赤ちゃんのひきつけで慌てない!対処が必要な症状と判断基準

赤ちゃんがひきつけを起こしてしまうととても心配になりますね。しかし、慌てる前に赤ちゃんの様子で判断すべき基準があります。対処が必要な場合と問題がない場合を冷静に判断していけるように、詳しい判断基準をお教えします!

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ひきつけが起きたらすぐに救急車?

​いつも元気な赤ちゃんでも、突然ひきつけを起こしてしまうことがあります。いきなり様子が急変するととても心配になり、命に係わる危険性もある=救急車を呼ばなきゃ!と判断するのが一般的です。でも、ちょっと待ってください。赤ちゃんのひきつけは、症状や様子を観察していれば、すぐに病院へ行かなくても大丈夫な場合もあるんですよ。救急車を呼んでかけつける頃にはひきつけが収まっているケースもあり、判断が難しいところですが、慌てず落ち着いて観察すれば判断できることもあります。もちろん、一刻を伴う状態だと判断した場合は救急車を呼ぶことも大切ですが、自分で判断できることがあればチェックしてみましょう。

カルナ博士
わしも寝ているときに身体がビクビク震えることがあるんじゃ。これは病気かのう…?ひばりくんはそういうことはないかね?
ひばり
博士の症状は「ジャーキング」といって、お風呂に入った時や寝ている時に起こりやすい現象よ。極端にひどくなければ心配要らないわ。それより赤ちゃんが起こすひきつけは、まだ言葉で伝えられない分、原因がはっきりしないから心配になりますね。赤ちゃんの様子から判断できることもあるので、その時は慌てず冷静にチェックして下さい。

赤ちゃんのひきつけとは

そもそも、「ひきつけ」とは自分の意思とは関係なく身体がけいれんしてしまう症状のことを指します。赤ちゃんのひきつけの多くは熱性けいれんが多く、発熱とけいれんを同時に伴う場合が一般的です。身体の一部分のみがけいれんする場合、全身がけいれんする場合などそのときによってけいれんが起こる部分は違ってきますが、ほとんどの場合は数分で収まり命に別状はないとされています。後遺症が残らないか心配になる人もいますがその可能性は低く、1~2回起こってすぐに収まるようであれば心配ないと判断できます。しかし、赤ちゃんの様子だけではどうしても読み取れない場合もあるため、ひきつけが起きた際は赤ちゃんの側から離れずに、他におかしいところがないかなどをよく観察するようにして下さい。

ひきつけの起こりやすい時期

​赤ちゃんのひきつけが起こるのは、ほとんどのケースが乳児期で生後6ヶ月経っている場合です。生まれてから生後6ヶ月頃までは母親から貰った免疫機能があるおかげで、目立った病気にかかることは少なくなりますが、生後6ヶ月頃になるとちょうどその免疫がきれる時期に差し掛かるので、急に風邪をひいたりひきつけを起こしやすくなるようです。生まれて間もない新生児期は、比較的ひきつけが起こりにくい時期だとされていますが、5分以上続けてひきつけを起こしている場合は要注意!稀に脳に関わる病気や代謝異常などが考えられるため、もしもの場合を想定してすぐに病院を受診することをおすすめします。


逆に新生児にひきつけを起こしても赤ちゃんの機嫌が良く、すぐに収まる場合には生理的なものだと考え、過剰に心配する必要はないでしょう。かといって、何も異常がないと確実に判断できるわけではないので、ひきつけの症状や赤ちゃんの様子が気になれば医師に相談すると安心です。ひきつけとよく似た現象で、この時期に多い「モロー反射」と呼ばれるものがあります。大きな音がしたときや急に身体を動かしたときにビックリして手足が反応する動作をしますが、モロー反射は赤ちゃんが発達する過程において正常な反応であり、生後3~4ヶ月頃になると自然に収まるのが一般的です。ひきつけにも少し似ていますが、赤ちゃんの機嫌やひきつけを起こした状況などを整理して判断していきましょう。

ひきつけの原因

赤ちゃんがひきつけを起こす原因として、一時的な発作や脱水、場合によっては貧血や病気が原因で引き起こされることも考えられます。突然ひきつけを起こしてしまうと不安になりますが、まずは思い当たる原因がないかを思い出してみましょう。

熱を伴う一時的な発作

赤ちゃんのひきつけで最も多い原因となっているのが、風邪などで発熱しているときに起こる一時的な発作です。あくまで一時的なものなので、ひきつけの症状自体も数分で収まり緊急を要するケースはほとんどありません。しかし、中には発熱がない場合でもひきつけを引き起こしてしまうことがあるので、子供が風邪をひいてひきつけを起こした時は、熱があると思い込むのではなく、38℃以上の発熱があるかどうかを確認するようにして下さい。もし目立った発熱もなくひきつけを起こしている場合は、緊急を要することも考えられるのですぐに病院に連れていくことが大切です。

泣いた後に起こるもの

​赤ちゃんは、成長するにつれて少しずつ人間としての自我が芽生え、「あれしたい!これしたい!」という欲求が強くなっていきます。特に好きなものや嫌いなものがはっきりしてくる生後6ヶ月~2歳頃までをピークに、自分の思い通りにならないとかんしゃくを起こし大泣きしてしまうケースも珍しくありません。その際、赤ちゃんが泣いた後にひきつけを起こすことがあり、赤ちゃんの性格によっては頻繁に起こる場合もあります。しかしその多くは成長すると共に収まっていくので、神経質になる必要はありません。仮に子供が成長していつまで経っても改善されないときは、医師に相談して判断してもらうと良いでしょう。

脱水症状

​大人にも多い脱水症状ですが、赤ちゃんも脱水症状になることがあります。赤ちゃんは大人より多くの水分が必要になり、体内の10%ほどが失われただけでも危険な状態になります。その際ひきつけを起こしたり、赤ちゃんの様子がぐったりするようになるので、季節に関係なくこまめな水分補給を心掛けましょう。赤ちゃんが水分不足になってくると、肌が乾燥しカサカサになる場合もあるので、しっかりと観察して脱水状態にならないように気をつけることが大切です。母乳やミルクだけでは足りない時は、赤ちゃん用のイオン飲料なども活用して症状が重くならないようにして下さい。

貧血

母乳やミルクを飲んでいても、貧血が原因でひきつけを起こすケースもあります。脳内の神経伝達物質の働きには鉄分が深く関係しており、これが不足するとけいれんや失神を引き起こす可能性が高くなります。赤ちゃんが鉄不足になっているかどうかは目では判断しにくく分からないことも多いので、特にこれという原因が特定できないときは病院で医師に相談してみると、貧血が原因の場合は適切な方法で鉄分を補給できます。

何らかの病気の可能性

​ひきつけが起こる頻度が極端に多かったり、赤ちゃんが意識朦朧としている場合などいつもと明らかに様子が違う場合は、何らかの病気が潜んでいる可能性も否定できません。病気ではなかったとしても、辛い状態が続くことで赤ちゃんの体力はどんどん消耗していき命に係わる危険性も出てきます。このような場合はできるだけ早く病院に連れていき、医師に診察してもらうことが必要です。

赤ちゃんのひきつけの原因はこんなにある!

  • 38℃以上の発熱を伴う場合
  • かんしゃくが起こり泣いたとき
  • 脱水状態になったとき
  • 貧血になっている
  • 何らかの病気によるもの

 乳児期は赤ちゃんが辛いのを言葉で伝えられない分、普段から様子を観察してひきつけを起こした際に当てはまる原因がないかをチェックしてみましょう。一時的な発作であれば大事には至りませんが、それ以外が原因になっていると重症化して危険な状態になる場合も考えられます。ひきつけが続き不安なときは病院で診てもらうのが1番安心できますよ。

ひばり
できれば赤ちゃんが生まれる前から、具合が悪くなったときすぐに連れていける「かかりつけの病院」を決めておくと何かあったときにアタフタせずに対応できるので安心ですね。緊急を要することも想定して、自宅に近い総合病院の下調べもしておくと尚良しですよ。

ひきつけが起こる原因と症状

​ひきつけが起こる原因のひとつに、「何らかの病気によるもの」と説明しました。では、ひきつけの症状を伴う具体的な病気にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。一時的なひきつけを伴う症状以外にも、重大な病気が潜んでいる可能性もあるので注意が必要です。​

熱性けいれん

生後6ヶ月~小学校入学前までの子供に多いとされるのが「熱性けいれん」です。38℃以上の高熱が出ているときにけいれんを伴うもので、その多くは長くても5分程度と数分間で収まるのが一般的だと言われています。高熱が出る度にひきつけを起こす子供も多く、すぐに収まるようであれば後は座薬や薬で通常通り風邪を治す流れとなるでしょう。注意すべきポイントはけいれんが続く時間と意識があるかどうか。5分を経過しても収まらない場合や意識がはっきりとしていない場合は病院で血液検査・MRI・髄液検査などを行い検査を行う必要があります。何度も熱性けいれんになっている場合でも、急に意識障害やけいれんが持続することも考えられるため、けいれんが起きていたらしっかりと様子を観察しましょう。

泣き入りひきつけ

泣き入りひきつけは、別名「憤怒(ふんど)けいれん」とも呼ばれ、生後6ヶ月頃~2歳の子供に多い症状です。知的障害や後遺症などの心配はありませんが、「青色失神」と「白色失神」の2種類があり、それぞれひきつけの症状が異なります。大半の子供に当てはまるのが「青色失神」で、かんしゃくを起こし大泣きすると無呼吸状態に近くなるため身体を反る・身体が固まるなどのひきつけが起きます。その際、顔面蒼白になり顔色が優れなかったり、力がなくぐったりした様子が見られることもあるようです。


一方、「白色失神」は、何かの衝撃でビックリしてしまい、涙はそれほど出なくても心拍が停止することで脳内の血流が悪くなりけいれんが起こる症状です。青色失神に比べて起こる確率は低いですが、共通している部分は「小児てんかん」の症状と似ていること。詳しくは病院で検査を受ける必要がありますが、泣き入りひきつけの場合は脳波に異常がないため気になる人はハッキリすることができますよ。泣き入りひきつけは、自我が強くかんしゃくを引き起こしやすい性格や怖がりで繊細な性格の子が発症しやすいと言われています。ひきつけを起こし無呼吸状態が続いたり、顔色が優れないときは病院を受診することをおすすめします。

てんかん

脳の慢性疾患と言われる「てんかん」は、突発的な発作を繰り返す病気で年齢や性別に関係なく突然発症することもあります。症状としては以下のようなものがあります。


・短時間の間、意識がなくなる

・感情がコロコロ変化し、突然思いもよらない行動にでる

・手足が突っ張り身体が硬直する

・身体がピクッとけいれんする

・けいれんが起きている状態の中で、規則的なリズムで手足を曲げ伸ばしする


他にも人によって様々な症状が現れますが、症状のひとつにもあるように身体が反応するけいれんは、泣き入りひきつけなどと区別がつきにくく、判断が難しい症状です。いつどのタイミングで発症するか分からないため、てんかんの場合けいれんが一時的に収まっても何度も繰り返し引き起こされるケースもあります。発病する年齢は3歳以下が最も多いとされていて、赤ちゃんがてんかんを発症する可能性も十分にあり得ます。けいれんの頻度が多い、おかしいと感じたら診察を受けてみましょう。

カルナ博士
他のひきつけと区別がつきにくい分、厄介じゃのう。急に起こることもあるから心配だぞい。
ひばり
そうね。発症率は人口100人に対して0.5~1人ぐらいだけど、絶対発症しないという保証はないの。でも、早期発見して症状が軽ければ、適切な治療で成長にほとんど影響が出ない場合もあるわ。「もしかして、てんかんかも…」と不安になる前に医師に相談して下さいね。

ウイルス性胃腸炎

 季節では冬~5月頃にかけて流行する「ウイルス性胃腸炎」。代表的なウイルスとして、ノロウイルス・ロタウイルスが挙げられます。生後6ヶ月の赤ちゃんから3歳頃にかかることが多く、下痢や嘔吐を伴うこともありとても厄介な病気です。胃腸炎を発症すると、平均で2~3日後に左右対称のけいれんを伴う場合も多く、数秒~数分にかけて繰り返し引き起こされるのが一般的です。このけいれんが回復後に身体に影響を及ぼすことがないため、何度もけいれんが起こり不安になりますが、胃腸炎が原因だと分かれば一緒に完治してしまうので大きな問題にはなりません。辛い症状が続きますが、重大な病気に繋がる可能性は低いので回復すれば自然とけいれんの症状もなくなります。

ビタミンK欠乏症

ビタミンKは脂溶性ビタミンのひとつで、通常は腸内細菌そうで作られています。ところが、まだ身体の機能が未発達である新生児・乳児は十分な数のビタミンKが作られにくく、「ビタミンK欠乏症」となってしまう場合があります。ビタミンKの摂取量の目安は、0~5ヶ月の赤ちゃんで5μm、6~11ヶ月の赤ちゃんは倍である10μmとなっています。ビタミンKは母乳にも少量しか含まれておらず、新生児期に3回ビタミンK2シロップを投与して予防法としています。特に生まれてから生後2ヶ月までの赤ちゃんに発症しやすいと言われていて、吐血や頭蓋内出血を引き起こし、最悪の場合は命に係わる重症に陥ることも考えられます。


ビタミンK欠乏症でのけいれんは、頭蓋内出血がある場合に引き起こされ、他にも意識障害や嘔吐、不機嫌になるなどの症状が表れやすくなります。頭蓋内出血が起きているときは、出血を止めるために治療を行う必要があり、一刻も早く病院へ連れていくことが大切です。また、新生児メレナといって、生後2~3日に下血がある場合がありますが、この場合は腸内細菌そうでビタミンKがしっかりと作られているということになるので、何もしなくても改善します。

脳炎・髄膜炎

風邪によく似た症状(頭痛・発熱・嘔吐・けいれん)が特徴である「髄膜炎」、その症状に意識障害が重なる「脳炎」は発症すると入院が必要な病気です。最初は風邪のような症状から始まり、ウイルスが髄膜まで達することで乳児の場合は頭の前部分にある隙間(大泉門)がふくらみやすくなります。風邪かな?と思い病院に連れて行ったら髄膜炎だったという事例も少なくありません。どちらの病気も重症化すると神経後遺症のリスクが高くなるため、症状が軽い内に早めに診察・治療を受けることが必要です。

脳炎・髄膜炎を引き起こすウイルスと細菌

  • おたふく風邪
  • 夏風邪
  • 日本脳炎
  • ヘルペス
  • インフルエンザ菌
  • 肺炎球菌

脳炎・髄膜炎まで発展する可能性は低いですが、これらの病気を引き起こす可能性があるウイルスと細菌でメジャーなものをあげると、意外にも多いことが分かります。乳児期からの予防接種をしっかりと受け、乳児期の間にできるだけ病気にかからないようにリスクを減らしていけると良いですね。

カルナ博士
風邪か他の病気か分からなくなってくるの~。発熱・頭痛・けいれん…普通の風邪と変わらん気がするんじゃが、どうやって判断すれば良いんじゃ?
ひばり
赤ちゃん相手には、正常な判断は難しそうね。首がすわっているなら少し下に向けてあげて、痛がったり嫌がる素振りを見せたら髄膜炎が怪しいかも。とにかく風邪だと思ったら、診察してもらって的確に判断してもらうのがベストです。病気だとしても早めの治療が大切なので、しっかり検査してもらいましょうね。

循環器系の疾患

​循環器系の疾患で乳児がかかりやすい病気のひとつとして、「川崎病」があります。100人に1人が発症すると言われるほど身近な病気です。その内4歳以下の乳幼児が8割を占めていて、血管に炎症が起き、発疹が出たり発熱を伴うのが特徴です。1967年に発見されてから未だに原因は分かっていません。38℃以上の発熱を伴うことから、熱性けいれんと同じく発熱したときにけいれんを伴う場合が出てきます。高熱が5日以上続いて手足の腫れや発疹が出るケースが多く、様々な不快症状に悩まされます。治療法としては、「ガンマグロブリン療法」と呼ばれるもので、血液製剤点滴を行うのが一般的です。発病してから1週間以内に治療を開始すると効果が高まると言われています。

ひきつけの対処方法

赤ちゃんがひきつけを起こすのを見てしまうと、「どうしたらいいの?」と焦ってしまいますよね。しかし、大人が冷静になって落ち着いて対処していくことが大切です。対処の流れやNG行為などを参考にして、もしものときに備えましょう!

赤ちゃんに楽な姿勢

ひきつけを起こしていたらまず最初にするべきことは、赤ちゃんを楽な姿勢にしてあげること。

・着ている服のボタンを外すなどして衣類を緩める

・顔を横向きにして寝かせる

始めに、赤ちゃんが苦しくないように首元に近いボタンやひもを外し、圧迫感を取り除きます。そして、万が一嘔吐しても大丈夫なように顔を横向きにしておきます。こうすることで嘔吐物が原因で窒息するのを防ぐ効果があります。頭や首元が安定しない場合は、タオルなどで固定しても良いですね。

冷静にひきつけを観察

赤ちゃんがひきつけを起こしているのを冷静に観察するのは難しいかもしれません。特に初めて赤ちゃんがひきつけを起こしたのなら、不安で心配で仕方がないという気持ちになるでしょう。しかし、一旦気持ちを落ち着かせて様子を観察することで、緊急を要するか否かの判断材料になります。

・ひきつけの現れ方

・ひきつけの継続時間

・赤ちゃんの熱

最低でも、この3つの項目は確かめておくと良いでしょう。ひきつけが左右対称に現われているか、ひきつけが続いた時間(数秒~数分)や頻度、その後熱があるかどうかも確認しておくと、病院にかかったときに説明しやすくなります。更に、顔色や他におかしいところはないか見たり優しく触って確認できるのが望ましいです。

救急車を呼ぶべき基準

赤ちゃんの様子がおかしく緊急時には救急車を呼んだ方が良い場合があります。その判断基準は主に5つになります。

・40℃以上の高熱

・平熱でひきつけを起こしている

・5分以上けいれんが続く

・短時間で何度もけいれんが起こる

・意識が曖昧(ぐったりしている)

​上記の症状に当てはまるほど病院へ急いだ方が良いでしょう。状況によっては命に係わる危険性も出てくるので、この場合はためらわずに救急車を呼びましょう。救急車が来る間に気になった様子などがあればそれも含めて医師に伝えるようにして下さい。

病院から帰宅後の対処

病院から帰宅しても注意すべきことがあります。しばらくは安静にして赤ちゃんが元気になるまでは見守ってあげて下さいね。

・水分補給をしっかりする

・入浴を控える

・数日間は外出を控える

まず、脱水を防ぐためにこまめな水分補給をしましょう。発熱などを伴う場合は更に水分不足に陥りやすいので、イオン飲料なども用意しておくことをおすすめします。また、症状が落ち着くまでは入浴を控えて、気になるようであれば赤ちゃんの様子が落ち着いたときに温かいタオルなどで身体を拭いてあげる程度に留めるのがベストです。そして、帰ってきてから数日間は外出を控えるようにして回復に専念しましょう。病院で貰った薬等がある場合は忘れずに飲ませるようにして下さい。

再発のための備え

最初にひきつけを起こしたときは戸惑ってしまいますが、次に再発したときのために備えてできることがあります。

・ひきつけの状態を記録しておく

・近隣の病院をリストアップする

​前回と同じ、前回とは違うというだけでもどうすれば良いのかを判断する材料になるため、今回起きたひきつけの状態や診察結果、薬などのデータを記録しておくと安心です。同じようなひきつけが起きたときは対処がスムーズに行えるメリットがあり、「あのときどうしたっけ?」と考えなくても済みます。次に、手帳や携帯など目につきやすいところに自宅から近い病院をリストアップしておきましょう。何かあったときにすぐに見てもらえる病院や、設備が整っている大きい病院など複数リストアップしておくと、次にひきつけが起こった際もすぐに連絡できますね。

ひきつけのNG行為

ひきつけを起こしているときにやってはいけないポイントが2つあります。ひきつけが悪化する恐れもあるので注意しましょう。

・赤ちゃんに刺激を与える

・口に物を入れて舌を噛まないようにする

​ひきつけが起きているときに刺激を加えるようなことは絶対にNGです。赤ちゃんの身体を揺らす・大声で呼ぶ・力強く触る・抱きしめるなどをすると、刺激が加わりビックリして悪化の原因になる場合があります。また一説では、赤ちゃんがひきつけを起こしたときには「口に物を入れて舌を噛まないようにしてあげる」と言われていますが、これをすると窒息などに繋がる危険性があるので止めましょう。自宅ではできるだけ赤ちゃんを楽な姿勢にして見守ってあげるのが1番です。

ひきつけは冷静に対処

赤ちゃんは未発達な部分も多く、色々な理由でひきつけを起こすことがあります。「辛そう、何かしてあげたい」と思っても、大人が焦って不安そうな表情をしていると、赤ちゃんも不安になってしまいます。まずは冷静になり、ひきつけの状況や様子の観察をしながら少しずつできることをやれば十分です。緊急を要すると判断した場合は救急車を呼び、ひきつけが収まった場合でも原因を確かめるために最初は病院を受診すると良いですね。ひきつけや気になる症状があれば、早めに対処していきましょう!

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