喫煙すれば歯はボロボロに!?3つの対策で黄ばみも歯周病も安心

喫煙は歯によい影響を与えません。お口の中の環境にも悪影響であることが言えます。歯に付着する汚れも、他の汚れとは比較できないほど、黄ばみ黒ずんできます。歯周病や虫歯、口臭や治療の予後を悪くすることもあるためしっかりとした対策をとりましょう。

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禁煙しないと歯は痛み続ける

タバコを吸い続けていると、歯や歯茎によい影響はありません。歯は黄ばみ、ひどくなると黒くなります。見た目も悪ければ口臭もするので不衛生な状態になります。歯周病や虫歯のリスクもあがるので、禁煙しないままでは悪化する可能性がでてきます。喫煙がもたらす影響によっては禁煙できなければ治療する効果もあがらないため、お口の中の環境を意識した積極的な禁煙活動が大切になります。

喫煙で歯に悪影響

黄ばみや黒い歯になる可能性

タバコを吸うと歯に一般的に「ヤニ」といわれる着色が付着します。歯のくぼみや小さな隙間に入り込んで落ちにくくなるとどんどん色が濃くなり、お掃除もせずに放置しておくと真っ黒い歯になることもあります。あまりにもヤニのつき方がひどいと、歯医者の機械でもすぐに除去するのは難しくなるので、ひどくなる前に定期的なお掃除をしましょう。タバコ以外にもコーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶や赤ワインなどの色のステインの強い飲み物や、カレーやケチャップなども歯の着色の原因になります。

口臭が発生しやすくなる

タバコを吸うと口臭が出やすくなります。タバコにはニコチンや一酸化炭素、タールなどを含んだ有害物質が含まれていて、これらの物質を継続的に吸い続けると、タバコの中のタールとニコチンの成分が充満して口臭を発生させます。また、喫煙が続くと歯周病などになりやすく、歯茎の炎症にも気付きにくいためそれらの原因で口臭が出る場合もあります。

口腔内の異常に気付きにくくなる

タバコを継続的に吸い続けると血管が収縮してしまうため、歯茎が炎症を起こしても気付きにくくなります。血管が収縮することで歯茎からの出血や腫れが抑えられてしまい、通常なら気付けたかもしれない炎症が喫煙によって放置されてしまう状態になるからです。そのため歯周病が知らない間に進行していたり、痛みが鈍くなって炎症や腫れに気づけない状態がみられるのです。

歯周病のリスクが上がる

タバコを吸う喫煙者は歯周病のリスクが高くなり、1日10本以上喫煙する人は喫煙しない人より5.4倍もあがり、10年以上吸うと4.3倍のリスクになります。また歯周病以外にも虫歯にもなりやすいのです。虫歯は歯の表面が溶ける状態から進んでいきますが、小さな虫歯で表面だけ溶けているような場合には、唾液の作用で再度溶けた部分を修復する機能をもっています。ところが喫煙を継続していると唾液の量が少なくなるため、歯の修復ができにくくなり、虫歯の深さが深くなっていくのです。これはニコチン入り電子タバコも同じです。電子タバコを国内のみで購入するとニコチン入りが購入できないため、体への害は少なくなりますが、国外から輸入でニコチン入りを購入すると有害物質の影響を受けます。ニコチン入りの電子タバコだから大丈夫などということにはなりませんので、気をつけましょう。

死亡もありうる口腔がんの発症

タバコのがんへの影響はとてもよく耳にしますが、「口腔がん」の発症リスクにも影響をうけます。タバコを吸う喫煙者の中で、口腔がんを発症する確率は喫煙しない人と比較すると7倍も高く、死亡にいたるリスクは4倍も高くなるとの報告があるのです。口腔がんにならずともそのほかの組織でがんになる可能性がでてくるため、できるたけ禁煙を意識しましょう。

受動喫煙でも歯にダメージ

タバコの煙を周囲の人が吸い込む受動喫煙が問題となり、分煙スペースなども最近は設けられたりして考えられていますが、身近な家族や友達同士などの場合には甘い考えになりがちです。10歳の子どもの歯茎や歯が黒ずんでいた症例があり、父親が喫煙者でその子どもが受動喫煙で影響がみられたものですが、10歳の小学生の子どもに影響を与えるというのは、やはり大人が細心の注意を払う必要があります。家族のためにも禁煙を意識することが大切です。

自分でできる健康な歯への対策

喫煙しない

健康な歯や歯茎でいるために、自分でできる1番の改善はやはり「喫煙しないこと」にあります。喫煙しないだけで歯茎への影響が改善するため、歯に与える影響も少なくなります。その他にも「がんの予防」のためにもいいことですし、味覚や食欲も改善し、体に与える影響はよいことばかりです。受動喫煙などで家族や周囲に与える影響も無くすことができます。喫煙しないことと口でいうのは簡単ですが、ニコチン依存症の場合はなかなか止めるのは難しいかもしれません。「禁煙ができない」ではなく、「喫煙しない」ことに少しずつでもトライしましょう。

正しい歯の磨き方をする

歯ブラシをしているのに虫歯になる場合や歯周病になるのは、正しい歯ブラシをしていないことに原因があります。喫煙しない人でも歯ブラシの仕方が悪いと歯周病になりますので、正しい歯ブラシの方法を意識しましょう。歯ブラシは硬すぎず、大きすぎない磨きやすい歯ブラシを購入しましょう。歯医者さんで販売している歯ブラシは質がよいのでおすすめですね。

歯ブラシの時間帯

  • 朝食後
  • 昼食後
  • 夕食後
  • 就寝前

正しい歯の磨き方

  1. 習慣付けにするためにも歯の磨く順番を決めましょう。(奥歯なら奥歯から。前歯なら前歯から。)
  2. 順番を決めたらに1本1本丁寧に鏡を見ながら磨きます。鏡をみながらすると磨き残しが改善します。
  3. 歯ブラシの当て方で大きくスライドをする磨き方はNGです。1本1本歯の角度に合わせながら小刻みに振動させるように磨きます。
  4. 歯ブラシの角度は鏡を見ながら、歯ブラシを縦にしてみたり斜めにしたりして工夫すると上手に磨けます。
  5. 歯を磨きながら少し歯茎に当てるようにも磨いていきます。歯茎を傷つけないように力の加減が必要です。歯茎から歯に向かって磨きましょう。
  6. 歯茎にあてる時は歯ブラシの毛先が歯と歯茎のさかいめに入るようにします。

ポイント

  • 歯ブラシの指導は一度歯医者でうけてみるとわかりやすくなりますので、積極的に歯医者の活用をしましょう
  • 歯茎に歯ブラシの毛先をいれることで歯周病予防になります。
  • 歯から歯茎に圧力をかけるように磨くと、歯茎が下がる原因になることもありますので気をつけましょう。
カルナ博士
ひばりくん、歯ブラシの硬さはどうしらいいもんかのぅ?
ひばり
カルナ博士。調べてありますよ。歯ブラシの硬さは普通~やわらかめがいいんですよ。
硬すぎる歯ブラシは歯茎を傷つけてしまう原因になりますし、弾力がなくなるので歯ブラシがきれいにあたらなくなるんです。
カルナ博士
そうんじゃな。わしは普通の硬さでもいいのかのぅ?
やわらかい歯ブラシがおすすめの場合はどういうときじゃろ?
ひばり
やわらかい歯ブラシは好みもありますが、歯茎から出血する場合などの炎症があるのなら、やわらかい歯ブラシをチョイスした方がいいですよ。
歯周病がひどい人は、改善するまでやわらかい歯ブラシでしっかり歯茎をマッサージするように磨いた方がいいみたいですね。カルナ博士の歯茎から出血するならぜひやわらかめを使ってください!
カルナ博士
……。

ホワイトニングのおすすめグッズ

歯を白くするおすすめグッズはたくさんありますが、クリーニングジェル<ソフト>を紹介していきます。

クリーニングジェル<ソフト>

販売会社ウエルテック株式会社
成分
  • 高機能シリカ(清掃剤)・サンゴパウダー(研磨剤)・ヒドロキシアパタイト(基剤)・ビタミンE
  • ピロリン酸ナトリウム(キレート剤)
効能
  • 歯の表面にしっかり付着して汚れを吸収、絡め取ります。
価格(税込)1,620円

よく歯科医院で使用されるメーカーなので安心と信頼できる商品です。楽天やAmazonなどのネットショップで購入することもでき、歯の汚れなど着色が気になる方へおすすめの商品です。週に1回から2回の使用で着色汚れを予防できるので、ステインが強いコーヒーやワインを飲んだ日に使用するのもおすすめです。着色汚れだけでなく虫歯や歯周病予防の効果も期待できますよ。


歯の汚れにクリーニングで対策

クリーニングを受けるメリット

歯医者でクリーニングを受ける最大のメリットは、自分の口の中の環境を把握することができる点です。「歯ブラシは何回もしているから磨けているはずだ」などと思い込んでいる人に限って、きれいに歯ブラシを当てられず汚れが溜まっているものです。自分の歯ブラシの仕方に悪いところがないか、虫歯はできていないか、歯周病の進行具合はどうか、など、改めて意識しなければ改善しないことが歯医者にいくと知ることができます。クリーニングは自分でも磨きにくい部分や歯ブラシでは落ちない硬い歯石などをプロの衛生士さんがきれいにしてくれるので、メリットがたくさんあります。

クリーニングを受けるメリット

  • 自分の口の中の状況がわかる
  • 歯ブラシの磨き残しがチェックできる
  • 虫歯の有無を確認できる
  • 歯周病の進行具合がわかり、改善できる
  • プロの手できれいに掃除してもらえる
  • 見た目がきれいになる
  • 口臭の改善になる

施術内容と費用

歯の掃除にかかる代金は基本「保険内診療」になります。初診料や指導料などは換算せずに、上下で28本ある場合で3割負担の人では、機械を使った歯のお掃除代だけで1,100円ほどです。歯のお掃除には超音波などの機械を利用して硬い汚れや歯垢の付着を除去し、機械で回転するブラシを使用して歯の表面の汚れを除去します。通常は初診料やレントゲン撮影代、指導料、クリーニング代などの処置料が加わるため初回は高く感じるかもしれません。また、保険診療外で自費のホワイトニングを受ける場合には3万円から5万円するものがありますが、歯周病の進行がひどい人や知覚過敏の症状がある人には向いていない人もいるので、一度保険診療でクリーニングを受けてからの方がいいでしょう。

クリーニングの体験談

  • 3か月に一回のペースで通院
    歯石の除去で3か月に一回のペースで通院しています。歯石の付き具合から毎日の歯磨きの良し悪しをチャックし、改善点を教えてくれます。30分ほどで歯と歯茎のクリーンアップは終わります。<中略> 定期的にレントゲン検査で目に見えないところもチェックするので、高齢になった私にとっては欠かせないチェックになっています。

    東京都のスケーリングの口コミ

  • スッキリしました!
    検診とヤニ取りに行きました。<中略> ヤニ取りと歯石取りもやってもらってスッキリしました!

    デンターネット

歯医者へクリーニングで通う場合には、定期的な3カ月や半年の間隔でみてもらうのがおすすめです。プロの手でお掃除してもらうと、磨き残しなどで感じるぬるぬる感がとれて、きゅっとする感じに変わるので清潔になった感じと、着色汚れの除去で見た目も一層白くなるため気分もいいものです。歯や口の中の定期的なケアを意識するようにしましょう。

病気なら早期に治療

歯周病の治療と期間

歯周病には進行具合の程度がありますが、末期の状態では歯が自然に抜け落ちてしまう状況になります。歯垢や歯石、喫煙などが原因で歯にまとわりついた汚れが周囲の組織を壊してしまうため、歯を支える骨を溶かしてしまうからです。歯を支える骨は治療で元通りに戻すことができず、治療を始める時点の現状を維持するように努めることしかできません。原因の歯にまとわりついた汚れを除去し、歯茎を健康な状態に戻すことで進行の程度によっては大幅な改善がみられます。歯周病の治療はこれから歯周病が悪化しないようにケアを大切にしていくことがメインになるのです。期間は長期間になるため禁煙が予防の効果を上げてくれます。汚れの除去には外科的に行う治療や、溶けた骨の部分を修復する外科治療などもあるため、かかりつけの歯科医師とよく相談するようにしましょう。

歯の治療の注意点

歯を抜く抜歯や、無くした歯の代わりに人工的な歯を埋め込むインプラントなどの外科処置には、炎症が出血が伴うものです。その際の注意事項には「喫煙は控えてください」という記述が多くみられます。その理由には免疫力の低下にあり、抜歯やインプラントの処置の予後を悪くすることがあるのです。

カルナ博士
ひばりくん。タバコを吸うとると白血球の免疫機能が下がるんじゃったのぅ?
ひばり
そうです博士。
白血球の免疫機能が低下してしまうと、炎症が強くなる場合や菌に感染することもあるので、回復が遅れることもあります。そのため喫煙は控えた方がいいんです。
カルナ博士
ただの煙だからと甘く考えてはいかんのぅ。禁煙が一番じゃょ……。

歯以外の病気にも気を配る

タバコを吸うことで健康に影響がみられることはよく知られていますが、悪性腫瘍などのがんをはじめ、糖尿病や高血圧症、動脈硬化などの生活習慣病などの全てに健康被害の影響がでることが分かってきました。また、タバコが進行要因となる歯周病により、糖尿病や心臓血管障害、肺炎、早産などへも健康被害の影響がみらえることが分かってきたのです。禁煙と歯周病の治療は体の全身管理のためにもとても重要なものであるのです。

喫煙は歯にリスクばかり

喫煙の影響は歯や歯茎によい影響は与えません。たくさんのリスクがあるため、積極的に禁煙活動することが大切です。喫煙による歯へのデメリットをまとめましたので、禁煙についてしっかりと深く考えるようにしましょう。

喫煙による歯へのデメリット

  • 歯周病のリスクが高い
  • 虫歯になるリスクが高い
  • 口臭の原因になる
  • 汚れの付着がつよい
  • 抜歯やインプラントの予後を悪くする


参照リンク

8020推進財団|禁煙支援

厚生労働省 e-ヘルスネット|歯周病と全身の状態 喫煙と歯周病の関係

協会けんぽ 健康サポート|受動喫煙による歯周病のリスクは喫煙よりも高い!?

厚生労働省|歯の健康

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