まぶたに違和感あれば病気?重い・痛みなど症状から原因探す

突然まぶたに違和感を感じたことのある経験をしている方は多いと思いますが、その違和感がどのような原因で起きているのかをしっかり把握できている方は少ないことでしょう。まぶたの重みや痛みなどの症状から、何が原因で起きているのかを探りましょう。

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​まぶたの違和感は突然やってくる​

目の疲れでまぶたが重くなったことはありませんか?スマートフォンやデスクワークで目を使い過ぎて疲れただけと思っていると、思わぬ病気の元となってしまうこともあり得ます。原因がわかっているならともかく、原因がわかっていないまぶたの違和感を放置しておくのは少し危険。突然やってくる違和感は一過性のものだと過信しないように心がけるのが大切です。まぶたの違和感には、多くの原因があり、それが大きな病気に繋がっている恐れもありますので、自分のまぶたの違和感がどのような原因で起きているのかをしっかり把握しておきましょう。

カルナ博士
わしも本を読むときに目を近づけることがあってな。そのせいで目が疲れてしょうがないんじゃよ。
ひばり
博士はまず自分にあったメガネを作るところから始めた方がいいんじゃない?まぶたに違和感を覚える病気には様々なものがあります。どのような病気があるのか、一つずつ探ってみましょう。

重いと感じるなら眼瞼下垂の可能性​

まぶたが重いと感じたなら、それは眼瞼下垂の可能性が疑われます。

眼瞼下垂の特徴

眼瞼下垂とは、上まぶたの筋肉が弱まるなどの理由で、目が思い通りに開くことが出来なくなってしまう状態のことです。わかりやすくいうと、黒目の中心部分が隠れてしまったり、一部しか見えなかったりする状態です。黒目が隠れてしまうので視界は少し遮られてしまいますが、視力が悪くなることはあまりないようです。眼瞼下垂には、先天性のもの後天性のものの二種類があります。

症状

まぶたが開かなくなるので、傍から見ると軽く目を閉じているように見えます。そのせいで視界も遮られてしまい、思うように景色を見ることが出来ません。それだけではなく、眼瞼下垂になったまぶたを開こうとすると筋肉に負担がかかって疲労させてしまったり、その副産物として頭痛腰痛肩こりなどを伴うこともあります。まぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋にはミュラー筋という持ち上げる手助けをする筋肉が不随しており、まぶたを開くときにミュラー筋が収縮することで交感神経が高まってしまい、起立筋に緊張が入って肩こりを起こしてしまうと言われています。

先天性眼瞼下垂

先天性の眼瞼下垂は、生まれつき眼瞼挙筋が弱い、あるいはそもそも存在しないなどの理由で起こるものとなっています。片目のみのケースもあれば両目とものケースもありますが、割合としては8割の方が片目のみの眼瞼下垂であると言われています。先天性眼瞼下垂は遺伝によって起こるケースが多いとされており、両親に眼瞼下垂の方がいると生まれてくる子供も眼瞼下垂を伴ってしまう可能性が高くなるようです。

後天性眼瞼下垂

後天性の眼瞼下垂は、コンタクトレンズを長期間使用したことによるものや、花粉症やアレルギーなどで目を擦ってしまった場合、さらには加齢によってまぶたが垂れてしまったりと、様々な理由で起こってしまいます。それ以外にも、怪我や生活習慣によって起こってしまうケースもあるようです。後天性眼瞼下垂は、眼瞼挙筋と挙筋腱膜が剥がれてしまうことで起きるとされており、先天性と違って眼瞼挙筋に異常があるわけではなく、正常に動いています。​後天性眼瞼下垂が起こす症状としては、肩こり頭痛目や額にしわを増やしてしまったりなどがあります。

眼瞼下垂の治療・対策​

後天性眼瞼下垂にならないための対策は、日常的なものとしてはまず目を擦らないことです。アレルギーなどでかゆくなっても、擦るのは我慢するようにしましょう。また、コンタクトレンズを着けている方は必要時以外は着けないようにするとよいでしょう。

その他にも、目のトレーニングというものもあり、これも効果的です。やり方は、

  1. 指でまゆ毛を固定して目を閉じます。
  2. 両目を大きく見開いて数秒間維持します。
  3. 目を閉じます。​

となっています。これを3回1セットとして、まずは3セットほど行ってみましょう。

先天性眼瞼下垂の方やもう眼瞼下垂になってしまったという方は、病院などで治療を受けることをおすすめします。眼瞼下垂にも治療方法がいくつかあり、眼瞼挙筋がどれくらいの機能を持っているかどうかで治療法が違ってきます。自分のまぶたはどうなっているのかを確認するためにも、一度は医者の診断を受けてみてください。

カルナ博士
眼瞼下垂は、症状がひどいものだと目がほとんど塞がっている場合もあるんじゃ。 

痙攣があるなら眼瞼痙攣の可能性

まぶたの痙攣がある場合は、眼瞼痙攣の可能性があります。

眼瞼痙攣の特徴​

眼瞼痙攣とは、簡単にいうとまぶたが痙攣を起こす症状のことです。目が疲れてまぶたがピクピクとした動きをしたり、まばたきの回数が増えたりした経験がある方は、もしかしたら眼瞼痙攣を患わっている可能性があるかもしれません。あまり聞かない病気と思いがちですが、日本では数十万人の方がこの眼瞼痙攣の患者であると言われており、実は身近な存在になっているのです。眼瞼痙攣は、原発性のもの薬物性のものの二種類があると言われています。

症状

眼瞼痙攣の症状は、ドライアイと似ていることが多く、眼瞼痙攣だと気づかないケースが多々あるようです。ドライアイの治療をしていて症状が緩和されない場合は眼瞼痙攣を疑った方が良いかもしれません。具体的な症状としては、が乾いてしまったり、まぶたの周りにある筋肉がピクピクと動いてしまったり、まぶしい感じがしたりと様々です。

眼瞼痙攣のやっかいな所は、必ずしも痙攣するとは限らないという点です。痙攣という名前があるからまぶたが痙攣したら眼瞼痙攣なんだ、と思い込むのは危険。眼瞼痙攣は、自由に目が開けにくくなるという症状もあります。痙攣というよりは、目の開閉機能に異常が起きた症状であると言った方がわかりやすいかもしれません。

ドライアイと眼瞼痙攣

症状が似ているため、患者からも医者からもドライアイと間違われがちです。この二つを見分けるための、ドライアイか眼瞼痙攣なのかを判断するまばたきのテストが存在します。まばたきのテストを行うことによって、ドライアイなのか眼瞼痙攣なのかを判別することが可能になります。まばたきのテストの他にも、CTスキャンMRI検査なども行い、眼瞼痙攣なのかということの確証を得ます。

片側顔面痙攣と眼瞼痙攣

眼瞼痙攣と似た症状に、片側顔面痙攣というものがあります。これは片側の顔の筋肉が痙攣する症状であり、眼の周辺も痙攣することがあります。片側顔面痙攣は40歳以上の方における発症率が高くなると言われており、特に女性は注意が必要です。眼瞼痙攣との違いは、こちらは片側の顔に症状が出るものの、眼瞼痙攣はまぶたのみに現れ、症状の範囲が広がることはありません

眼瞼痙攣の治療・対策

眼瞼痙攣が発症する原因は不明となっており、明確な治療法という者が現時点では確立されていません。薬物性の眼瞼痙攣は薬の使用を少なくすることで緩和できると言われていますが、医者から指示された量を減らすのは薬の効果が半減してしまう可能性もあります。そのため、薬の量を減らす場合は主治医と相談しましょう。

原発性のものに関しては、少しでも症状を緩和したり発症するのを抑えるために、目を疲れさせないようにケアすることが大切です。例えばテレビやパソコン、スマートフォンを長時間見ることを控えたり、コンタクトレンズを使用している方は使用を控えたり、充分な睡眠をとったりなどです。これらを日々行い、目を必要以上に消耗させないようにしていきましょう。

ひばり
目が開けにくくなったら、眼瞼痙攣の可能性がありますね 。

腫れがあるならバセドウ病の可能性​

まぶたに腫れが起きている場合は、バセドウ病の可能性が疑われます。

バセドウ病の特徴​

バセドウ病とは、甲状腺という喉仏の下に位置する蝶のような形をした臓器が、甲状腺ホルモンを過剰に分泌し、必要以上に機能を高くしてしまう病気です。バセドウ病によって、甲状腺機能亢進症​(こうじょうせんきのうこうしんしょう​)に至ってしまいます。発症が高い年代は20代~50代ほどと青年・壮年期となっており、特に若い女性が多く発症する傾向があるようです。

症状

バセドウ病が引き起こす症状は、第一に甲状腺が腫れてしまうことです。この症状によって、あたかも首が太ってしまったかのように見えてしまいます。有名な症状としては眼球突出があります。名前の通り目が飛び出てしまう症状なのですが、日本人では程度は軽いと言われているようです。その他にも、エネルギーの消費が増えることによって疲れが出やすくなり、息切れ動悸が起こってしまったり、代謝が進んで体重が減少傾向になったり、精神に作用してイライラ怒りなどを起こしたりします。

高齢者は発症に気づきにくい

若い方は、バセドウ病にかかるとわかりやすい症状が現れるので判別がつくのですが、高齢者の方になると食欲がなくなったり、元気がなくなったりとわかりづらい症状を発症する傾向があるので、バセドウ病と判別することが難しくなっています。また、高齢者の方は循環器の症状が強く出ることがあり、それがきっかけでバセドウ病だったということがわかったというケースもあるようです。

自己免疫疾患のひとつ

自己免疫疾患とは、本来体にとっての敵を排除する役割を持つ抗体が、何らかの原因で自身の体を攻撃してしまう抗体を作ってしまう疾患のことです。バセドウ病もこの自己免疫疾患に当てはまります。甲状腺を過度に刺激してしまう抗体が作られてしまい、結果バセドウ病が発症してしまうと言われているのです。

バセドウ病の治療・対策

バセドウ病の治療は、主に二つの治療法が存在します。薬によるものとアイソトープ治療と呼ばれるものです。バセドウ病にかかってしまった方の多くは、薬による治療を受ける方が多いです。

薬による治療は、抗甲状腺薬を2年から3年ほど服用していきます。抗甲状腺薬は最低でも1年の服用が必要とされていますが、大半の方は2~3年で甲状腺ホルモンが正常化するようです。ただし、これは自己判断ではなく、医者に経過を見守ってもらい、服用を続けるかどうかを判断してもらいましょう。

アイソトープ治療とは、放射性ヨウ素を使用して行う治療のことで、傷が残ることもなく、美容性にも優れている治療法です。特別な治療を行うというわけではなく、治療法は放射性ヨウ素が含まれたカプセルを服用するだけです。しかし、この治療法は誰でも行えるものではありません。ほとんどの方が行うことが出来ますが、妊娠中の方や授乳中の方は服用が禁止されており、18歳以下の方は主治医と充分な検討を行う必要があります。

カルナ博士
身体を守るはずの抗体が攻撃をしてしまうなんて、困ったものじゃのう。 

痛みがあるならものもらいの可能性​

まぶたに痛みを感じる場合は、ものもらいである可能性が疑われます。

ものもらいの特徴​

ものもらいとは、まつ毛の生え際部分に細菌が感染することで化膿する炎症のことです。ものもらいという名前が有名ではありますが、学術的には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と言います。まつ毛の生え際には脂や汗を出す腺があり、ここに細菌が感染してしまうことで、麦粒腫が起きてしまいます。また、ものもらいにはもう一つ霰粒腫(さんりゅうしゅ)という症状も存在します。ものもらいは汗をかきやすい夏や、季節の変わり目、抵抗力が弱いときに発症しやすいと言われています。

麦粒腫の症状

細菌に感染することで発症する麦粒腫の症状は、わかりやすいものだとまぶたの付近に膿が現れるものです。ものもらいといえば、多くの方がこの症状を想像するのではないでしょうか。その他にも、まぶたが腫れてしまう目のかゆみや目が充血して赤くなる、目がゴロゴロしてしまうなどがあります。

また、麦粒腫にはまぶたの外側にできる外麦粒腫と、まぶたの内側にできる内麦粒腫があります。外麦粒腫は皮膚側へ腫れ、内麦粒腫は結膜側へ腫れることが多くなっています

霰粒腫の症状

マイボーム腺と呼ばれる器官に脂肪が詰まることで発症する霰粒腫の症状は、麦粒腫と同じようなできものが発生してしまうことです。この霰粒腫はまぶたの腫れやしこりを起こさせます。霰粒腫自体に痛みはないものの、マイボーム腺が細菌感染してしまうと強い痛みを伴う化膿性霰粒腫になってしまいます。

ものもらいの原因

麦粒腫は、まつ毛の生え際部分に細菌が入り込んでしまうことで発症してしまいます。細菌が入り込んでしまう原因としては、汚れた手で目を擦ってしまったり、免疫力が低下しているなどの理由があります。炎症の原因となる細菌は黄色ブドウ球菌であることが多いとされており、これは人間の皮膚や髪の毛に生息しており、我々の身近に存在しています。

霰粒腫は、マイボーム腺に脂肪が詰まることで発症してしまいます。本来マイボーム腺は脂肪を分泌しているのですが、何かしらの理由で出口に栓をされてしまうと、脂肪が詰まってしまうのです。マイボーム腺が脂肪で詰まってしまう原因は、皮脂分泌が正常に行われなかったり、女性の場合はアイメイクをしたことによってマイボーム腺を塞いでしまった、などがあります。

ものもらいの治療・対策​

ものもらいの予防策は、まずは目の周りを清潔にすることです。汚れた手で目を触らないなどの基本的なことや、メイクをする場合はアイメイクでマイボーム腺を塞がないように工夫するなどがあります。ものもらいになってしまったら、症状によって治療法が異なってきます。

霰粒腫の場合は、それ自体に痛みを伴うわけではないので、放置していれば破裂し、自然治癒することがあります。自然治癒をする場合は、目の周りを清潔に保つようにしましょう。眼帯をすると細菌が繁殖する恐れがあるので、つけないようにしましょう。霰粒腫のしこりが大きくなってしまった場合は、眼科に行って治療薬をもらって治療しましょう。化膿性霰粒腫の場合も抗菌薬をもらって治療を行います。

麦粒腫の場合は、軽度の場合は抗菌薬で治療することができます。しかし悪化してしまった場合は状態にもよりますが、切開手術を行って膿を摘出することもあります。重度にならないように、麦粒腫になってしまったら放置せずに早めに医者の診断を受けるようにしましょう。

ひばり
基本的に霰粒腫の場合は放置、麦粒腫の場合は薬による治療が推奨です。 

全身不調なら自律神経失調症の可能性​

まぶただけではなく、全身が不調となっているならば、自律神経失調症の可能性が疑われます。

自律神経失調症の特徴

自律神経失調症とは、不規則な生活などによって自律神経のバランスが乱れてしまい、様々な症状を起こしてしまう病気です。この病気では下痢やだるさなどの症状を起こすことがありますが、内臓や器官に不調があるわけではないので、これらの病気を疑って医者で診断を受けても異常はないとされてしまうことがあります。

症状

自律神経失調症の症状は様々で、肉体的なもの精神的なものまで幅広く存在します、一例を挙げると、肉体的なものは下痢耳鳴めまい手足のしびれ頭痛酸欠感倦怠感などで、精神的なものはイライラをはじめとして不安恐怖集中力の欠如憂鬱になる、やる気がでなくなる疎外感記憶力や注意力が低下するなどがあります。

自律神経失調症の原因

原因は人によって異なるのですが、特に多いのがストレスによるものです。仕事の辛さや人間関係、環境の変化など、様々な要因がストレスとなって自律神経を不安定にさせます。また、不規則な生活をしていることによっても発症するようです。子どもの頃から神経が過敏でストレスに弱い方だと、自律神経失調症になりやすくなると言われています。

自律神経失調症の4つのタイプ

自律神経失調症には、大きく分けて4つのタイプが存在します。

本態性自律神経失調症

このタイプの自律神経失調症は、生まれつき自律神経が乱れやすい傾向にあると言われています。特徴としては、低血圧や虚弱体質である方に多いようです。

神経症型自律神経失調症

このタイプの自律神経失調症は、心理的な影響が強いと言われています。身体の不調に敏感で、少しの変化でもストレスになってしまうことが多く、精神状態に左右されやすいようです。

心身症型自律神経失調症

このタイプの自律神経失調症は、日常生活でたまったストレスを無理に抑えることが原因であると言われています。ほとんどの方がこのタイプに当てはまり、日々の仕事などでたまった疲れやストレスが自律神経を乱してしまいます。精神的にまじめな方がなりやすいと言われています。

抑うつ型自律神経失調症

このタイプの自律神経失調症は、ストレスが溜まったことによる鬱反応が原因であると言われています。上記の心身症型自律神経失調症がさらに進行した結果ともいえます。このタイプでやっかいなのが、診療を受けても鬱が体の症状に隠れてしまって適切な治療が受けにくくなっているという点です。これにより、長期に渡って苦しんでしまう方もいるようです。

自律神経失調症の治療・対策

自律神経失調症の原因は、多くはストレスによるものなので、まずはストレスを減らすことから始めましょう。趣味で発散したり、ゆっくり球速をとったり、マッサージなどを受けたりなどして、ストレスを減らしていきましょう。

また、薬による治療も効果的です。種類は自律神経の中枢に作用する自律神経失調製剤や不安や緊張を和らげる精神安定剤、自律神経のバランスを整えてくれるビタミン剤抗うつ剤などがあります。これらの薬を使用する場合はきちんと医者の指示に従って服用しましょう。自分の意思で薬を決めてしまうと、選ぶ薬を間違えて効果がでない、なんてことも考えられます。

カルナ博士
自律神経失調症は体全体の様々な症状を起こすから厄介じゃな。 

かゆみもあるなら花粉症の可能性​

まぶたにかゆみがある場合は、花粉症である可能性があります。

花粉症の特徴

春が近づくと発症者が現れることで有名な花粉症ですが、実はほぼ一年中花粉は飛散しています。特に多いのがスギ花粉による花粉症で、早ければ1月下旬から長くて6月頃まで患う方がいます。他の時期にも、他の植物を原因とする花粉症があります。今では日本人の3人に1人が発症してい​と言われるほどになっており、国民病ともいわれています。

症状

花粉症によって起こる症状は、鼻づまりくしゃみ目のかゆみ肌の荒れなどがあります。鼻づまりでは片方の鼻のみが詰まることもあれば、両方の鼻が詰まることもあります。

風邪と花粉症の違い

症状が似ていることから、よく風邪と間違う方も多いですが、症状をよく観察してみると違いがあります。例えばくしゃみの場合は、花粉症では立てつづけに何回も出ることがありますが、風邪では立て続けに出ることはほとんどありません。その他にも、花粉症には目のかゆみがありますが、風邪が原因で目がかゆくなることはほとんどありません。花粉症は季節の変わり目に発症することもあり、丁度その時期は風邪もひきやすいので混同しがちですが、症状をよく観察して適切な処置を行うようにしましょう。

花粉症の原因

花粉症の原因は、わかりやすくいうと体内に入り込んだ花粉を体は異物として認識し、それを体外に出すために鼻水やくしゃみを起こすというものです。花粉症患者が多くなった理由としては、昭和時代に多量に植林されたスギの木が成長し、その分だけ花粉をまき散らしていると言われています。スギは成長するのが早く、第二次世界大戦後の物資が不足した時代に建築資材として使用するために植えられました。しかし外国産の材木の方がコスト面で安くなり、植えたスギが使われずに放置され、花粉を放出しているとされています。

花粉症の治療・対策​

現時点では、花粉症を完全に治すことはできないと言われています。それでもある程度緩和することは可能となっています。まずはマスクをして外に出ること。マスクをして花粉を吸いこむ量を減らし、症状を緩和させるのです。その他にも、点鼻薬(鼻炎スプレー)や抗ヒスタミン剤などの飲み薬を使用することもおすすめです。ただし、鼻炎スプレーは効果が薄くなったからといって使用し過ぎるのは危険です。薬剤性肥厚性鼻炎​という鼻炎になってしまう可能性があります。

ひばり
まぶた以外にも、花粉症は鼻水やくしゃみなどが厄介ですね。外に出るときはマスクをするのを忘れないようにしましょう。 

ストレス・疲労でもまぶたに違和感​

病気以外にも、ストレスや疲労などによるまぶたの違和感もあります。

違和感のパターン​

一番起こしやすい原因は、目の使いすぎでしょう。長時間パソコンやテレビ、スマートフォンを見るなどして目を酷使していると、まぶたに違和感を覚えることがあります。睡眠不足も原因の一つです。夜更かしして睡眠時間が少なくなったり、精神的な理由で眠れなくなったりなど、睡眠不足には様々な理由がありますが、しっかりと寝ておかないと目が十分に休憩できずに疲労が蓄積してしまい、結果違和感を覚えることになってしまいます。ストレスも原因の一つとなっていて、ストレスが溜まると目の筋肉が常に緊張した状態になり、血行が悪くなって違和感を覚えます。また、眼瞼ミオキミア​という片側のまぶたが自分の意思とは無関係に動いてしまう症状もあり、この症状はストレスや疲労が原因で起こると言われています。

自分でできる簡単対策​

簡単にできる対策としては、サプリを摂取したりマッサージをしたりする方法があります。サプリメントを使用する場合は、眼精疲労に効果的なブルーベリーを含んだサプリメントを使用すると良いでしょう。ブルーベリーにはアントシアニンという成分が含まれており、目の働きを助けてくれる効果があります。このアントシアニンを豊富に含んでいるサプリメントを選び、摂取しましょう。

マッサージをする場合は、丁寧に行うようにしましょう。太陽攅竹など、目の周りにあるツボを押したり、眼球体操を行ったりすると良いです。太陽というツボはこめかみから目じり側にあるくぼみで、攅竹は眉頭下にある深いくぼみ​のことです。この太陽に親指を、攅竹に人差し指を当てて同時に8回ほど押しましょう。注意点としては、マッサージをするときは強く押し過ぎないようにすることです。強く押してしまうと、最悪の場合失明してしまう恐れがあります。最初にいったように、丁寧に行うようにしましょう。

まぶたの違和感続くなら病院で診断​

まぶたの違和感は、単純に疲労からくるものだと思いがちですが、この記事で紹介したように様々な病気が元で起きている可能性もあります。すぐに治るものだと思って放置するのではなく、まずは原因を探り、どのような理由でまぶたに違和感が起きているのかを把握することが大切になります。この記事で紹介した病気に当てはまり、治療・対策法を実行してもなお違和感が続くようなら、病院による診断を受けることをおすすめします。ここで紹介したやり方で症状が緩和されることもありますが、やはり医者の診断を受けて適切な処置を受けた方が精神的にも安心できます。特にデスクワークの方はまぶたを酷使しがちです。まぶたに少しでも違和感を覚えたら、原因を探って適切な処置を行うようにしましょう。

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