右に動かして眼振があるかどうかをチェックします。

2.体平衡機能検査・・・身体のバランスを保つ力をチェックします

靴を脱いで両足を揃えて立ち、目を開けた時と目を閉じた状態の両方で、身体の揺れを30秒チェックします。さらに目をつむったまま足踏みをするテストも行います。

3.視刺激検査・・・目の動きをチェックします

顔の5ヶ所に電極をつけ、目で光を追うようにして、その際の眼振をグラフに記録します。

4.カロリック検査・・・反射的にめまいが起きる状態を作って、内耳の神経に障害があるかどうかをチェックします

外耳道に冷たい水を少量注入すると健康な人ではめまいが起こります。末梢神経に障害があるとめまいが起こらないので、神経の障害があるかどうかがわかります。めまいを起こさせる検査なので、気分がすぐれない人などは、体調の良い日に行うことをおすすめします。

このような検査をおこなって、めまいの原因が耳にあるのか、その他にあるのかを調べます。原因となる病気が判明した場合は、病気に応じて投薬治療が行われます。

ひばり
めまいの検査はたくさん行っても、残念ながら原因がはっきりしないめまいも多くあります。でも諦めないで!そんなときは、セルフケアでめまいを改善していくことも可能です。

  4.めまいのセルフケア【医薬漢方やサプリメント】

病院を受診しても「特に病気が見つからない」「原因がわからない」めまいの場合は、セルフケアがおすすめです。日々起こるめまいの症状は辛く、仕事や生活に支障が出てしまいますよね。我慢せず、漢方薬やサプリメントなどの力を借りてすこしでもめまいを楽にしていきましょう!

おすすめの漢方【静命漢方堂「耳鳴り・めまいに効く漢方薬」】

めまいの原因に病気が見つからなかった場合、セルフケアにおすすめなのが「漢方薬」です。漢方薬は天然由来の植物や動物から抽出したエキスを複数組み合わせた薬で、中国で発祥した中医学が日本に伝わって、日本の風土や日本人の体質に合わせて伝承、進化したものです。

漢方薬は、「症状を抑えるために薬を処方する」のではなく、「症状が起こっている裏にある、身体のバランスの乱れや、体の不調を正していくことで、症状が起こりにくくする」というアプローチで症状を改善します。実は漢方薬は、めまいの改善にとても適しているといわれていて、漢方薬によって「めまいの症状が改善した」「めまいが起こりにくくなった」という人も多くいるそうです。

静命漢方堂の「耳鳴り・めまいに効く漢方薬」は苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)と呼ばれる漢方薬です。苓桂朮甘湯はめまい・耳鳴り・立ちくらみなどに効果・効能が認められている薬で、めまいの症状によく処方されます。

漢方における「めまい」とは、体の中の「水」(水分)が停滞し、主に上半身(頭)の水分の流れがとどこおることで、頭の「気」が乱れると考えられています。静命漢方堂「耳鳴り・めまいに効く漢方薬」は体内の水分の流れを整えることで、めまいや耳鳴りを改善していきます。

【静命漢方堂「耳鳴り・めまいに効く漢方薬」の詳細】

効果・効能体力中等度以下で,めまい,ふらつきがあり,ときにのぼせや動悸があるものの次の諸症:
立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏
内容量・価格12,800円(税抜)
定期コース 9,800円(税抜き) 送料無料
主な成分(12錠中)苓桂朮甘湯エキス1000mg 内訳:ケイヒ2g、ブクリョウ2g、カンゾウ1g、白朮1.5g)
用法・用量次の量を食前又は食間に服 (食間とは食後2~3時間のこと)
成人(15歳以上)1回4錠 1日3回
15歳未満7歳以上 1回3錠 1日3回
7歳未満5歳以上 1回2錠 1日3回
5歳未満 服用しないで下さい
錠剤の大きさ10mm
服用に際し注意が必要な人
  • 医師の治療を受けている人
  • 妊婦又は妊娠していると思われる人
  • 高齢者
  • 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
  • むくみのある人
  • 高血圧、心臓病、腎臓病の診断を受けていて薬を処方されている人
副作用「皮ふの発疹・発赤、かゆみ、尿量の減少、顔や手足がむくみ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛」が生じた場合は、速やかに服用を中止して、医師か薬剤師に相談するようにしてください

【静命漢方堂「耳鳴り・めまいに効く漢方薬」の特徴】

  • めまい・耳鳴り・立ちくらみなどに効果効能が認められている【第二類医薬品】。
  • 有効成分「ブクリョウ」「ビャクジュツ」「ケイヒ」「カンゾウ」が体内の水分バランスを整えて、耳鳴り・めまいを改善。
  • 原材料である漢方薬は残留農薬や放射線を厳しくチェック。GMP(公益財団法人日本健康・栄養食品協会認定の製造規)取得の工場で厳しい品質管理のもと製造。
  • めまい・耳鳴りだけでなく、精神的ストレスによる神経症などにも効果あり。
  • 症状を抑えるのではなく体質を整えていくので、穏やかに作用してめまいが起きにくい身体に。

【静命漢方堂「耳鳴り・めまいに効く漢方薬」の口コミ】

  • 症状が改善されて、外出の不安がなくなった!
    外出先でめまいが起きてから、買い物や孫と遊ぶことすら怖くなりました。しかし、この漢方と出会ったことで、症状が改善されて不安もなくなりました。

    漢方とサプリでめまいを治したい人が見るサイト

カルナ博士
めまいが度々あると外出するのが不安になるのう…症状がでなくなると安心して出掛けることができるぞよ。

  • フラフラめまいが無くなった!
    ある時から突然めまいに悩まされるようになってしまいました。座っていてもフラフラし仕事にも支障が出ていて凄く自分の体調が心配でした。しかしこの漢方を飲み続けたおかげで、今はめまいに悩まされることはなくなりました。

    耳鳴り・めまいに効く【静命漢方堂】

ひばり
フラフラめまいの原因は「自律神経の乱れ」であることが多いのですが、「めまい・耳鳴りに効く漢方(苓桂朮甘湯)」は精神的なストレスによるめまいにも効果があるんですよ。

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おすすめのサプリメント【ディアナチュラ ビタミンB群】

「ひどくなるわけではないけれど、めまいを度々くり返す」場合や、「疲れや睡眠不足の時にめまいが起きやすい」といった場合には、ビタミンB群の摂取によって、めまいを予防する効果が期待できます。

ビタミンB群、特にビタミンB12は神経の代謝を良くする作用があるので、めまいの治療薬にも使われています。その他にも、脳や神経の働きを正常に保つビタミンB1もめまいの予防に積極的に摂取したいビタミンです。

ビタミンB群は外食が多かったり一人暮らしなどで食生活が偏っている人では不足しがちなビタミンと言われています。効率的にビタミンB群を摂取するには、サプリメントを利用するのがおすすめです。

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内容量・価格60粒入り(60日分)470円(税抜)20粒入り(20日分)170円(税抜)
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用法・用量1日1回 1錠が目安
摂取のタイミングはいつでも良い
摂取上の注意
  • 多量摂取しても健康が増進するものではないので1日の用量を守ること
  • 体質によりアレルギーなどの症状が出た場合は、摂取を中止すること
  • ビタミンB2により尿が黄色くなることがあります
  • 小児の手の届かないところに保管すること

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  • 8種類のビタミンB群を1日1粒で手軽に摂取できる
  • 使用する原料は厳格な基準をクリアしたものだけを使用。製造工場はGMP(公益財団法人日本健康・栄養食品協会認定の製造規)およびISO22000を取得しています。
  • 60日分で470円(税抜)とリーズナブルな価格で続けやすい

ディアナチュラ ビタミンB群

ひばり
めまいの治療薬の「メチコバール」「メコバラミン」とは、ビタミンB12製剤なんですよ。ビタミンB群は継続的に飲むことが大切です!

 めまいを起こさないために!予防策5つ

めまいの中には、突然前触れもなくやってくるめまいもありますが、体調が悪い時、寝不足のときなどに起こりやすい「繰り返す」めまいも多くあります。そうしためまいは日々の生活を見直すことである程度予防することが可能です。

【1】生活のリズムを正す

めまいが起きた時「最近忙しすぎたな」「寝不足が続いていたな」と心当たりがある人も多いかと思います。何度かめまいが起こっている人は、大体どんな時にめまいが起こりやすいのか分かってくるのではないでしょうか。

めまいは、睡眠不足や不規則な食生活など、生活リズムが乱れた時によく起こります。めまいを起こさないためにも、規則正しい生活を心がけましょう。とくに大切なのは「睡眠」「食事」です。以下の表で生活が乱れていないかチェックしてみてくださいね。

生活リズムを整えるために気をつけること

  • 毎日決まった時間に就寝・起床する
  • 食事は1日3回、できるだけ同じ時間に摂る
  • 朝起きたら、明るい光を浴びるようにする
  • 夜寝るときは、部屋を暗くする
  • 寝る前に飲食をしない

カルナ博士
どれも健康のためには当たり前のことじゃが、めまいがすこしでも防げるのなら、意識して生活リズムを整えることも大切じゃのう

【2】運動習慣をつける

「めまいに運動?」と思うかもしれませんが、適度な運動はめまいの改善&予防にとても効果的です。運動の効果としては以下のような事が挙げられます

  • 全身の血行が良くなり、脳や神経へ必要な栄養素が届きやすい
  • 動脈硬化などの予防になり、脳梗塞や脳出血を防ぐ
  • 適度な運動はリラックス効果があり、自律神経の働きを整える
  • 適度な運動により睡眠の質が良くなる

運動を行うときは、十分な準備運動を行い、体調が悪い時は無理をしないように気をつけます。また、運動は激しすぎるものではなく、「ウォーキング」「軽いジョギング」「水泳」などの有酸素運動を30分程度行うのが望ましいと言われています。

【3】タバコ・アルコール量の調節を心がける

めまいの原因には「タバコやアルコールの過剰摂取」もあります。アルコールの過剰摂取は血圧を急激に変化させるので、脳への血流不足を招き、タバコの吸い過ぎは全身の血行を悪くするので、脳への血流不足を招くことがあります。どちらも嗜好品なので、完全に辞めることは難しいでしょうが、めまいが繰り返し起こっている場合には「適度な量を保つ」ように心がける必要があります。

【4】ストレスを発散する

めまいの原因の1つに自律神経の乱れがあります。自律神経は交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、脈拍や呼吸、体温などを適切に保っています。

強いストレスがかかり続けると、身体は自律神経のうち「交感神経」が優位な状態になります。交感神経は身体の筋肉を緊張させる、脈拍を増やす、血圧を上げるなどの作用がありますが、交感神経が優位な状態が長く続くと、首や肩の筋肉が固くなり、脳への血流が悪くなると考えられています。めまいが続く場合は、ストレスがかかった状態を避け、適度にストレスを発散することが必要です。

ストレス発散の方法としておすすめなのは、リラックス効果があり、全身の血行を良くする

  • 「ウォーキング」「水泳」などの適度な運動
  • ヨガ・ストレッチなど
  • ゆっくりお風呂に入る
  • マッサージを受ける

などがおすすめです。

【5】ビタミンB群を食事から摂取

めまいのセルフケアでもご紹介しましたが、ビタミンB群はめまいの改善&予防に効果的です。ビタミンB群の中でも特におすすめなのがビタミンB12とビタミンB1です。これらを多く含む食品をご紹介します。

ビタミンの種類効果多く含む食品
ビタミンB12神経の代謝を促す働き牡蠣、アサリ、イワシ、いくら、サンマ、牛レバー、焼き海苔、チーズなど
ビタミンB1脳や神経の働きを正常に保つ働き豚ヒレ肉、たらこ、うなぎ、大豆、青のり、焼き海苔、昆布、枝豆、切り干し大根など

ビタミンB群を効率的に摂取!おすすめのレシピ

【ビタミンBたっぷり!海鮮スンドゥブチゲ】2人前

〈材料〉

  1. 豚肉薄切り 100g
  2. アサリ(砂抜きしたもの)お好みで牡蠣など 10個くらい
  3. 豆腐 一丁
  4. ネギ 1/2本
  5. 人参 1/3本
  6. ごま油 大さじ1 *
  7. 中華だし 大さじ1*
  8. コチュジャン 大さじ1*
  9. みそ 小さじ1*
  10. お酒小さじ2 *

〈作り方〉

  1. *の調味料を混ぜておく
  2. 豆腐を水切りしておく(キッチンペーパーに包み600Wで2分加熱してもOK)
  3. フライパンに油(分量外)を引き、豚肉を炒める
  4. 豚肉の色が変わったら、鍋に水とアサリを入れ、沸騰させる
  5. 沸騰したら、豆腐と1の合わせ調味料を溶かして、火を弱火~中火にする
  6. アサリが開いたら、スライスしたネギを入れる
ひばり
めまいにおすすめの、ビタミンB群たっぷりのレシピですね。身体も温まって血行も良くなります。白いご飯と一緒にどうぞ!

そのまま放置は危険!めまいを伴う10の疾患

それでは、最後にめまいを伴う疾患で、放置せずに病院を受診したほうが良いものを10個ご紹介します。めまいの原因がある場所(脳や内耳)別に、症状や発症しやすい人などについて解説します。

脳が原因で生じるめまい→脳神経外科を受診

脳梗塞 危険度★★★★★

脳梗塞はめまいを伴う疾患の中でも特に危険度が高い病気です。血栓と呼ばれる血液の塊が脳の血管につまり、その先への血流が阻害されます。放おっておくと、脳の組織が壊死してしまい、運動障害や言語障害など後遺症を残します。脳梗塞が起きている場所が、脳幹や小脳など生命維持に関わる場所に近いと、最悪の場合命に関わることもあり、治療が遅れると後遺症を残すことも多くあります。早急に病院を受診するようにしましょう。急性期には「血栓溶解療法」、「抗血小板療法」、「抗凝固療法」といって手術をせずに血栓を溶かす薬などを使用する「保存療法」が行われますが、改善しない場合は手術が必要になります。

【主な症状】 

動揺性めまいもしくは回転性めまい、意識が薄らぐ、手足・顔の麻痺、ろれつが回らない、頭痛など

脳梗塞によるめまいは通常2~3時間くらい続くことが多く、短い場合でも20分~30分は続くと言われています。梗塞のある場所が小脳の場合は回転性のめまいが、大脳である場合は動揺性のめまいが起こりやすいと言われています。

【発症しやすい人】

動脈硬化のある人、中高年以降の肥満の人、血圧の高い人、中性脂肪・コレステロール値の高い人

脳出血 危険度★★★★★

脳出血は何らかの原因で脳内の血管が破れ、出血が起こる病気です。日常の活動中に出血が起こることがほとんどで、最初はず頭痛や嘔吐などから発症します。次第に歩行困難、起立障害、言語障害などが出て、意識を失うこともあります。出血の部位によっては命にかかわることもあり、早急な処置が必要です。出血が少ない場合は血圧をコントロールするなどの内科的治療が行われますが、出血が多い、止まらないといった場合は緊急手術が行われます。

【症状】

動揺性めまいもしくは回転性めまい、頭痛、意識が薄らぐ、手足・顔の麻痺、ろれつが回らないなど

【発症しやすい人】

高血圧の人、高齢者、動脈硬化のある人

一過性脳虚血発作  危険度★★★★★

脳梗塞の前兆である病気で、不整脈などが原因のこともある。めまいとともに視野が狭くなる、手足のしびれ、言葉が出ないなどの症状が短時間(一時間以内)に現れて消失するのが特徴です。症状が一時的に消失するので、そのまま放置して病院を受診しない人が多いのですが、放っておくと脳梗塞に移行する可能性が高い病気で、早急に病院を受診して早めの処置を受けることが大切です。

【症状】

めまい、視野が狭くなる、手足のしびれ、言葉が出ないなど

【発症しやすい人】

高血圧の人、動脈硬化のある人、不整脈のある人

聴神経腫瘍 危険度★★★★

 聴神経腫瘍とは聴覚を脳に伝える聴神経にできる脳腫瘍の一種です。腫瘍は良性のものがほとんどですが、放置しておくと腫瘍が増大するので、何らかの処置が必要となります。腫瘍は片方の聴神経にでき、最初は聴力の低下で気づくことが多いと言われています。腫瘍が小さいうちは「耳鳴り」「難聴」などの症状だけですが、腫瘍が大きくなり脳や脳幹を圧迫すると、めまいや呼吸不全などを起こすことがあり、放射線値治療や手術による摘出が必要になります。手術は難しく、腫瘍を取る際に顔面神経を傷つけることによる「顔面麻痺」などの後遺症が残ることがあります。聴神経腫瘍によるめまいは動揺性めまいか浮動性めまいであることが多く、回転性めまいが起こることはあまりないと言われています。

【症状】

動揺性めまい、耳鳴り、難聴、ふらつき、顔面のしびれ、麻痺など 

【発症しやすい人】

数万人に一人といわれている稀な病気です。遺伝性などは指摘されていません。

椎骨脳低動脈循不全    危険度★★★

  首から脳に血液を送る動脈には「椎骨動脈」と「脳底動脈」があります。これらの血管が動脈硬化などが原因で、血流が悪くなることが原因で、脳への血流が不足しめまいが発生します。椎骨動脈は頚椎の中を通っているので、首を動かした時(特に朝の起床時)にめまいが生じることが多いと言われています。

【症状】

動揺性めまい  腕のしびれや脱力感、 頭痛、ふらつきなど

【発症しやすい人】

高齢者、生まれつき椎骨動脈が細い人、加齢や外傷によって頚椎の変形がある人

耳が原因で発生するめまい→耳鼻科を受診

メニエール病 危険度★★ 

内耳内にリンパ液が溜まることが原因と言われています。回転性のめまいが繰り返し起こるのが特徴です。女性に多いめまいで、難聴など耳の症状を伴うのが特徴です。ストレスが発症に関係していると言われています。早いうちに治療を始めるほうが治りが良いので、早めに病院を受診することをおすすめします。治療は投薬治療が主で、抗めまい薬や、血流改善薬、吐き気止め、利尿剤、ビタミン剤などが使われます。

【症状】

回転性のめまい、片方の耳だけに起こる耳鳴り、難聴、吐き気、嘔吐など 

【発症しやすい人】

30代から50代の女性、強いストレスが続いている人など

前庭神経炎 危険度 ★★★

内耳にある前庭神経が何らかの原因で炎症を起こすことにより激しい回転性のめまいが続きます。めまいは数時間から数日続き、その後動揺性めまいや浮動性めまいに移行します。めまいが治まっても平衡感覚の障害が残ることがあり、日常生活に戻るのに、数週間から数か月のリハビリを必要とします。めまいがひどい場合はステロイド剤を投与することもあります。

【症状】

突然激しい回転性めまいが起こります。「立っていられないほど」のめまいであることが多く、嘔吐などを伴うこともありますが、脳に異常はなく命の危険もありません。回転性めまいがおさまったあと、ゆらゆらとした動揺性めまいやフワフワとした浮動性めまいへ移行します。

【発症しやすい人】

風邪を引いた1週間から2週間後に発症することがあると言われていますが、はっきりとした原因は不明です。

突発性難聴 危険度 ★★★★(聴力を失うことがある)

突然片方の耳が聞こえなくなり、約5割のひとがグルグル回る回転性のめまいを訴えます。発作は一度きりで同じ耳で繰り返すことはありませんが、聴力は低下したままか、最悪の場合は全く聞こえなくなることもあります。異変を感じたらなるべく早く病院へいくことをおすすめします。治療はステロイド剤や血流改善薬、ビタミン剤などを組み合わせて投与します。しばらくは安静を心がけることが大切です。

【症状】

片方の耳の聞こえが悪くなる、耳鳴り、回転性めまい、動揺性めまいなど

【発症しやすい人】

特に発症しやすい人はありませんが、高齢者や高血圧、動脈硬化などの既往のある人は聴力の戻りが悪いと言われています。原因もはっきりと分かっていませんが、強い「ストレス」による免疫低下、ウィスル感染、血流改善などが関係していると考えられています。

良性発作性頭位めまい症 危険度 ★★

 朝起きた時や、寝た姿勢から起き上がる時、頭を一定の方向に傾けた時などに、回転性めまいが起こる病気です。回転性めまいを起こす病気の中ではもっとも多い病気です。良性発作性頭位めまい症のめまいは続いても20秒以内に収まることが多く、後遺症を残さず回復する場合が多いのが特徴です。

内耳内にある卵形嚢にできた耳石が剥がれ落ちて三半規管に入り、三半規管を刺激することが原因と言われています。耳石は自然に吸収されるので、特に治療を行わなくても治癒する場合もありますが、めまいを繰り返す場合は耳石を元の位置に戻す治療(頭の位置を変えて石を動かす)を行う事があります。

【症状】 

回転性めまい、吐き気など

【発症しやすい人】

過労、睡眠不足、アルコールの飲み過ぎなどが原因になることがあると言われています。更年期の女性が発症することが多いと言われています。

内耳炎・慢性中耳炎 危険度★★

外耳のすぐ奥にある中耳は耳掃除のときなどに傷つけることも多く、そこから細菌感染を起こして中耳炎を発症します。中耳炎の治療は抗生物質の投与などが中心ですが、薬の効きが悪かったり、治療が不完全だと慢性中耳炎へ移行します。慢性中耳炎はさらに奥の内耳炎へ発展することがあり、内耳の炎症が起きると、内耳の三半規管にある前庭神経が刺激されめまいが起こることがあります。

【症状】

回転性めまい、耳の痛み、耳垂れ、頭痛、発熱など

【発症しやすい人】

子どもや高齢者、中耳炎を繰り返している人


めまいは体のSOS!今すぐ対処しよう

「ゆらゆら」揺れるものから「ぐるぐる」目が回るものまで、めまいは種類がたくさんあり、原因も多岐にわたっていることがわかってもらえたでしょうか。軽いものからひどいものまで、どんなめまいでも「めまいが起こる」ということは、体にとっては異常事態です。病気が潜んでいる可能性も含めて、放置せずに早めに対処することが大切です。

ひどいめまいが起こっている最中は、本人はパニックに陥ることもあります。「手足が麻痺する」「ろれつが回らない」といった脳の症状がないどうか、周りの人が注意深く観察してあげましょう。

めまいは色々と検査をしても原因が見つからないこともあります。そんな時は、生活習慣を見直したり、漢方やサプリメントでセルフケアを行うといいでしょう。めまいは体からのSOS、「無理をしていないか」「ストレスが溜まっていないか」体の声に耳を傾けてあげてくださいね。 


参考サイト

心配なめまい│脳神経外科山本クリニック

https://www.yamamotoclinic.jp/d…

めまいとは│一般社団法人日本神経学会

https://www.neurology-jp.org/p…

めまいとは│板谷耳鼻咽喉科

https://www.itaya.or.jp/?page_i…

めまいについて│しぶさわ耳鼻医院

https://www.shibusawa3387.net/e...

めまいについて│一般社団法人小郡三井医師会

https://www.ogorimii-med.net/co…

めまいを起こす薬│国立病院機構熊本医療センター

https://www.nho-kumamoto.jp/kus…

めまい│タケダ健康サイト

https://takeda-kenko.jp/navi/na…

メニエール病について│井上耳鼻咽喉科

https://inoue-jibika.jp/meniere…

平衡機能検査│めまいプロ 興和株式会社

https://www.memai-pro.com/balan…

危険なめまいとそうでないめまいの区別┃かめやまクリニック

https://www.kameyama-cl.com/mem…

めまいの原因┃Yaesu Clinic脳神経外科

https://www.yaesu-noushinkeigek…


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