だるい原因は病気かも?症状チェックして医師に相談!

体中どこもかしこもだるい…これって病気?いつまでもだるさが続けば、不安になるのも無理はありません。だるいと感じる病気の主な症状や効果のある薬を挙げて、みなさんが自分で病気を特定できるお手伝いをします。​しっかりチェックしてください。

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休んでもだるいなら病気の疑いあり

ストレス社会の現代で生きている限り、「だるい」「体が重い」「やる気が出ない」「疲れが取れない」と感じることはいくらでもあるでしょう。休んで回復するだるさなら問題ありませんが、休んでもだるいなら、思わぬ病気が潜んでいる可能性もあります。この記事でだるくなる病気や原因、そして押さえておきたい治療法や生活での予防法を確認しましょう。だるさに対する新しい捉え方が生まれるかもしれません。

だるくなる病気と治療法

だるさから考えられる病気は様々です。自分である程度病気を絞り込めるように、だるさを伴う病気について、また、それぞれの治療に用いる薬の効果や副作用までお伝えします。

風邪

誰しもおそらく一度はかかるであろう病気の代表格である風邪。「風邪症候群」とも呼ばれる感染症の一種です。風邪の原因の80~90%がウイルス感染によるもので、ウイルスが体内に侵入すると、そのウイルスを排除するため、免疫機能が活性化されます。いわゆる体の防御反応で、その際、発熱やだるさといった症状が現れます。他の原因としては、アレルギー、寒さ、細菌感染によるものが挙げられます。

風邪の潜伏期間は5~6日ほどと言われています。症状は比較的軽く、発熱はあっても37~38度と微熱程度で、普通は3日ほど、長くても1週間ほどで治るのが特徴と言われています。一般的な初期症状として、鼻の粘膜で炎症が起こると、鼻水鼻づまりくしゃみ、喉の粘膜で炎症が起こると、喉の痛みといった症状が現れます。ひどくなると、個人差がありますが、頭痛悪寒関節痛など、全身に症状が及ぶこともあります。鼻水もサラサラとした水様のものから、粘り気のある粘液性へと変わることが多いようです。

「インフルエンザと何が違うの?」と思う人もいるかもしれません。大きな違いは潜伏期間と症状の程度です。インフルエンザは1~2日の短い潜伏期間の後、38~39度の高熱頭痛関節痛だるさなどの全身症状がいきなり強く現れるのが特徴です。多くの場合激しい咳を伴うようです。11月から3月の流行しやすい時期に40度近い高熱が出たら、インフルエンザを疑ってみましょう。

代表的な風邪薬

風邪薬は病院で処方される処方薬や、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬など数多くあります。代表的な処方薬と市販薬を1点ずつご紹介します。

薬名薬区分効果副作用
PL配合顆粒処方薬解熱、頭痛・関節痛・喉の痛みの緩和
鼻水・鼻づまりの解消
眠気、口の渇き、発疹、胃腸障害、過呼吸など
ルルアタックEX市販薬喉の炎症緩和、解熱、去痰
咳・鼻水の解消
眠気

急性肝炎

急性肝炎とは、主に肝炎ウイルスの感染が原因で急速に肝臓の細胞に炎症が起こる病気というのが医師の見解です。アルコールの摂取や薬剤、肥満が原因でも起こり得るとのこと。。急性肝炎になると肝臓の細胞が破壊され、肝機能が低下することで様々な症状が引き起こされます。ところが、肝臓は『沈黙の臓器』と言われ、その症状に気づきにくい上に初期症状は風邪や胃の不調時によく似ているため、見過ごされてしまうケースも多いようです。そこで、急性肝炎に現れる症状を以下に記しました。

急性肝炎の主な症状

  • ひどいだるさ、倦怠感、疲労感
  • 頭痛、発熱、喉の痛み
  • 黄疸(おうだん)
  • 褐色の尿
  • 食欲不振、吐き気

 症状は上から順に現れ、1週間ほど経過して3の黄疸が現れてやっと肝臓の病気に気づく人も多いようです。黄疸が現れると、目の結膜や顔の皮膚が黄色くなるので見た目にわかりやすくなります。治療は安静にして十分な栄養を摂ることが基本中の基本で、特に薬を飲む必要性はなく、数週間ほどで症状がよくなるようです。

貧血

貧血になると、鉄分不足などで酸素を運ぶヘモグロビンが減少することで体中の酸素が足りなくなり、だるさや倦怠感が生じます。つまり、酸欠状態になっているのです。体のあらゆる器官が酸欠を起こし、下記のような症状が出るようです。

脳の酸欠めまい、立ちくらみ、失神など
心臓の酸欠動悸、息切れ、息苦しさ、胸の痛みなど
筋肉の酸欠だるさ、肩こり、疲労感など

特に女性は毎月の生理や妊娠、出産で血液を失いやすいため、男性よりも貧血になりやすいのです。女性の5人に1人は『貧血予備軍』と言われているぐらいです。また、男性ホルモン量の違いも、貧血になりやすいかそうでないかを決める要因だそうです。男性ホルモンは血液を新たに作る指令を活発に出すため、男性ホルモンが多いと貧血になりにくいと言われます。

そうすると、男性で貧血症状がある人は要注意でしょう。男性の貧血はほとんどの場合『鉄欠乏性貧血』と呼ばれるもので、その原因の半数以上は消化管からの出血と言われます。しかし、最悪の場合はがんなどの悪性腫瘍が原因であることも考えられるので、早めに病院で診察を受けるようにしましょう。

代表的な貧血薬

貧血薬にも、風邪と同様に処方薬と市販薬があります。1点ずつご紹介します。

薬名薬区分効果副作用
フェロミア処方薬鉄欠乏性貧血の解消便が黒くなる、物をかむと金属の味がする、 吐き気、下痢、便秘、胸焼けなど
ファイチ市販薬貧血症状の改善便秘、下痢、吐き気、発疹、食欲不振、胃部不快感、嘔吐など

慢性疲労症候群

常にだるさが続くというのは辛いものです。休んで治るならいいのですが、休んでも疲労感がなくならないばかりか、体を動かせないほどの原因不明の疲労が6ヶ月以上続き、日常生活にも支障をきたすようになるというなら、『慢性疲労症候群』が疑われます。この病気は風邪や気管支炎をきっかけに始まることが多いと言われ、風邪っぽい症状が続くのが特徴です。慢性疲労症候群の代表的な症状を以下に記します。

慢性疲労症候群の5つの症状

  • 平熱より0.5℃~1.5℃高い微熱、頭痛、喉の痛み
  • 不眠や過眠(異常な眠気に襲われる)
  • 日常生活に支障をきたすほどの疲労感
  • 動くことができないほどの筋肉痛
  • 気分の落ち込みが続く気分障害

この病気の発症原因は未だ不明であるものの、様々な研究の結果そのメカニズムは少しずつ解明されてきているようです。有力説として、自律神経系、ホルモン系、免疫系の3つのバランスが崩れることが挙げられます。ストレスをきっかけに、神経系の働きに異常が生じる⇒免疫系の働きが低下⇒潜伏ウイルスが再活性化⇒免疫物質が過剰生産される⇒脳の機能異常が起こるという流れを経て、強い疲労感を始めとする様々な症状を引き起こすようです。

慢性疲労症候群の治療は、漢方薬など薬物療法を中心に行われ、体の免疫力を高めていくことを目指します。

薬名薬区分効果副作用
捕中益気湯
(ほちゅうえっきとう)
漢方薬体力と疲労の回復、特に気力衰弱に副作用は特にないが、改善が確証されるものではない
柴小桂枝乾姜湯
(さいこけいしかんきょうとう)
漢方薬神経症的症状に、強い睡眠障害に副作用は特にないが、改善が確証されるものではない

他にも、抗酸化作用を持つビタミンCや、抗うつ剤や精神安定剤が使われることもあります。こうした薬物療法が功を奏さない場合は、根本原因となるストレスに対処する方法を話し合う、カウンセリング治療が行われることもあるようです。

睡眠時無呼吸症候群

眠っている間に呼吸が止まる……これだけ聞くとひやっとしますね。いびきが強まると、睡眠時に呼吸が止まることがあります。睡眠中に10秒以上の呼吸停止を繰り返し、それが一晩(7時間以上の睡眠)で30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば、『睡眠時無呼吸症候群』と考えられています。寝ている間のことなので、自分では無自覚である人も多いようです。

この病気の怖い点は、寝ている間に無呼吸が続くことで慢性の酸欠状態になり、日中の活動に影響が生じることです。また、心肺機能にも負担がかかり、不整脈、心不全、心筋梗塞などの病気を引き起こすリスクもあると言われます。

睡眠時無呼吸症候群の主な症状

  • 日中のだるさ、倦怠感、強い眠気、集中力低下
  • すっきり起きられない、熟睡感がない
  • 起床時の頭痛、口の渇き

 睡眠時に起こるいびきの原因の多くは、気道を塞いでしまうことにあると言われます。睡眠時無呼吸症候群の治療法として、欧米や日本で最も普及しているのが、CPAP(シーパップ)と呼ばれる、気道に空気を送り続けて気道を開けておくというものです。エアチューブを伝って鼻に装着したマスクから気道へと、空気が送り込まれます。

症状が軽度であればマウスピースを用いたり、気道を塞ぐ部位を取り除く根治療法として外科的手術を行うこともあるそうです。薬物療法はないようで、適度に運動をしたり寝酒を止めたりと、生活習慣を改めることで症状の改善が見られることもあるようです。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは、全身の細胞や臓器の働きを活発にする甲状腺ホルモンの分泌が低下して、代謝が落ち、体のあちこちに不調が現れる病気と言われます。この病気は圧倒的に女性に多く、10~20人の1人に発症すると言われています。よく見られる症状は以下の通りです。

甲状腺機能低下症の主な症状

  • だるい、無気力、昼夜を問わず眠い
  • 皮膚が乾燥して、夏でも汗をかかなくなる
  • 寒がりになる、全身がむくむ
  • 体毛の脱毛
  • 声の低音化やしゃがれ声
  • 体重増加、便秘
  • 月経過多、無月経、無排卵などの月経異常

症状は多岐にわたり、人によって現れる症状は様々です。それぞれの症状は割とゆっくり進行していくので、他の病気と間違えたり、老化現象と勘違いする人も多いようです。甲状腺機能が低下するメカニズムには2種類あります。ひとつは「原発性」と呼ばれる、甲状腺が破壊されることで起こるもので、最も一般的に見られるものだそうです。もうひとつは 「中枢性」と呼ばれる、脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンが不足し、甲状腺が刺激されなくなったために起こるものです。こちらは稀なケースのようです。

この病気の治療法として、いずれの原因でも甲状腺ホルモンの投与を行います。市販薬はありません。チラージンSの内服で治療をするのが一般的なようです。甲状腺機能低下の程度によって内服維持量は変わってきますが、通常は少量からスタートし、維持量にまで少しずつ増やしていきます。薬の副作用が起こることはないとされています。

子宮内膜増殖症

子宮の内側は、子宮内膜という粘膜に覆われています。子宮内膜増殖症とは、子宮内膜が異様に厚みを増してしまう病気だそうです。通常、子宮内膜は卵巣から分泌される卵巣ホルモン(エストロゲン)の影響で、受精卵が着床しやすいように分厚くなります。しかし、もうひとつの女性ホルモン「黄体ホルモン(プロゲステロン)」との拮抗バランスが崩れた時に、エストロゲンの刺激が強くなり過ぎると、子宮内膜が異様に増殖してしまうそうです。子宮内膜増殖症の主な症状は以下です。

子宮内膜増殖症の4つの症状

  • 経血が多い「月経過多」
  • 生理出血が長引く「過長月経」
  • 生理ではないのに出血する「不正性器出血」
  • だるい、動悸、倦怠感、貧血

 子宮内膜増殖症はがんに進行することもあり得るため、症状が確認できたら早めに治療を行う必要があるでしょう。年齢や閉経の有無、妊娠の希望があるかないかで治療方法は変わってきます。妊娠を希望する場合は、低用量ピルやプロゲステロン投与によるホルモン療法を、閉経している、または妊娠の希望がない場合は、子宮自体を摘出する方法もあるようです。症状が軽ければ、経過観察のみの場合もあるでしょう。

潜在的ビタミンB1欠乏症

ビタミンB1は、糖質からエネルギーを生産し疲労回復に欠かせない栄養素です。ビタミンB1欠乏症には、末梢神経が侵される脚気(かっけ)と、中枢神経が侵されるウェルニッケ・コルサコフ症候群との2種類があると言われています。日本では白米を多く食べるようになった40年ほど前、脚気に陥りやすかったようです。現代では、脚気はインスタント食品の普及や極度の偏食が原因で、重症のビタミンB1欠乏症であるウェルニッケ・コルサコフ症候群はアルコール多飲が原因で症状が現れることが知られています。

潜在的ビタミンB1欠乏症の主な症状

  • だるさ、動悸、息切れ、イライラ
  • 肥満
  • 眼球運動の麻痺
  • 歩行運動の失調
  • 記憶力・集中力の低下
  • 時間や場所の認識する機能低下
  • 健忘症

 この病気の検査方法は、血中のビタミンB1の低下を確認することです。治療方法は、注射によってビタミンB1を1日50~100mg投与することだそうです。普段の生活でもビタミンB1を多く含む食品を摂り、お酒は適量にすることが大切です。ビタミンB1は体に取り入れにくいので、意識的に食品やサプリメントで摂取するのもいいでしょう。

更年期障害

40・50代の女性なら誰にでも起こり得ると言われる更年期障害。更年期とは、卵巣機能が低下し女性ホルモンの分泌が少なくなる、言わば「閉経を向かえる前後の期間」のことを指します。この期間には個人差がありますが、大体40代半ば頃と言われています。最近では若年性更年期障害と呼ばれる、30代から40代前半の女性でも更年期障害に似た症状が見られることがあるようです。

更年期障害は自律神経失調症のひとつで、ホルモンバランスの乱れが原因で身体的にも精神的にも様々な不調が現れると言われます。

更年期障害の主な症状

  • 重だるい、疲れやすい
  • ホットフラッシュ(体のほてり、のぼせ)
  • スウェッティング(大量の汗、突然の汗)
  • 肩こり、頭痛
  • めまい、耳鳴り、動悸
  • 精神的症状(イライラ、不眠、不安感)

症状の現れ方にも個人差があります。不調をほとんど感じないで日々を過ごせる人もいれば、日常生活にも支障をきたすほど重い症状に悩む人もいます。いずれにしても更年期障害の疑いがあるなら、まずは専門医の診察を受け、血液ホルモン検査をするのがいいでしょう。薬は安心・安全の生薬や漢方薬が用いられることが多いようです。

薬名薬区分効果副作用
命の母A市販薬(生薬)更年期障害の症状改善副作用は特にないが、改善が確証されるものではない
加味逍遥散(かみしょうようさん)漢方薬のぼせ、イライラの改善ごく稀に発疹、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛・下痢、肝機能障害、黄疸などの症状が出ることがある

命の母Aには、女性に必要な13種類の生薬が含まれています。漢方薬は数多くありますが、三大婦人用漢方薬と呼ばれる「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「加味逍遥散(かみしょうようさん)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」も、それぞれ症状に合わせて病院で処方されることが多いようです。

うつ病

「うつ病」という病名を耳にするようになって久しいですね。うつ病の患者数は年々増加しており、いまやうつ病は誰にとっても身近な病気と言えるでしょう。なぜ発病するのか、そのはっきりした原因はまだよくわかっていません。脳の働きに何らかの問題が起き、環境要因や身体的要因など、様々な要因が重なって発病すると言われています。うつ病は心の症状だけでなく、体の症状が現れることもあります。

うつ病の主な症状

  • 抑うつ気分
  • 喜びや好奇心の消失
  • 意欲の低下、億劫感
  • 本や会話の内容が何も頭に入ってこない
  • 不適切・無意味な罪悪感
  • 食欲がなくなる
  • 睡眠障害
  • 動悸、息苦しさ、口の渇き
  • だるい、疲れる

うつ病の薬は、当然ながら市販では購入できません。うつ病と診断されると、医師によって抗うつ薬が処方されます。抗うつ薬にはいくつか種類があります。そのうち2つをご紹介します。

薬名薬区分効果副作用
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)処方薬セロトニンの量を調節し、不安症状を抑える飲み始めに吐き気、悪心、便秘、下痢などの消化器系の症状が現れることがある
三環系抗うつ薬処方薬うつ病の改善尿が出にくい、便秘、口が渇く

うつ病になりやすい傾向のある人の特徴は、人当たりがよく、真面目で責任感が強く、周囲の評価が高い人と言われています。また、男性よりは女性の方がなりやすいというデータもあります。生理や出産など、 女性の体のリズムによるものや、結婚などでの環境の変化が理由になっているようです。

糖尿病

糖尿病とは、インスリンの作用不足で慢性的に血糖値が高くなる病気と言われています。日本人の9割以上が2型糖尿病とされており、ストレス、運動不足、肥満、暴飲暴食などの生活習慣の乱れが主な原因のようです。糖尿病の主な症状は以下です。

糖尿病の主な症状

  • 尿の量が多くなる
  • 喉が渇くので、水分摂取量が増える
  • 体重が減る
  • だるい、疲れやすい

糖尿病治療の基本は食事療法です。糖尿病と診断されると、『糖尿病食事療法のための食品交換表』が用いられるそうです。 医師や栄養管理士の指示の下、患者さんが食品を選択し、理想的な栄養バランスの食事を摂ることができるというものです。しかし、食事療法や運動療法を数ヶ月続けても血糖コントロールがうまくいかない場合は、薬物療法を開始するようです。薬には内服薬と注射があり、注射は患者さん本人が行います。

糖尿病の処方薬

糖尿病に市販薬はなく、すべて医師による処方が必要です。代表的な処方薬を2点ご紹介します。

薬名薬区分効果副作用
 スルホニル尿素薬(SU薬)処方薬インスリンの分泌を増やす低血糖を起こしやすい、頭痛、目のかすみ、めまい、嘔吐、眠気、集中力の低下など
ビグアナイド薬処方薬インスリンの働きをよくする軽度の下痢や食欲不振

病気以外のだるい症状の原因

たとえ病名がつかなくとも、だるいと感じることは多々あると思います。病気以外でだるいと感じるのは何が原因なのでしょうか?

男性ホルモン・女性ホルモンの乱れ

更年期障害で、女性ホルモンの分泌バランスが崩れることで不調が起きるとお話しましたが、ストレスがたまると男性でも自律神経の乱れでホルモンバランスが崩れ、だるいと感じることがあります。風邪をひいているわけでもないのに、体がだるい、熱っぽい、いくら寝ても疲れが取れないなどの自覚があれば、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。

ストレスと聞いてイメージするのは精神的なものが多いと思いますが、身体的なものもストレスに含まれます。身体的ストレスとしては、睡眠不足や夜更かし、不規則な生活、女性は生理痛が挙げられます。精神的なストレスの代表は、仕事や人間関係、家庭環境、その他にも将来への漠然とした不安など、心の負荷になるものが挙げられます。真面目で責任感が強い人が精神的ストレスを溜め込みやすいと言われています。

肉体疲労の蓄積

睡眠不足や働き過ぎ、運動不足が続くと、疲労によりだるいと感じるようになるようです。ですが、夢中で何かに打ち込んでいる時、スポーツ試合で点取りに集中している時、達成感のあることをしている時など、疲労していても疲労感を感じない時もあります。マラソンハイもそのひとつと言えます。疲労感を感じなくなっても、知らない間に疲労が蓄積されて、限界を超えていることもあるでしょう。

疲労は心や体が休息を求めるサインです。熱や痛みと同じように、体を健康に保つための重要なサインと受け止めるようにしましょう。たとえ疲労を感じなくても、定期的に休息時間を設けることも大切です。気づかずに、突然バタッと倒れるなんてことがないように。

栄養不足

だるいと感じるのは、血行不良であるからと考えられています。血行不良だと疲労回復しにくかったり、肌トラブルが現れたり、冷え性になりやすかったりします。それは、ビタミンB群鉄分ミネラルなど体に必要な栄養が不足しているからです。特にビタミンB群は栄養素をエネルギーに変換する働きがあり、これらの栄養素をしっかりと摂取するだけでも、体のだるさは軽くなっていく効果が期待できるでしょう。

だるさを予防する3つの方法

だるいと感じるようになる前に、日常生活や食事でだるさを予防することができるかもしれません。実践できる3つの方法をお伝えします。

規則正しい生活をする

人間には体内時計が埋め込まれていると言われており、昼夜逆転の生活や不規則な生活は、自律神経の乱れを引き起こします。いきなりちゃんとした生活をしなさい、というのは無理にしても、少しずつ朝は決まった時間に起きるようにして朝食を食べ、朝日を浴びるようにすれば、自然と体がシャキッとしてくるでしょう。

体を鍛えて病気を予防

日頃からスポーツや体を動かすことに慣れていないと、加齢によって体力はどんどん落ちるばかりで、ちょっとしたことですぐに疲れやすくなってしまいます。適度な運動は血行を良くして疲労感を取り、疲れにくい体を作ってくれます。また心地よい疲労感で睡眠の質が上がり、生活のリズムが整う上に食欲も増すので、栄養不足に陥ることもなくなるでしょう。

だからと言っていきなりきつい筋トレや運動をすると、筋肉疲労を起こすばかりで、余計にだるさが増してしまいます。体を鍛え、体力づくりをするには、無理に激しい運動をする必要はありません。ゆるく、継続的に筋トレを続けることがポイントです。疲労物質が溜まりにくくなり、自然に体力アップさせることができるはずです。

食事は健康の基本

たくさん食べれば体力がつく、というのは昔の話です。食事はカロリーを重視するのではなく、ビタミンやミネラルなどの栄養バランスを重視し、1日3食規則正しく食べることが大切です。「体がだるい……」と感じた時におすすめなのが、豚肉や鶏の胸肉を始めとする肉類。臨床実験で科学的にも証明されています。

また、だるさを感じさせる疲労物質と言えば乳酸ですが、乳酸を分解するのに効果的と言われるのが、お酢などに含まれるクエン酸です。レモンやオレンジといった柑橘類、梅にも多く含まれています。他にも、日本人のソウルフードとも言える「ごはんと味噌汁」は、理想的なアミノ酸バランスをもたらし、疲労回復に効果があると言われています。


毎日の食事で栄養素を摂りきれない場合は、補助としてビタミン剤やサプリメントに頼るのもいいでしょう。体への吸収率を高めたビタミンB1誘導体が含まれたサプリメントを摂るのがおすすめです。

キューピーコーワiプラス

▼価格:27錠1,200円80錠2,600円180錠5,500円

▼効果:肉体疲労時のビタミンB1の補給、眼精疲労、筋肉痛、関節痛、神経痛にも

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だるいなら診察受ける

生きていれば、だるいと感じるのは一度や二度じゃないはずです。原因がはっきりしているものならともかく、わからずにずっとだるさが続くなら、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。診察は通常内科ですが、明らかなストレスを感じている場合は、心療内科や精神科に行くようにしましょう。病気が進行してからでは遅いですよ。

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